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ケビン・デュラントの不思議 [スポーツ]

ケビン・デュラントは現役のバスケット選手としては、最高レベルの選手である。その得点力、さらに本気を出した時のディフェンス力などは、三国志でいえば関羽のような圧倒的な存在感である。さて、しかし、人間力は弱いと思う。というか、感情的であり、いい意味で人が好く、悪い意味では計算ができない。
 今回も四年間の契約をネッツとしているにも関わらず、ネッツにトレードに出してくれと願い入れた。というか、こういうことはそもそも公にせずに、秘密裏にやるべきだろう。ここらへんも計算ができない、と思うのだが、しかもトレードに出して欲しいチームはフィニックスとマイアミと指定した。ここで指定したことで、ネットはこの2つのチームに対して交渉力を減じたので、デュラントが指定したことでより行けなくなってしまった。いや、本当、アホかも(もちろん、意中に他のチームがあってわざと偽情報をリークしたなら分からないでもないが)。
 そもそも、デュラントがフィニックスに行くような状況下では、少なくともブッカーと交換になるだろうから、現行のフィニックスの戦力は大きく減じることになる。デュラントはまさか、そういうことも計算していないのであろうか。
 というか、ネッツは来年度でもラスベガスではウォリアーズに次いで優勝確率が高いと予測されているので、ネッツにいればいいだけの話だ。というか、ウォリアーズに行くならともかくとして(いや、一ウォリアーズ・ファンとしては絶対、来てもらいたくない)、それ以外のチームだったらネッツが一番、勝率が高いと思われるのに、なぜそこを出なくてはいけないのか。
 一つ考えられるのは、親友であるアーヴィングが長期のマックス(最大)契約をネッツが拒否したことに対する抗議ということであるが、ワクチンを打つのを拒否し、プレイオフでボストンに4タテを喰らうことになった戦犯であり(アーヴィンがプレイしていたら流石、8シードでのプレイオフ進出はあり得なかった)、さらに敗戦インタビューで「ケヴィンと(チーム)をマネージしていく」と驚天動地の発言をしたことを考えれば、ネッツがアーヴィンと長期ではなく一年契約にしたのは当然のことである。
 というか、そういうことをしたければ、四年といった長期契約をしては駄目だ。長期契約をしてトレードに出してくれ、といった後、どういう将来ビジョンをデュラントは思い描いているのであろうか。どうも、感情的にその場、その場で判断をしているとしか思えない行動が多すぎる。
 デュラントの才能は図抜けている。しかし、心がそれに伴わないと、真の一流選手にはなれないのではないか。アーヴィンにも同じことがいえる。まあ、そこがバスケットというスポーツの楽しいところなのであろう。

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ゴールデン・ステート・ウォリアーズの優勝について考える [スポーツ]

3年ぶりにファイナルに進出したゴールデン・ステート・ウォリアーズが見事、4勝2敗でボストン・セルティックスを下して昨日(日本時間)、優勝した。ステファン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのトリオでの優勝は4回目になる。この8年間で6回、ファイナルに進出し、4回優勝するというのは選手だけでなく、監督を始めとしたスタッフ、そしてオーナーやジェネラル・マネージャーが極めて優秀であるからだ。ウォリアーズのファン歴はもう30年になるが、1990年代のあの脆弱ぶりが信じられないような強豪へと変貌したが、それは2010年にオーナーがジョー・レイコブに代わったのが一番のきっかけであるのは間違いないであろう。前のオーナーであったクリス・コーハンがあまりにも酷かったので、その違いは鮮烈的でさえあった。
 ウォリアーズは全体3位でプレイオフに進出するが、最初に対決したデンバー・ナゲッツを4勝1敗で下すと、おそらくファイナルを含めて最大の強敵であったメンフィス・グリズリーズと対戦。若手スーパースターのジャ・モランが怪我をしたこともあり、辛くも4勝2敗で退けると、ウェスタン・コンフェレンスの決勝ではダラス・マーベリックスを難なく4勝1敗で勝ち抜く。
 そして、ファイナルの初戦のボストン・セルティックス戦をホームで落とす。これまでのプレイオフでセルティックスは連敗したことがない。ウォリアーズも連敗したことはないが、初戦を落としたということは、3勝4敗で負けるということか、と焦る。実際、4戦までは交互に勝ち負けが続き、お互い2勝2敗と展開する。さて、しかし次の5戦、ウォリアーズは連勝し、セルティックスにプレイオフ初の連敗を喫させると、次の6戦も敵地ボストン・ガーデンで勝利をする。結果的にはメンフィス・グリズリーズの方が強敵だったかとは思うが、ボストンのツボにはまった時の爆発力は驚異的であった。ある程度、点差が開いてもあっという間に追いつかれる。そして、その守備力は凄まじいものがあり、5戦は勝ったとはいえ、カリーのスリー・ポイント達成連続試合記録を阻止した。バスケにおいて、ディフェンスがいかに重要かを知らしめるような素晴らしい守備を誇るチームであった。
 さて、ウォリアーズであるが、四度目の優勝でステファン・カリーが初めてファイナルのMVPを獲得した。そして、まさにMVPとしてチームをまとめて、その勝利を導いた。カリーの素晴らしいところは、その現実離れしたシュート力だけでなく、チームを統率する力が傑出しているところである。カリーは、スーパースターであるにも関わらずエゴイストではない。その結果、ウォリアーズはチーム力が他チームに比べても飛び抜けていい。これはマイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュランといった他のスーパースターが有していない資質である。おそらく、そのような選手は、スパーズを引退したティム・ダンカンぐらいであろう。皆が、カリーと一緒にプレイするのを楽しむ。そして、カリーも皆と一緒になって勝利を勝ち取ることを至上の喜びとする。MVP受賞でのスピーチが「個人の賞より、優勝したことの方がずっと嬉しい」と言ったのは本音であろう。
 本シーズンは二年間を怪我で棒に振ったクレイ・トンプソンが期待通りには、怪我前の状態には完全復活できなかったことや、ドレイモンド・グリーンのポイント力が減じたこと(優勝を決めた試合では結構、決めたが)など、前回の優勝時に比べてカリー以外のトリオの二人は戦力として劣っていたが、それを埋めるかのように、アンドリュー・ウィギンス、ジョナサン・プールといった若手が大活躍をした。さらにこれまであまり目立った活躍をしなかったケビン・ルーニーもボストン戦では勝利に大きな貢献をした。加えて、オットー・ポーター・ジュニア、ネマンジャ・ビエリカといったベテラン勢もここぞという時にしっかりとしたプレイをし、勝利を引き寄せた。シーズン前は一軍と契約を出来るかさえ分からなかったゲイリー・ペイトン・ジュニア(あのシアトルの名選手ゲイリー・ペイトンの息子)がシーズンを通じて貢献し、メンフィス・グリズリーズ戦で怪我をして戦線離脱をしていたのだが、ファイナルでは復活でき、ファイナルでプレイできたのは、今シーズンのウォリアーズを象徴するような心温まるエピソードである。つまり、ウォリアーズはファンだけでなく選手をも幸せにするような組織なのだ。ゲイリー・ペイトン・ジュニアといい、アンドリュー・ウィギンスといい、他チームで過小評価されていた選手がウォリアーズにくると大活躍をするというのは、まるで野村再生工場のNBA版である。アンドリュー・ウィギンスなどは初のオールスターのスターティング選手にまで選ばれたから驚きである。というか、昔のウォリアーズはトレードの失敗の連続であったが、ウィギンスといい、ボーゲットといい、オーナーが代わってからのウォリアーズのトレードはほとんど失敗がない。バスケは選手がプレイするものであるが、勝利するためにはオーナーが、いかに重要かが改めてよく分かる。
 さて、今シーズンはウォリアーズの調子がよかったので、NBAもユーチューブでフォローをしていたが、ウォリアーズだけでなく、メンフィス・グリズリーズやニューオリンズ・ペリカンス、ミネソタ・ティンバーウルフスの台頭などもあり、結構、勢力地図が塗り替えられつつあってとても楽しめた。そして、ウォリアーズの有終の美でシーズンを終えたとは、私的には最高のシーズンの一つであった。
 カリーも34歳で、ウォリアーズの将来はそれほど明るいものではないかもしれないが、ドラフト2位のジェームズ・ワイズマン、今年加入したジョナサン・カミンガ、モーゼス・ムーディなどが成長すれば、まだまだ優勝争いには参加続けられるのではないだろうか。ウォリアーズのファンで惨めな思いを随分としていたが、最近の活躍は、それを補ってあまりある大躍進である。

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ゴールデン・ステート・ウォリアーズがファイナル進出 [スポーツ]

ちょっと前の話になってしまい申し訳ないが、ゴールデン・ステート・ウォリアーズが3年ぶりにファイナルに進出した。いや、昨年も昨年度もプレイオフにも進出できなかったので、これはなかなか驚きの快挙である。とはいえ、昨年のフィニックス・サンズの10年ぶりプレイオフ進出でのファイナル進出に比べれば大したことはないかもしれないが、それでも3年ぶりのプレイオフ進出でのファイナル進出は快挙である。
 思えば、シーズン開幕当初は、ウォリアーズはプレイオフにギリギリ進出できると予測する評論家は少なくなかった。なかにはプレイオフも無理なんじゃね、という意見もあった。当時はレイカーズ、ユタ、デンバーあたりがファイナル候補として挙げられており、フィニックスがダークホース(昨年、ファイナルに進出したにも関わらず)というような位置づけであった。しかし、蓋を開けてみれば、ベスト4はウォリアーズ、マーヴェリックス、グリズリーズ、サンズ(フィニックス)とどちらかというと過小評価されたチームが出揃った。まあ、私もこのような事態は想定できなかったが、評論家もあまり分かってないな、ということを改めて思い知ることになった。
 さて、それはともかくウォリアーズのファイナル進出は素直に嬉しい。ジョーダン・プール、アンドリュー・ウィギンスといった新戦力の貢献度が高いことも喜ばしい。プールは昨年とかはDリーグでプレイしていたことを考えると驚きである。そして、ウィギンスはドラフト全体一位で選ばれたことが災いして、ミネソタではずっとバスト(大失敗)と揶揄されてきたが、ウォリアーズという新天下に移ってからはオールスターズに選ばれるほど前半戦で活躍し、プレイオフの大躍進の要因にもなっている。野村再生工場ならぬウォリアーズ再生工場だ。
 ファイナルの相手はディフェンス力が高く、しかも身体も大きな選手を擁するボストン・セルティックス。レギュラー・シーズンでも負け越しているので苦戦が予想されるが、ここまできたら、是非とも3年ぶりの優勝を果たしてもらえればと思う。ゴー・ウォリアーズ。

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ブルックリン・ネッツが四タテのスイープで一回戦で姿を消す [スポーツ]

今年のNBAは例年にも増してワクワクさせてくれる。これは、シーズン当初の優勝候補であったレイカーズとネッツが早々と姿を消したことによって、混戦状況をもたらしているからだ。レイカーズなどは、プレイオフにさえ出られない体たらくである。レイカーズとネッツには共通項がある。それは、二人のスーパースターがドラフト等で自分が一緒にプレイしたいチームメートをスカウトしたことである。レイカーズの場合はレブロン・ジェームズで、アンソニー・デイビスに加えて、今シーズンはラッスル・ウエストブルックまでも引き寄せる。しかし、スーパースター揃いのチームは組織として機能せず、個を集めても、それがチームとなって機能する訳ではないことを露呈した。同じことは、ネッツにも言える。ネッツはカイリー・アービングがおそらく現時点で最高のバスケ・プレイヤーであるケヴィン・デュランをネッツに誘うことに成功する。さらにスーパースターでポイント・ゲッターであるジェイムス・ハーデンをも引き寄せ、凄いトリオを結成させることに成功するが、そのアービングがワクチン打ちたくないと我が儘を言って、ホームゲームに出場しないことで勝率を上げることができず、ハーデンが嫌気がさしてトレードでフィラデルフィアに出る。そして、その結果、いきなり一回戦でボストンという強敵とかち合うことになって、四タテで敗退したのだ。その後の記者会見でアーヴィンが敗因は「チームが一緒にプレイする時間が短かったのでチーム力が今ひとつだった」みたいなことを言ったが、おそらくNBAファンの多く(私が含む)が、「それは、お前のせいだろう」とテレビかユーチューブに叫んだことであろう。
 さらに、これら優勝候補がスーパースターを獲得するために放出した選手がみな活躍して、プレイオフに出ているのはなんとも言えず皮肉だ。その筆頭はレイカーズが放出したニューオリンズのブランデン・イングラムであろう。ペリカンズを率いて、現時点でサンズと素晴らしい闘いを繰り広げている。ケビン・デュラントを得るために放出したディアンジェロ・ラッスルもまだプレイオフで戦っている。というか、アーヴィンがスーパーチームをブルックリンでつくるために見捨てたボストン・セルティックはアーヴィンがいなくなったことで強くなった。
 そういうことで、お金を使いまくって、スーパースターを揃えれば強くなる・・・という単純なスポーツではバスケはないということを改めて教えてくれている今シーズンのNBAが面白くない訳はない。そして、それらのスーパーチームが惨敗するのは、見ていて極めて痛快だ。
 ということで、しばらくバスケに関心が引き寄せられる日々が続く予感がする。

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今年のNBAは目が離せないほど面白い [スポーツ]

今年のNBAは久々にわくわくさせられる。最近、NBAではスーパーチームをつくる動きがみられる。このようなトレンドをつくったのは、レブロン・ジェームスであろう。レブロンはマイアミ・ヒートに2010年に移籍する時、ドラフト同期で4位のクリス・ボッシュ、5位のドゥエイン・ウェイドもマイアミ・ヒートと契約を結んだ(ドゥエイン・ウェイドはヒートに所属していたが、フリーエイジェントであった)。彼らはフリーエージェントで同じチームに行こうと2006年には相談していたそうだが、チーム・オーナーではなく、選手がチームをつくるという動きの始まりは、この2010年のマイアミ・ヒートが初めてであろう。このスーパーチームは4年のうち2回優勝を果たす。
 その後のスーパーチームはゴールデン・ステート・ウォリアーズであろう。決勝ではレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズには負けたが、西地区で優勝するほどの強豪であったにも関わらず、レブロン・ジェームズと唯一同じレベルにあるケビン・デュラントを獲得して、その後、2連覇を果たす。この場合は、選手たちが相談してこのようなチームをつくったというのではなく、ケビン・デュラントが好んで入っただけとはいえるが、それでも凄まじいスーパーチームが結果つくられる。そして、もう最初からほぼ優勝チームが分かるような出来レース的なシーズンが続く。私はゴールデン・ステート・ウォリアーズのファンではあったが、この4年間で優勝した3回のうち、ケビン・デュラント不在の時の優勝が一番、わくわくした。正直、ケビン・デュラントがいて優勝しても、そこまでして勝ちたくはない、と思ったりもした。ステフェン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモント・グリーン、ハリソン・バーンズ、アンドレ・イグアダラ、アンドリュー・ボーグで下馬評を覆して優勝した時は本当に楽しくわくわくして試合を鑑賞したが、デュラントがいてもあまりにも強すぎて、ちょっと興ざめさせられた。
 さて、しかし、ある意味、ゴールデン・ステート・ウォリアーズが強すぎたこともあり、その後、二つのスーパーチームがつくられる。その一つはデュラントを中心にジェームス・ハーデン、カイリー・アービングのスーパー・トリオのニュージャージー・ネッツと、レブロン・ジェームズを中心にアンソニー・デービス、ラッセル・ウェストブルックのスーパー・トリオのロスアンジェルス・レイカーズである。もう、このスーパーチームがつくられた時は、もう東はネッツ、西はレイカーズで決勝戦は決定だと多くの評論家は断定した。そして、私はつまんねえなあ、と思いつつ、そうなんだろうなあ、と諦観していた。ウォリアーズについては、評論家はプレイオフに進出もできないだろうと言うものさえいた。
 ただ、蓋を開けてみれば、ネッツはデュラントの故障離脱という予期せぬ事態があったにしても、今日(2月6日)時点では7連敗を喫して6位と低迷している。レイカーズはもっとひどい状況である。レブロンが離脱していたとはいえ、現時点で9位である。もちろん、デュラントやレブロンが復帰すれば状況は変わるだろうが、それでも決勝戦までの道のりは厳しいし、遠い。そして、これらのスーパーチームの低迷がNBA自体をとてもエキサイティングなものとしている。西はフィニックス、ゴールデン・ステートだけでなく、若手が大活躍しているメンフィスの台頭、いぶし銀的な強さを持つユタ、ダラス、デンバーといったチームが気の抜けない試合を多く作り出している。東はオールスター選手のベン・シモンズが不在のフィラデルフィア、マイアミ、シカゴ、ミルウォーキーがしのぎを削ったハイレベルの試合を展開している。西は若干、フィニックスとゴールデン・ステートが頭一つ抜きん出ているが、それでもプレイオフではどんでん返しが起きないとはいえない。
 そして、何が素晴らしいかというと、スーパーチームのように駒を揃えても、それで試合に勝てるほどバスケットボールというスポーツは単純でないことが明らかになったことである。それは、バスケットボールはチームスポーツであり、選手間の相乗効果や戦略によって弱いチームが強いチームに勝つことができるからである。レイカーズはドラフト1位のアンソニー・デービスやMVPのラッセル・ウェストブルックを獲得するために、若手の有望な選手をずいぶんと放出したが、彼らがいた方が、現在のレイカーズより強かっただろう、と多くの評論家が指摘する。確かにクズマ、カードウェル・ポープ、ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラムとレブロン・ジェームズというチームは、現在のレイカーズよりは強い印象を受ける。
 ともかく、スーパーチームが今シーズンを台無しにしてしまったな、とがっかりしていたのだが、実際は、まれに見るエキサイティングなシーズンを楽しむことができている。もちろん、ウォリアーズがフィニックスと首位争いをしているほどの成績を残していることも、楽しめている大きな理由ではあるが。

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トヨタが五輪関連のテレビCMを止めた [スポーツ]

東京オリンピックの最高位スポンサーを務めるトヨタ自動車は、国内で予定していた五輪関連のテレビCMの放送を取りやめた。これは、自社のブランドにマイナスイメージが広がるリスクを避けたかったのが理由だそうだが、この判断は極めて賢明に思える。
 というのは個人的な話だが、先日、コンビニでアイスクリームを買いに行ったのだが、メイジのスーパーカップを手に取ろうとして、オリンピックのマスコットのミライトワとソメイティがパッケージに描かれていたので止めたからである。アイスクリームなんて150円ちょっとのものだ。それでも、このマスコットによって他の商品を買わせるような忌諱行為を消費者に取らせる。いや、反対に買いたくなる人もいるかもしれないが、少なくとも私のような消費者も決してそれほど少数派ではない筈だ。
 自動車のような高額商品であれば尚更だろう。アイスクリームは食べればあっという間になくなるが、自動車は長い付き合いとなる。このオリンピックでのマイナスイメージが広がることは避けるべきである。確かに今更キャンセルをしてもスポンサーのお金は戻ってこない。しかし、だからといって勿体ないと続けることでより傷口が広がっていく。株で損をしても、損切りができないで沼にどんどんと沈んでいくのと同じことだ。
 日本政府もトヨタ自動車のように賢い判断ができればよかったのだが、オリンピックの開催を強行することで傷口をどんどんと広げている。日本の経済は一流、政治は三流という言葉を思い出す。

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八村塁の25得点、9リバンド、2ブロックの活躍 [スポーツ]

 ちょっと前になるが、7月11日のサマーリーグでのホークス戦で、八村塁は25得点、9リバンド、2ブロックの活躍をする。スリーポイントも3本のうち2本を決める。その活躍ぶりは次のユーチューブで見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=F-ZAW-gry_0
 解説者は、ちょっとカワイ・レナードを彷彿させると述べている。カワイ・レナードは今年のファイナルMVPである。ある意味、絶賛に近い。ミッドレンジ・ショットのフィールド・パーセンテージが高いことが、彼の武器なのだろうが、これからスリーポイントまでレンジを広げられれば、相当の名選手になることも可能であろう。サマーリーグはプロ野球でいえば、オープン戦のようなものだが、それでも活躍しないより活躍した方がずっとよい。幸先がよいスタートになっている。

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NBAチームの強豪地図はフリーエイジェントで大きく変容した [スポーツ]

一昨日(2019年7月6日)、今年のファイナルMVPのカワイ・レナードがロスアンジェルス・クリッパーズへと移籍することを発表した。トロントを初優勝に導いたヒーローであり、トロントどころかカナダの英雄とでもいえる彼だが、それでも生まれ育った街への思いは断ちたがったのであろうか。優勝未経験どころか、コンフェレンス決勝へも進んだことのないクリッパーズへの移籍となった。さて、しかし、その条件がベスト・ツー・ウェイ・プレイヤー(オフェンスとディフェンスともに優れている選手のこと)の誉れも高いポール・ジョージをトレードで獲得することだったらしく、クリッパーズはレナードだけでなくジョージまで獲得することに成功する。昨シーズン(というか、今シーズン)、ウォリアーズとプレイオフの第1ラウンドで2勝した実績に加え、オールスターのレナードとジョージの加入は、相当のてこ入れであり、コンフェレンスの優勝候補の一画を占めることになる。
 さて、クリッパーズと同じぐらいアップグレードしたのは、同じくプレイオフの第1ラウンドで敗退したブルックリン・ネッツで、オールスター常連のカイリー・アーヴィングと現在、世界最高選手とも評されるケビン・デュラントの二人を獲得した。デュラントはアキレス腱の故障で来季(今季)は出場が見込めないが、それでも長期的には相当のてこ入れである。2021年以降はネッツはまさに東コンフェレンスの台風の目となるであろう。
 この2チーム以外に強化したチームは、直接的にはフリーエイジェントではないが、ロスアンジェルス・レイカーズである。オールNBAのファースト・チームのアンソニー・デイヴィスを獲得。彼とレブロン・ジェームズの二枚看板の破壊力は相当のものとなるであろう。ちなみにレイカーズはフリーエイジェントでもスリー・ポイントの名手、ダニー・グリーン選手を獲得する。
 ちなみにカイリー・アーヴィングを失ったボストン・セルティクスはオールスター選手のケンバ・ウォーカーを獲得し、ケビン・デュラントを失ったゴールデンステート・ウォリアーズはやはりオールスター選手のディアンジェロ・ラッセルを獲得する。一方、カワイ・レナードとダニー・グリーンを失った昨季の覇者であるトロント・ラプターズは今のところ、動きがみられない。
 他のオールスター選手クラスでは、ブレット・バトラーはマイアミ・ヒート、クレイ・トンプソンはそのままゴールデンステート・ウォリアーズ、セルティックスのアル・ホーフォードはフィラデルフィア・シクサーズ、ブギー・カズンスはレイカーズ、アンドレ・イグアダーラはメンフィス・グリズリーに移ることになった。ただ、これらの選手は怪我、もしくは高齢のために、上述した選手のようなインパクトは与えないであろう。
 今年はフリーエイジェントの大物がケビン・デュラント、カイリー・アーヴィング、カワイ・レナードと多くいたこともあったのと、クレイ・トンプソン以外はチームを替わったこともあって、NBAチームの強豪地図は大きく変容した。
 私が応援するウォリアーズもデュラント以外にイグアダラ、カズンスがいなくなり、寂しい限りである。トンプソンが怪我で来年の春までは復帰が見込まれないこともあって、もう優勝どころかプレイオフ出場も危ないんじゃないのか、とまで言われる始末である。しかし、レブロン・ジェームズといい、カワイ・レナードといい、東コンフェレンスの名選手が西コンフェレンスに来ることになり、そうでなくても激戦区の西はまた随分と厳しいコンフェレンスになった印象である。
 

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八村塁が、NBAドラフトで1巡目全体順位9位で指名されたことは本当に凄いことだ [スポーツ]

八村塁が先日、NBAドラフトで1巡目全体順位9位でワシントン・ウィザードに指名された。この全体9位というのは、大快挙である。それ以前にも全体5位という専門誌の予測もあったので、ほんとかよ、と思ったりしたのだが、5位でなくても9位というのは凄いことである。それは、まず契約金で分かる。二年で916万ドル。約10億円である。もう、いきなり億万長者だ。
 そして八村選手が比較される時によく出てくるカワイ・レナード。今年のファイナルのMVPであり、ケビン・デュラント、レブロン・ジェームズと並んでトップ3と現時点では評される選手(ジェームス・ハーデン、ステッフェン・カレーごめんなさい)であるが、彼のドラフト順位は1巡目15位である。また、2019年のMVPであるヤニス・アデトクンポもドラフト順位は1巡目15位である。このように考えると9位という評価の高さは凄まじいものがあり驚くしかない。
 逆に全体順位9位での大物としては、2012年のアンドレ・デュレモンド(デトロイト、オールスター出場2回、リバウンド王3回)、2011年のケンバ・ウォーカー(シャーロット、オールスター出場3回)、2010年のゴードン・ヘイワード(ユタ、オールスター出場1回)、2004年のアンドレ・イグアダーラ(フィラデルフィア、NBAファイナルMVPオールスター出場1回)などがいる。
 私が応援してやまないウォリアーズからケビン・デュラントと前述したアンドレ・イグアダーラが抜け、ちょっとNBA熱も冷めそうな気分になっていたが、八村選手の活躍には俄然、目が離せなくなる予感がする。ウィザード、ちょっと今一つなチームだが、今一つであるからこそ活躍のチャンスも増えるかもしれない。

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ゴールデンステート・ウォリアーズ、第六戦にて散る [スポーツ]

1勝3敗という崖っぷちに立たされたウォリアーズ。敵地での第五戦をものにして、ホームでの第六戦。これは、来季からサンフランシスコにホームを移すウォリアーズにとっては、オークランドのオラクル・アリーナ最後の試合でもある。最後の試合は流石に有終の美を飾るのではないか、と期待して、またまた約600円を払ってインターネットで試合を観戦する。オラクル・アリーナは何回か行ったことがある。マイケル・ジョーダンやチャールス・バークリーを観たのもオラクル・アリーナである。その時は、本当にゴールデンステート・ウォリアーズは酷いチームで、ティム・ハーダウェイとクリス・ムリン、ラトウエル・スプリーウェル以外はもう応援する気も失せるような状況であった。とはいえ、それでも本場のNBAの試合を観るのは楽しかった。当時は今よりずっとチケットも安かった。この個人的にも思い出のあるオラクル・アリーナでの最後の試合。是非とも勝って欲しいと願いながら観ていた。
 さて、試合は初っぱなからカイル・ローリーが絶好調でばしばしとシュートを決める。しかし、これだけ彼が絶好調であるにも関わらず、ウォリアーズはつかず離れず点差を広げさせない。これはクレイ・トンプソンが絶好調であったからだ。カリーの調子が今一つであるのと、またターンオーバーが多いのは気になったが、第3クォーターには、これはもうウォリアーズが試合をものにするような勢いがあった。
 ところが、第三クォーターで大悲劇をウォリアーズが襲う。今日、絶好調であったクレイ・トンプソンがダンク・シュートをしようとした時、ファールをされ着地に失敗をして膝を酷く痛めたのである。トンプソンは120以上のプライオフの試合に出ているが、出場できなかったのは今回のラプタース戦の3戦目だけという、非常に怪我に強い選手であったこともあり、この怪我は本人にはもちろんのこと、チームにとっても衝撃的な事件であった。トンプソンは痛む足を引きずりながらもフリースローを二本決めて、退場すると二度と試合に復帰することはなかった。ほぼ、快復に一年ぐらいかかると見込まれる怪我のようだ。
 落ち込むウォリアーズであったが、それでも試合は最後の最後まで行く末は分からないほど健闘する。ただ、最後の1分の攻撃でカレーのシュート・ミスによって万事休す。3連覇することは叶わなかった。
 さすがに、ケビン・デュラントとクレイ・トンプソンという二大スターを欠いては、あまりにもトロントが強かったということか。トロントにはカワイ・レナード、カイル・ローリー、マーク・ガソルというオールスターに加えて、彗星のように登場したカメルーン人のパルカル・シアカム、オール・ディフェンシブ・チームのサージ・イバカなど手強い陣容を揃えている。二人の穴を補うことはちょっと難しかったかもしれない。
 ここは素直にトロントの優勝を祝福し、また将来でのウォリアーズの活躍を期待しよう。ケビン・デュラントとクレイ・トンプソンは二人ともフリー・エージェントであるので、特にデュラントはウォリアーズを出るのではないかとマスコミなどは騒いでいたが、逆に、今回負けたことで、また1年間はリハビリテーションに費やさなくてはいけないことからも、むしろウォリアーズに残留する確率は高くなったかもしれない。二人ともチームに残ったとしても、来年は出られないので、来年はなかなか厳しい雌伏の年になるかもしれないが、27年近くウォリアーズのファンをしているものとしては、プレイオフに出てくれているだけでも本当有り難い、というか応援し甲斐がある。来年は例え優勝できずとも、再来年の優勝を展望し、しっかりとチーム作りをしてもらえればと思う。
 
 

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ウォリアーズ対ラプタース第5戦は歴史に残る試合であった [スポーツ]

NBAファイナルのウォリアーズ対ラプタース戦、第5戦。ウォリアーズは1勝3敗と崖っぷちに追い込まれた。ウォリアーズが崖っぷちに追い込まれたのは、3年前の2016年のコンフェレンス・ファイナルで1勝3敗で迎えたサンダース戦の3試合、3勝3敗で迎えたキャバリアーズ戦、昨年のコンフェレンス・ファイナルでのロケット戦の6試合目と7試合目と滅多にない。最近はちょっとウォリアーズの試合はダイジェスト版でしか見ていなかった私も、今日は観なくてはということで、6ドル支払ってネットで鑑賞することにした。
 ただ、新幹線で移動中で見たので、乗り換え時とかは見れなかったり、トンネルに入ると観れなくなったりして、ストレスを感じながらの観戦となった。
 さて、この日は懸案事項であったケビン・デュラントが出場。ここで勝利をたぐり寄せてくれれば、まさに大ヒーローになるなと期待をする。第一クォーターでは、デュラントの活躍もあり6点差でラプタースをリードして終了。デュラントはその素晴らしいシュート力によって、貢献する。 3ポインターを3本決めて11点を取る。これは、1勝3敗からの大逆転もあるか、と期待が高まる第二クォーターに悲劇が起きる。デュラントがディフェンダーを躱そうと素早い動きをすると、それについていけなかった足首が悲鳴を上げる。足首を抱いて倒れ込むケビン。そのまま退場する。想像を絶した悲劇で、まるで漫画のようだ。
 暗雲が急にたれ込めるエア・カナダ・センター。デュラントが不在ということもあるが、アキレス腱を痛めたとなれば、選手生命でさえ危ぶまれる。NBAを代表するスーパースターの大怪我ということで、これは世界中が悲嘆に暮れる様な事態である。ケビン・デュラントがこの試合に出場したことは、とても大きな意味を持っていたと思う。というか、このような結果になったら、その判断は失敗であると捉えられても致し方ないかと思うが、もし、出場せずにウォリアーズが敗退し、その後、フリーエージェントで他チームに行ってしまったら、あまりにも後味が悪くなるからだ。そういう意味で、彼が出場したことは、私としてはむしろ当然の判断であるかと思うし、ケビン・デュラントの人々の評価も大きく変わったのではないかと思っている。それは、自分のことを犠牲にしてもチームのことを考える選手であるということを広く知らしめたからである。出場した時には、アキレス腱を痛めることになるとはとても思えなかったであろう。そして、デュラントのこの行為はサムライ魂を彷彿させるので、日本人の私としては心を揺さぶられた。とはいえ、ケビン・デュラントの退場は、ゴールデンステート・ウォリアーズのファンとしては、まさに絶体絶命のピンチである。ケビン・デュラントを失い、さらにファイナルからの敗退ともなれば、まさに悲劇が悲劇を呼ぶような状況となる。
 これは、大変だと手に汗を握りながら画面に食い入る。ラプタースは猛追をするが、ウォリアーズも点を取り、なかなか点差を狭めさせない。ブギー・カズンスの活躍などもあり、第二クォーター、第三クォーターともに両チームの得点は同じ。しかし、第四クォーターになると、それまでシュートが入っていなかったカワイ・レナードがばしばしとシュートを決め始める。怒濤のような攻撃から、残り5分13秒に逆転される。それからはリードをずるずると広げられ、残り2分50秒では6点差。103対97である。これはアウェイであることを考えると、もう万事休すという状況だ。
 ここで京都駅に到着する。そのまま駅で見続けようかとも一瞬、思ったが、ペナルティなどで時計を止めるような戦略を遂行されたら、会議の時間に間に合わないので、泣く泣く降りて地下鉄に乗る。
 さて、大学の研究室に入って、その敗戦を受け入れる覚悟でネットに繋ぐ。試合結果は105対106。へーっ、結構、ウォリアーズは頑張ったな、と思いつつ、それにしてはラプタースの狂喜乱舞している写真がアップされていないな、と訝しむ。そこで、えっ!もしかしたら勝ったのかと思い、急いで試合結果を再確認すると、なんとウォリアーズが勝利しているではないか。
 試合をもう一度、見直すと105対106という状況で、カイル・ロウリーが逆転のシュートを打つときにドレイモンド・グリーンが絶妙なディフェンスをし、シュートは外れる。これは、解説のアイゼイヤ・トーマス、ティム・バットラー等が絶賛した大ファインプレイであった。
 ケビン・デュラントのアキレス腱負傷は大変なショックではあるが、このウォリアーズの勝利は、歴史に残るようなものであったのではないだろうか。私は最後まで見ることは出来なかったが、私の記憶に長い間、残ることになることは間違いない。最終的に大逆転勝利をしたら、それはもうウォリアーズ史に永遠と刻まれるような勝利となるに違いない。
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ケビン・デュラントは第五戦に出場できるのか [スポーツ]

NBAのファイナル第四戦で、ウォリアーズはホームゲームを連敗して1勝3敗の崖っぷちに追い込まれる。このような背水の陣からファイナルで逆転勝利をしたのは2016年、レブロン・ジェームス率いるクリーブランド・キャバリアーズのみである。その時の相手?ウォリアーズである。ということを考えると、ウォリアーズは大変なピンチに陥ってしまったとも思われるが、ウォリアーズにはこの逆境を乗り越えられる切り札を有している。それは、おそらくNBAで現時点で最強の選手であるケビン・デュラントである。彼はコンフェレンス・ファイナルのポートランド戦で負傷をしてから、決勝の試合にすべて出ていない。
 ちなみにケビン・デュラントは2016年のコンフェレンス・ファイナルで、3勝1敗という、あと1勝でファイナルに出場できるというチャンスを、それから3連敗をして逸したことがある。そして、翌年、3連敗を喫したチームにトレードで移籍する。ゴールデンステート・ウォリアーズに移籍したのである。この移籍は、多くの非難を浴びることになる。その非難は、ウォリアーズで2勝して、ファイナルのMVPになっても払拭できていない。
 そのような非難をすべて払拭できるチャンスがケビン・デュラントに今、降ってきた。ここで彼が5戦以降の試合に出場して、3連勝させることができれば、勝負弱いというレッテルも剥がすことができるであろう。
 さて、しかし、こういう時に活躍できないのは、いかにもケビン・デュラントらしいので、今回もあまり期待はしていない。ただ、ここで大活躍したら、記録だけでなく記憶にも残る真のスーパースターになれるのにな、と思わずにはいられない。

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NBAファイナル2戦目(2019) [スポーツ]

1993年以来、ゴールデンステート・ウォリアーズのファンをしている。1993年はプレイオフに進出したが、一回戦負けをする。その後、クリス・ウェバーのトレード、ラトレル・スプリーエルのコーチ首締め事件、ジョー・スミスのドラフト1位指名など、もう目も覆わんばかりの失態続きのチーム運営を行い、NBAの笑いものであった。2007年に奇跡的に14年ぶりのプレイオフへの進出を果たし、なんと第一シードであるダラスを破り、プレイオフで1回戦を突破する。このときは「ウイ・ビリーブ」と言われ、私もそれまでがあまりにも惨めだったので喜びを爆発させた。
 その後、スティーフン・カリーをドラフトで指名し、クレイ・トンプソンも指名し、というか何よりオーナーが替わったことで、状況は好転していく。そして、2013年にプレイオフに進出すると、第三シードのデンバーを破り、その時、敵方であったアンドレ・イグアダラがフリー・エージェントでウォリアーズにやってくる。
 そして、驚くべきことに2015年にはなんと優勝してしまう。私は、もう自分の寿命が来たのかと思いましたね。翌年はファイナルでキャバリアーズに負けるが、その後、ケビン・デュラントが入って2連勝。今年は5回目でファイナル進出を果たしている。
 さて、しかし人間、面白いもので、デュラントが入ったウォリアーズはあまりにも強すぎて、かえって応援する気が失せている。今年はセンターのブギー・カズンスまで入ってきて、いや、先発選手全員、オールスター選手だからね。しかも、シックス・マンも元オールスターでファイナルMVP(2015年)のアンドレ・イグアダラだから、ちょっとこれはルール違反に強い。ということで、最近は昔のように関心を持たなくなっている。いや、もちろん、今でもウォリアーズが一番好きだし、お金と時間に余裕があれば観戦しにいきたいと思うぐらいだが、横綱ぶりがすごすぎるからな。
 などと思っていたら、今回のファイナルはそう安穏としていられない状況になっている。まず、カズンスが怪我で戦線離脱する。そして、ケビン・デュラントがヒューストン戦での怪我で戦線離脱する。これは、ヒューストンに負けるだろうと多くの評論家が指摘する中、デュラント不在の敵地、ヒューストンで勝利をもぎ取り、コンフェレンスのファイナルに進出。ここでもポートランドには勝てないであろうと多くの評論家(チャールス・バークレイなど)が指摘していたが、なんと無敗の四連勝。
 そして、トロントとの決勝に臨むことになった。さて、トロントはデュラント不在のウォリアーズは勝てないと多くの評論家が指摘している。バークレイはもちろんのこと、ジェイレン・ローズもそういっている。負けそうになると応援したくなる。
 そんな中、トロントでの1戦目、カワイ・レナードとカウイ・ローリーをディフェンスで抑えたのだが、シアカムという選手が大活躍をして負けてしまう。しかもアンドレ・イグアダラが怪我をする。これは、ちょっと不味いかな、と思って、2戦目をフォローした。
 心配をしていたイグアダラは先発をした。しかし、ハーフタイム前にガソルのスクリーンにぶつかり床に倒れる。ハーフタイムではトロントにリードを許したままで終わる。これは、あかん。二連敗かと思ったら、第三クォーターで18対0の雪崩のような、「スラムダンク」の山王工業のように試合を支配する。イグアダラは試合に復帰する。第四クォーターではトロントが猛追し、クレイ・トンプソンも肉離れでプレイできなくなるが、代わりに入ったクインが活躍して逆転を許さない。そして、2点差という状況での最後のプレイで、ブリッツをかけてくるトロント。ボールを持っているカリーに二人が襲いかかる。さて、そこでスリーポイントのラインでフリーになるイグアダラ。ボールが彼に渡るが、ラプタースの選手は彼にそのままシュートをさせる。それは、「スラムダンク」での陵南戦で、眼鏡君(小暮)にフリーで打たせたシーンを思い出させるようなプレイであった。そして、小暮同様にイグアダラはシュートを決め、5点差で第二戦はものにする。
 さて、1勝1敗でホーム・コートに戻るが、トンプソンが怪我をしており、相変わらず厳しい状況である。これは大変だ、と思うが、こういうことを言っては何だが、デュラント不在で、アンダードッグの状況で勝ってほしいと思ったりする自分がいる。いや、贅沢なことを言っているのかもしれないし、なめているのかもしれないが、デュラントはちょっと強すぎるからな。デュランド以外の選手が怪我をすると大変な事態になり、トンプソンが怪我をしている状況はまったく予断を許さないが、今日の試合は手に汗握り、そして最終的に勝てたこともあり、久々に応援しがいがあった。

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クリーブランド・キャバリアーズがウォリアーズに4連敗した大きな理由は、レブロン・ジェームズが第一試合で手首を自ら痛めたからだ [スポーツ]

クリーブランド・キャバリアーズがゴールデンステート・ウォリアーズに本日(6月9日)NBAファイナルズの決勝戦で一勝もできず、4連敗して敗退した。ウォリアーズがファイナルズを連覇し、この4年間で3回優勝したことになる。ウォリアーズはカリー、デュランというスーパースターがお互い、補完し合い、第四戦目はNBAファイナルの試合では珍しく、第4クォーターで試合が決まり、スターターは試合終了直前には両チームともコートにはいなかった。これはNBAファイナルズでは相当、珍しい現象だ。

さて、結果だけをみればウォリアーズが圧勝という印象を持つかも知れないが、第一試合はむしろキャバリアーズが大金星を得るような試合展開であった。ただ、JRスミスが同点の試合終了直前にフリースローのオフェンシブ・リバンドを掴み、そこでシュートを決めれば試合は決まったにもかかわらず、なぜかドリブルをして自チームのバスケットから離れ、3ポイントラインを越えてしまい、怒鳴るレブロン・ジェームズに気づいて急いでチームメイトにパスをしたが、そこで試合終了の笛が鳴り、延長戦でウォリアーズに大差をつけられて敗退する。「スラムダンク」で桜木が試合終了直前にリバンドを掴み、赤木にパスをしたと思ったら、顔の似ている高砂にパスをして試合に敗れた神奈川決勝リーグの海南大付属戦を彷彿させるような凡プレイだが、JRスミスのミスは桜木のミスよりさらにあり得なく、それは漫画よりも非現実的であった。あまりに馬鹿げていて、その馬鹿さ加減を笑うこともできない。そして、この敵地でほぼ試合をものに出来たというチャンスを逸したキャバリアーズは、敵地での第2戦ではほぼ勝機がみられず、ホームでの第3戦はカリーの大不調もあり、ハーフタイムまではリードしていたのだが第3クォーターに逆転されるとそのままずるずると負けてしまった。そして、第4戦は試合放棄をしたような負け方をしたのだ。

この戦い方はちょっとレブロン・ジェームズらしくないなと思っていたら、なんと彼は第一試合後に壁か何かを殴り、手を骨折したようだ。彼らしくなく感情的になってしまったのかもしれない。この第一試合は確かに後味が悪く、試合終了のちょっと前にケビン・デュランとのオフェンシブ・ファールがレブロンのブロック・ファールに撤回されたり(実際はブロック・ファールではあったが、ビデオテープをチェックした理由は制限エリアにレブロンがいたかどうを問う違うものであった)、そもそもジョージ・ヒルがフリースローを二本とも決めれば勝ち越せた(ただし、ウォリアーズ・ボールだったのでそれで勝利した保証はない)。そのうえで、JRスミスの同点であるのに勝ち越していたと勘違いでの軽率なプレイである(その前によくあのリバウンドを取ったということもあるのだが)。さすがのレブロン・ジェームズでさえも感情をコントロールできなかったのであろう。JRスミスの軽率すぎるプレイを彼が挽回できる唯一の方法は、このシリーズでウォリアーズに勝つことだったのだろうが、そのチャンスも、彼のプレイを含めた様々なフラストレーションが、レブロンの手を結果的に骨折させてしまったことで潰えてしまった。骨折をしてしまったことは大変、残念だし、多少、愚かだったのではないかとも思えるが、レブロンの凄いところは、その後も敵であるウォリアーズに知られたら不利になると思い、それを隠して、プレイをし続けたことである。そして、第4戦を除けば、そのようなハンディを背負っていると微塵も思わせない(流石に第一戦の51得点というのはなかったが)プレイを続けたことである。

私はウォリアーズをもう20年以上も応援しているファンであるのと、もうずっと辛酸をなめさせられ続けたので敵に同情するような気持ちにはなかなかなれないが、今回のクリーブランド・キャバリアーズに対しての勝利は、そんなに晴れやかな気持ちになれない。これならボストンやトロントと戦った方がよかったような気もする。

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ウォリアーズ、キャバリアーズ第三戦をネット観戦する [スポーツ]

 ウォリアーズは3年連続、NBAファイナルに進出した。そもそも、プレイオフに3年連続出場するということだけでも90年代のファンからすれば信じられない偉業なのに、ファイナルに3年間出るなんて信じがたいことだ。しかもプレイオフの試合では負けなしでファイナルにまで来ている。2000年-2001年のシーズンではシーズンで17勝しかできていないことを考えられると、現在の強さは信じられない。
 さて、しかし、個人的には今年のウォリアーズには関心を失ってしまっていた。というのもケヴィン・デュラントが入ったウォリアーズはあまりにも強く、試合を観ていても一方的過ぎて面白くなくなってしまったからだ。一昨年のように、奇跡的な逆転劇が少なくなってしまった。試合を観ても「手に汗を握る」ということがなくなってしまったのだ。まさか、ゴールデンステート・ウォリアーズのファンをしながら、こんな贅沢な気持ちになれるとは思っていなかったが、それが正直な私の今の状況である。
 案の定、プレイオフの試合も私が応援せずとも負けなしで12連勝、さらにキャバリアーズとのホームでの2試合も連勝して、14連勝。そして、今日の試合を迎えた。
 さて、しかし、もしウォリアーズがこのプレイオフで負けるとしたら今日か明日であろう。ということで、体調を崩して海外出張を取り止めて時間が余ったということもあるが、今日は思い切って全試合をインターネットで観戦することにした。
 第一クォーター、第二クォーターはシーソー・ゲーム。第一試合では不調のクレイ・トンプソンの調子がよいが、それにもましてレブロン・ジェームズが獅子奮迅の活躍をしており、ハーフタイムでは67対61でウォリアーズの6点差。ハーフタイム終盤でのパチューリアのボーンヘッドがなければ二桁差で終わったかもしれない。後半はいきなり、キャバリアーズがアービングを中心に責め続けたこともあり逆転される。そして、これまでの二戦ではウォリアーズが突き放せた第3クォーターでキャバリアーズに5点リードされて終了する。第4クォーターでもキャバリアーズは突き放しにかかったが残り5分まで、それ以上の点差を広げられることはなかった。ここらへん、ウォリアーズは憎たらしいほどの強さだ。横綱のようである。そして、試合終了まであと数分というところでプレッシャーに弱いとこれまで批判されていたケビン・デュランがジェイムスの守備をかわして3ポイントを決め、その後のフリースローもしっかりと入れて逆転をする。そして3点差でまだ同点の可能性のあるラスト・プレイでイグオダラがジェイムスを押さえて見事、勝利をたぐり寄せることができた。
 ここまで来たら、もう総てのプレイオフの試合をスイープの16勝0敗で優勝してもらいたい。とはいえ、つくづく長生きするものだと思わせる、20年前どころか10年前でさえ嘘のようなウォリアーズの強さである。


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ケビン・デュラントがウォリアーズ?? [スポーツ]

 フリー・エージェントのケビン・デュラントがウォリアーズに行くことを決めたそうだ。私はウォリアーズ・ファンを1993年からだから23年はしている。フリー・エージェントでスーパースターがウォリアーズに来ることはこれまで全くといっていいほどなかった。そこそこのスターであればバイロン・デービスのケースがあるし、プレイオフに出るようになってからはアンドレ・イグアダラのケースがある。しかし、それも、この2人だけであったし、ケビン・デュラントのようなスーパースターが来るのは、本当に記憶にない。むしろ、ウォリアーズは誰もがいたくなくなるようなチーム、もしくはフロントが馬鹿なのでどんどんいい選手を外にトレードに出すようなことばかりしていたチームであった。ミッチ・リッチモンド、クリス・ウェバー、ティム・ハーダウェイ、ラトウェル・スプリーウェル、アントワン・ジェイムソン、ギルバート・アリーナス・・・・。ウォリアーズがトレードで出したり、ウォリアーズが嫌になって逃げ出したスター選手は両手でも数え切れない。そんなチームに、世界で3本の指に入るバスケ選手であるケビン・デュラントが来るなんて、本当に信じられない。自分の嫁に堀北真希がくることが信じられないようなほど、信じられない。
 それまでウォリアーズはフリー・エージェントで強くなることも、アンドレ・イグアダラやバイロン・デービスのケースではあったが、これはしっかりと費用対効果も鑑みての判断であるし、決して彼らは万能薬ではなかった。うまく、その選手を使う(アンドレ・イグアダラの場合は先発を外れた)ことによってチーム力を向上することに成功したのであって、ケビン・デュラントのようなオールマイティを採ったことは、これまで一度となりともなかった。
 そのようなウォリアーズの歴史を鑑みると、今回のケビン・デュラントがウォリアーズに来たことは凄い、やった!と思う気持ちはあるのだが、どこか据わりが悪い。決勝で負けたチームで来年、キャバリアーズにリベンジして欲しかった。なんか、ケビン・デュラントがウォリアーズに来るのは安直すぎないか。まるでレイカーズやヤンキースのように、1人で美味しいところばかり持って来てしまって、アンダードッグ好きの私はなんか面白くない。というか、オールスターが先発5人中4人なんて強すぎるでしょう。ケビン・デュラントがいなくても、73勝もしたのに、来年はどうなってしまうのだろうか。というか、ケビン・デュラントもウォリアーズに3勝1敗から3連敗で決勝に行くのを逃したのに、そのチームにのこのこ来るのは、ちょっと格好悪すぎるのではないだろうか。ウォリアーズも、こんなに強くしてしまうと、逆にレギュラー・シーズンが興醒めになってしまうのではないだろうか。なんか興奮するより、妙に白けてしまっている私がいる。私のように思っているNBAファンは結構、多い気がする。

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西地区決勝第六戦(サンダース対ウォリアーズ)は歴史に残るような名試合であった [スポーツ]

 2016年5月28日(現地時間)のオクラホマシティ・サンダーとゴールデンステート・ウォリアーズの西地区決勝第六戦。第四戦を終えてサンダーが三勝してウォリアーズは、第5戦以降はすべて負けたらお終いという背水の陣の状態。第三戦、第四戦はサンダーの大勝。どうやってウォリアーズが勝てるかも見えない状況であったが、第五戦はウォリアーズがホームで勝ち、一矢を報いた。それでも一敗もできない状態は変わらず。サンダースのホームでの第六戦は第五戦以上に厳しい試合になると予想された。第五戦もウォリアーズは勝利こそすれ、接戦であり、ゴール下で圧倒的な強さを発揮し、またサンダーのスーパースターの一人、ウェストブルックがチームメートを活かし始め、ウォリアーズの劣勢は変わらないと思われたし、多くの評論家もそのような意見を披露していた。
 さて、そのような状況であるが、この第六戦でウォリアーズが負けたら、それでシーズンは終了である。今年は、NBA史上最多勝利を記録するなど、以前からのウォリアーズ・ファンとしては、信じられないような快進撃を披露してくれたチームの最終戦はしっかりと見届けなくてはならないと、最初から試合を観戦した。
 さて、試合はサンダーが主導権を握った。第1クォーター、第2クォーター、第3クォーターもサンダースはウォリアーズよりも得点を重ねる。ウォリアーズはクレイ・トンプソンのプレイオフ記録になる3点シュート成功数がなければ、大敗を喰らっていたであろう。それでも、第3クォーターには最大で13点差が開いた。状況が変わったのは第4クォーターである。
 第4クォーターが開始した時は8点差。しかも、しばらくはサンダーのペースであり、トンプソンの3ポイント・シュートしかサンダーに食らいついていく術はないかとさえ思わせられた。しかし、トンプソンが3ポイントを決めていく中で、カリーもシュートを決め始める。イグアダラは素場らしいディフェンスでデュラント、ウェストブルックを抑え始める。
 そして、残り4分48秒でウォリアーズは16対4でサンダーを圧倒した。それまでサンダーはほとんどターンオーバーがなかったのだが、第4クォーターでは、プレッシャーからかターンオーバーを繰り返し、また焦ったようなシュートも増えた。追うウォリアーズの方が落ち着いており、結果的にはとんでもないどんでん返しとなった。
 私はほとんど涙が出そうになるほど、ウォリアーズのファンとしては感動した。もちろん、この勝利は、トンプソンの人間離れした偉業をなくしては語れないような奇跡的なものではあったし、まだあと一勝しないと決勝には進めないが、それでもウォリアーズ・ファンとしては、本当、これまでの20年間の干魃を帳消しにしてくれるような去年、そして今年の快進撃である。ウォリアーズにとっては素場らしい試合であった。

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スティーフン・カリーが延長5分で17点を得点(NBA記録) [スポーツ]

 NBAのポートランド・トレイブレイザー戦でスティーフン・カリーが控えで40点を得点。そのうち、第4クォーターと延長で27点。というか、延長5分で17点を得点した。これは、どうもNBA記録だそうだ。私は、第3クォーターから見始めたが、あまりにも手に汗握るいい試合だったので画面に吸い付けられた。しかし、延長戦に入ったら、カリーのワンマンショーであった。フィールド・ゴール率は6/7。スリーポイントであれば3/3。100%である。まるでテレビゲームのようである。最終的には118対106。オーバータイムだけをみれば、レギュラータイムの接戦が嘘のようであった。
 ウォーリーアーズはバランスの取れた戦力で、またチームワークもいい。オールスターもカリー以外にグリーン、トンプソンといる。控え層もファイナルのMVPイグアダラはもちろんのこと、リビングストン、スペイトなど充実している。しかし、カリーの凄さは、やはり他のチームメートと比べても、頭抜けていることが、今日の試合ではよく分かった。しかも、怪我で2週間のブランクがあったにも関わらずである。今日の試合でカリーは、レブロン・ジェームスやマイケル・ジョーダン、ラリー・バードといった超スーパースターと同じ土俵にのったと思われる。

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2016年2月28日のゴールデンステート・ウォリアーズ対オクラホマ・サンダースの試合は、フィクションを越えた名試合であった [スポーツ]

2016年2月27日のゴールデンステート・ウォリアーズ対オクラホマ・サンダースの試合は、フィクションを越えた名試合であった。『スラムダンク』のどのような名試合をも、この試合には及ばないのではないだろうか。『スラムダンク』の著者の井上雄彦は、スラムダンクのような試合は現実にはない、という批判に対して、残念だけど現実はもっと凄い、と語ったことがあるが、この試合は井上のこの意見を裏付けるような驚くべき試合であった。

http://www.csnbayarea.com/warriors/rewind-no-triumph-record-season-compares-one-vs-thunder

試合の内容を書いても、その凄さは到底、私の文章力では伝わらないが、これを読んでくれた人に関心を持ってもらいたいので、ちょっと流れだけを整理してみる。

第1クォーターはケビン・デュラントが10点も得点し、30対20でサンダースがリードする。
第2クォーターはステッフェン・カリーが3ポイントを3本決めて、途中15−6の猛追をしてウォリアーズは1点差にまで詰め寄るが、それからウェストブルックとデュラントの活躍でまた差が広がり、第2クォーターは57対46の11点差で終了する。
第3クォーターの開始直後、ウェストブルックがカリーの左の足首に乗っかり、カリーは退場する。これはウォリアーズの大ピンチであったが、5分後にカリーは復帰。カリー不在の間、サンダースは得点を広げることができず、7点差のまま試合が続く。カリーは足首への心配を払拭するかのように、このクォーターだけで11点を追加する。残り1分22秒でウォリアーズは1点差で逆転するが、その後、デュランが連続スリーポイントを決め、83対78でクォーターを終了する。
第4クォーターではオクラホマが連続8点を決め、残り9分では89対78と11点差をつける。その後はシーソーゲームで残り4分51秒でも96対85でサンダースが11点差でリード。ただ、そこからウォリアーズが連続8点を決め、2分21秒では3点差。射程距離に入ったかと思ったところ、サンダースが突き放しにかかり残り1分13秒で100対96。その後は、お互いがショットを決め合い、残り14秒でデュラントが3ポイントを決め、103対99。これで万事休すかと思われたが、タイムアウト・スタートで残り11.8秒でトンプソンがレイアップを決め、2点差。その後、デュラントがウォリアーズの山王工業のようなトラップに合い、パスを出すのだが、このパスがカットされて、残り0.7秒でイグオダラがシュート。それをデュラントがファール。フリースローが苦手なイグオダラであったが、ここでは2本とも決め、オーバータイムへ。
オーバータイム開始直後、ウェストブルック、イバカの連続得点でいきなり5点差。しかし、残り4分でデュラントがファールアウトする。デュラントがいなくなった直後、カリーが連続得点をして、すぐ1点差に詰め寄る。残り2分29秒で再び110対110で同点に戻すも、その後は両チーム譲らずで残り1分で116対113でサンダースがリード。しかし、残り29秒でトンプソンがレイアップを決め、ファールももらい、118対118で同点に戻す。残り8秒でウェストブルックがジャンプ・ショットをミスすると、そのボールをイグアダラがリバンドして、カリーにパス。カリーは残り0.6秒で3ポイントラインのはるか手前の40フィートからシュートをするとそれが入り、見事、勝利。
レブロン・ジェームス、マジック・ジョンソン、ダート・ノヴィッツキー等NBA選手がツィッターで、「信じられない」、「狂っている」とコメントをするほどのカリーの大活躍であった。

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ウォリアーズはなぜ最弱から最強へと変貌できたのか? [スポーツ]

 ウォリアーズが絶好調である。開幕16連勝した後も無難に2勝した。全然、負ける気配がしない。15年ほど前の2000年には一年で17勝しかできなかったことを考えると隔世の感がする。いや、5年前の2009年のシーズンでさえ29勝しかできていない。しかし、なぜ、ここまで最弱から最強へと変貌することができたのであろうか。
 1993年のプレイオフでの一回戦負けの後、チームを買収したコーハンがオーナーをしていた頃は、やることなすこと皆、裏目。ドラフトで選択する選手は、リチャードソン(5位)とアリーナ(30位)、エリス(40位)を除けばほとんどが外れ。ヴィンス・カーターをドラフトして、すぐトレードなどという馬鹿なこともしたりした(このトレードで獲得したジェイミソンは悪くはなかったが、彼がオールスターになったのはウォリアーズを出た後であった)。特に95年のドラフト1位のジョー・スミスは酷かった。そして、トレードもほとんど全てが失敗。というか、ウォリアーズに来る選手は皆、駄目になって、出た選手は皆、成功するという、まさにウォリアーズそのものに問題があるような状況にあった。コーチでさえそうである。ウォリアーズが呪われているのではないかとさえ、私は訝しがった。もうファンとしては発狂するような出鱈目さ加減であった。
 このような状況を変えるきっかけは、2009年にウォリアーズの数少ない90年代のスター選手であり、バルセロナの元祖ドリームチームのメンバーでもあったクリス・ムリンをジェネラル・マネージャーから解雇したことに始まる。ムリンの代わりにGMとなったラリー・ライリーは、ドラフト7位でステッフン・カリーを選択する。ミネソタは、カリーの前に2つも選択権があったがパスをする(リッキー・ルビオと既にNBAを引退したジョニー・フリンを選択する)。さらにメンフィス・グリズリーはドラフト2位で、現在はデベロップメント・リーグに所属するタンザニア生まれのハシーム・サビートを選択する。今思えば、両チームとも痛恨のミスであるが、それまではウォリアーズこそがそういうミスをする常習であった。最弱から最強への変貌は、幾つかの要因が重なったものではあるが、この将来のMVP選手と成るカリーの選択が最も、大きな変換点となったことは間違いないであろう。
 そして、個人的に最も大きな変化、というか、この変化がなければ現在のウォリアーズはあり得なかったのが、長年、ウォリアーズのオーナーをしていたクリス・コーハンがチームを手放したことである。2010年のことである。コーハンはプレイオフ進出チームであったウォリアーズを買収した後、17年間で一度しかプレイオフに進出できないチームへと貶めた最大の戦犯である。本当、オーナーによってチームはよくもなれば悪くもなる、という典型的な事例であると思われる。
 新しいオーナーであるジョー・ラコブスとピーター・グーバーの一年目は36勝46敗というパッとしたものではなかったが、シーズンが終わった後、マーク・ジャクソンを新しいコーチとして任命し、ドラフトでは11番目で、その後、オールスター選手となるクレイ・トンプソンを選択するという幸運に恵まれる。
 次の年もプレイオフには出られなかったが、それまでウォリアーズの顔であった「ミシシッピー・ミサイル」のあだ名を持つ得点マシンである(が守備はぼろぼろの)モンテ・エリスをトレードに出して、代わりに元ドラフト1位のアンドリュー・ボーグを得る。これまでトレードで失敗ばかりしていたウォリアーズであるが、これは大ヒットとなる(ただ、当時はファンは大きく失望した。私はエリスとカリーは共存が難しいので、比較的歓迎したが、当時のカリーは怪我ばかりで、今のように飛躍するとは想像できなかった)。パス・センスに溢れるセンターという得難い人材であるのに加えて、バスケット下をしっかりとアンカーのように守るボーグを獲得したことで、それまで攻撃はまあまあでも守備はザルというウォリアーズの伝統を覆し、守備がしっかりとしたチームへと変貌することになる。これはジャクソンの戦略であったが、現在にも続く、勝てるチームへの大きな変身をボーグの存在によって成し遂げることになる。ただし、ボーグはトレードされた年には怪我で一試合も出ていないので、そのインパクトを知るのはそれ以降になる。
 そして、翌年、新しくボブ・マイヤーをGMにすると、彼は、ウォリアーズをチャンピオンにするべく重要な3ピースをドラフトで獲得する。1巡でバーンズ、エジリ、そして2巡であるにも関わらず、現時点でトップ10選手とまで評価されているトリプル・ダブル・マシーンのドレイモンド・グリーンを獲得する。
 この3人が揃って、ウォリアーズは西地区6位の成績で、2006年以来のプレイオフに進出し、3位のナゲッツを破り、地区準決勝にまで行く。そして、この活躍で、これまでスター選手は見向きもしなかったウォリアーズを行き先として考えるようになった。そして、その年のトップ・フリーエイジェントの一人であるアンドレ・イグアダラがウォリアーズに来る。バーロン・デイビス以来の快挙であった。
 この年もウォリアーズはプレイオフに進出するが、クリッパーズの壁を越えられずに7戦までもつれるが敗退する。
 そして、昨年。昨年はトレードをしたのではなく、トレードをしなかったことが結果的に大正解をもたらす。昨年のオフシーズン、ウォリアーズはミネソタのオールスター常連選手であるケビン・ラブとトンプソンのトレード話を却下する。多くのマスコミはこれを大失敗であると批判したが、結果、これが大成功。トンプソンはその年のオールスターに選ばれ、キャバリアーズに行ったラブはミネソタのような活躍ができずにスランプに陥る。
 ウォリアーズはフランチャイズの最高勝ち数の67勝をし、7戦にまでもつれることが一度もなく、40年ぶりの優勝を飾る。そして、カリーはMVPに選定される。
 さらに、今年は昨年よりさらに強くなっている。怪我というリスクが常につきまとうNBAではあるが、現在の横綱のような戦いぶりは、つい最近まで勝率3割台(2011年、2009年、2008年)であったことが信じられない。
 オーナーのしっかりとした考え方、そして幾つかのドラフトとトレードの成功で、これだけの短期間でチームが変貌するという、素場らしい事例であると思われる。企業や組織、そして大学などもこのウォリアーズの変貌から学ぶことはとても多いのではないかと思う。

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ウォリアーズが開幕16連勝でNBA記録を更新する [スポーツ]

 ウォリアーズが半端なく強い。昨年の優勝は「幸運だった」などとクリッパーズのドック・リヴァースなどに揶揄され、開幕前の予想でも連覇を予想するアナリストはほぼ皆無、昨季のMVPであるステッフェン・カレーを今シーズンのMVP候補に挙げるアナリストもほぼゼロ。昨季のチャンピオンに対して、まったくのリスペクトが払われていない中、ウォリアーズが無敵の強さを誇っている。
 16試合のうち、二桁得点差で勝った試合が11試合。残り30秒で負けていたことは一試合もない。この16試合での得点差は13.2ポイント。ほとんどの試合が楽勝である。一番、危なかった試合はアウェイでのクリッパーズ戦で途中まで20点以上も差をつけられ、第4クォーター残り5分でも10点差つけられていた。しかし、そこから破壊力抜群のスモール・ラインナップで臨むとあっという間に10点差をひっくり返し、ライバルのクリッパーズに立ち直れないようなダメージを与えた。ちょっと憎たらしいほどの強さである。
 それにしてもクリス・ウェバーをトレードに出してから、ウォリアーズは全NBAチームの中でももっとも惨めなチームの1つとなっていたのが、まるで隔世の感がする。オーナーが替わるだけで、ここまでチームは変化するのか。ちょっとした驚きである。組織経営を考えるうえでも多くの示唆をウォリアーズの成功は与えてくれる。

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ゴールデンステート・ウォリアーズが破竹の5連勝 [スポーツ]

 昨年、40年ぶりに優勝をしたゴールデンステート・ウォリアーズ。クリッパーズのドック・リバー・コーチに「ついていただけ」とか言われて、まったく優勝チームなのにリスペクトされていないウォリアーズ。しかし、開幕後、昨年、プレイオフで戦ったペリカンズ(2回)、ロケッツ、グリズリーズと戦ってすべての試合で圧勝。グリズリーズなんて50点差である。あまりの強さに、これはジョーダンのブルズ以来のシーズン70勝もあるかも、と思ってしまうぐらいだ。そして、5戦目は同じ4勝0敗同士のクリッパーズ。カリフォルニア州のチーム同士の対戦でもあり、連覇をするためには乗り越えなくてはいけないライバルである。
 私もこの試合を観るために、NBAリーグ・パスを買ってしまった。ということで観たのだが、いい試合であった。第3クォーターまで10点差で勝っていたのだが、クリッパーズのクリス・ポールが4ファールで出てから猛追される。そして、第4クォーターでは逆転されただけでなく、10点差もつけられてしまった。ジョッシュ・スミスの訳の分からない3ポイントが効いた。
 これは、流石のウォリアーズも負けかと思ったら、ハリソン・バーンズの10連続得点で、残り5分で追いついただけじゃなくて逆転。そのあとはシーソー・ゲームであったが、スティーフン・カレーが連続して3ポイントを決めて、結局5連勝。なんなんだ、この強さは。去年よりも強いのではないだろうか。
 まあ、レギュラーも勿論、リザーブも主要メンバーはほとんど同じであるからな。それにしても、NBAの30チームの中で最もエンタテイニングなチームであることは間違いない。今年も楽しみだ。仕事は忙しいが、こんな機会はもう一生にないので、しっかりとフォローしなければ。リーグ・パスも買ってしまったし。

http://www.csnbayarea.com/warriors/win-over-clippers-shows-warriors-repeat-wont-come-easy

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ウォリアーズ「スター不在」?東京新聞の記者はNBAを知っているのか。 [スポーツ]

今日の東京新聞に次のような記事が掲載されていた。以下、引用する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2015061802000143.html

スター不在 全員初決勝
 ウォリアーズの8点リードで残り約2秒。カリーがリバウンドを取ると、勝利を確信した選手が一斉に飛び出し、誰彼となく抱き合った。カリーは「うれしい。みんながチームのためにできることをやった」と達成感をにじませた。
 持ち味の堅守と3点シュートを、この日も発揮した。就任1季目のカー監督が「優勝するには相手をしっかり止めて攻撃につなげないと」と強化してきた守備をチームで徹底。第1クオーターで九つのターンオーバーを奪い、相手の出はなをくじいた。
 3点シュートは13本を決めた。追い上げられた第4クオーターはカリーのほか、不調だったトンプソンも3点シュートを沈めた。レギュラーシーズンでリーグ最多67勝を挙げる原動力となった“スプラッシュ・ブラザーズ”が終盤に輝きを放った。
 カリー、トンプソンの若い二枚看板に、この日25得点で最優秀選手に選ばれたイゴダラも含め、スーパースターはいない。全員が初めてのNBA決勝だったが、カー監督の下に団結し、頂点に駆け上がった。カリーは「僕らは成功する方法を見つけた」と話し、堂々と優勝トロフィーを掲げた。

引用終わり

「スーパースターはいない」って、カリーは今シーズンのMVPであり、オール・ファースト・チームであり、オールスターの先発選手である。ちなみにオールスターのファン投票はレブロン・ジェームスという大スーパースターを上回っての最高得票数を獲得している。カリーがスーパースターでなければ、レブロン・ジェームスを除けば誰がスーパースターというのだろうか。ちなみに、トンプソンはオール・サード・チームに選ばれているし、オールスターである。そうそう、この2人はナショナル・チームの選手としても選ばれている。オールスターといえば、イグアダラ(イゴダラじゃあないでしょう。どういう耳をしていればイゴダラと聞こえるのだろうか)もリーも選ばれたことがある。まあ、オールスターはスーパースターではないかもしれないが、カリーは現在のNBAでレブロン、グリッフィン、ハーデン、ポールと同じスーパースターのグループに所属しており、そして、このグループでも最も輝いている1人である。東京新聞の記者はNBAが分かっているのか。

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ウォリアーズが40年ぶりに優勝! [スポーツ]

ウォリアーズが優勝した。レギュラー・シーズンは67勝15敗とリーグで最高勝率であった。ファイナルまでのホームコート・アドヴァンテージを有してプレイオフに進出。第一戦のペリカンズ戦は、第三試合にて第4クォーターまで20点差をつけられたが試合直前にて同点。オーバータイムにて逆転勝ちをすると4勝0敗で相手を寄せ付けなかった。次のグリズリー戦は、初戦こそものにするが、第二試合と第三試合を落とし、多少、パニックになったが、カリーのディフェンスで活躍していたトニー・アレンを封じ込めると、残り3連勝してコンフェレンス・ファイナルへ進出した。コンフェレンス・ファイナルでの相手、ロケッツはグリズリーズのような迫力もなく、4勝1敗でほとんど余裕でファイナルへのチケットを手にした。

さて、ファイナルの相手はキャバリアーズであった。ケビン・ラブが怪我で脱落し、カイリー・アービングも第一試合で負傷退場。第一試合ではカイリーがいても接戦でものにすることができたので、もうこれは楽勝かな、と思ったら、レブロン・ジェームスは大きく立ちはだかった。デラヴェドーヴァの大活躍もあり、第二試合と第三試合を落とす。これは、大ピンチであるとはらはらしたのだが、センターのボーグを外して、ディフェンスが優れているイグアダラを今シーズン初めて先発に起用するというセンター抜きのスモール・ラインナップで試合に臨むと、これが見事的中し、第四試合は大勝する。センターはパワーフォワードとしても小柄な方のドレイモンド・グリーンであり、相手のセンターのモズコフは28得点もするが、ウォリアーズ得意の速いペースの試合展開に持ち込み、危なげなく勝利をものにする。次いで第五試合もスモール・ラインナップで勝ちをものにすると、敵地での第六試合もスモール・ラインナップで臨み、ボーグ、スペイトといったビッグマンをまったく出さずに、フェスタス・エジィリと1分間だけリーが出ただけであった。エジィリも10分ちょっとしか出ていない。ということで、ほとんどスモール・ラインナップでキャバリアーズをねじ伏せた。

40年ぶりだ。私がファンになってからも22年ぶりだ。それにしても、今年のウォリアーズは、1992年−93年にバークレーが自ら率いるフィニックス・サンズを「チーム・オブ・デスティニー」と言った(バークレーのサンズはジョーダンのブルスに破れてしまうが)ように、優勝するための追い風が吹きまくっていたと思う。優勝インタビューでカー・コーチが言っていたように、「ついていた」。怪我人がほとんどいなく、それはキャバリアーズとの大きな違いであった。そして、何よりもチームワークがよかった。イグアダラ、リーという元オールスター選手であり、高給取りをベンチ・スタートにしたが、この2人のベテランは一切、文句を言わなかった。この自分よりチームを優先するというメンタリティがウォリアーズの若い選手に非常に大きなプラスの作用を働かせた。ボーグもこの3試合、ベンチ・スタートであるが文句を言わないでチームの戦略を優先させた。これは、マーベリックスのラジャン・ランドが不適切なプレイでチームを敗退へと導いたこととあまりにも対照的である。そのイグアダラがプレイオフのMVPとなった。映画のような素晴らしいシナリオである。

90年代は、ウォリアーズのオーナーのくそ馬鹿な判断の積み重ねで発狂したい思いであった。ドラフト1位の権利を取得しても、ろくでもない選手を選び、トレードに出した選手は別天地で大活躍、そしてウォリアーズに来る選手はみなポンコツになる、という恐ろしいカルマを持っているのではないかと思われた。まさに貧乏神のようなチーム。それがウォリアーズであった。プレイオフには1993年以来、2007年の例外を除けば一昨年まで一度も出たこともなかった。そんなチームが優勝するなんて。本当に夢のようである。

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レブロン・ジェームスはマイケル・ジョーダンを上回ったのではないか [スポーツ]

これまで史上最高のバスケット・プレイヤーはマイケル・ジョーダンということであった。コービー・ブライアントも相当、ジョーダンの聖域に近づいたが、それでもジョーダンより上回るという評価は少数であった。

さて、しかし、今年のプレイオフでのレブロン・ジェームスの強さは凄まじい。ファイナルの五試合にての試合は、マイケル・ジョーダンをも上回るものである。例えばファイナルのトリプル・ダブルの数はマジック・ジョンソンの8に次いで歴代2位の6。ジェームスの次はウィルト・チェンバレンとラリー・バードの2である。

マイケル・ジョーダンはトリプル・ダブルの7試合連続というNBA記録を保有しているが、ファイナルというかプレイオフではまったくない。これは、自分で得点した方が手っ取り早いということもあるかもしれない。ただ、オールラウンダーという点ではジェームスの方がジョーダンよりは優れているであろう。

ケビン・ラブ、カイリー・アービングというオールスター選手を欠いた今、クリーブランド・キャバリアーズはジェームスのワンマンチームである。その中で孤軍奮闘しているのであるが、感心するのはジェームスが他の選手の能力を最大限に引きだしていることである。組織のリーダーとしての質が極めて高いことだ。NBAの超問題児であるJRスミスは、自分のことは棚に上げて、「ジェームスとカーメロ・アンソニーの違い」を述べていたりするが、同じスーパースターであっても、ジェームスのカリスマは一ランク違うようなのだ。そして、JRスミスはニューヨークの時とは違って大活躍をし、キャバリアーズがファイナルに進出するうえで大きく貢献をしている。他もモズゴフとかデラヴェノーバとか、ドラフトにもかからなかった選手が一試合20得点以上もしている。もちろん、ジェームスにディフェンスが集中するからであるが、ジェームスが的確なアシストをしてこその数字である。そして、ジェームスはチームメートを鼓舞するのが本当に上手である。指揮官の鑑だ。

一方、マイケル・ジョーダンはそのバスケの能力の高さは疑う余地もないし、運動能力と勝負強さでいえば史上最高のバスケット選手であるかもしれない。しかし、一方でスコッティ・ピッペンという飛び抜けたディフェンス能力の高い選手がいなければ優勝することはできなかった。そして、あまりにも負けん気が強く、チーム内でもバスケだけでなく、それ以外のことでも一番にならないと気が済まなかった。ワシントンのオーナーをやっていた時、ドラフト1位で高卒のクワーミー・ブラウンを取るが、徹底的にいじめて金の卵を潰してしまった。彼が殿堂入りした時のスピーチで、彼をレギュラーにしなかった高校のコーチなどへの「ざまあみろ発言(あんたは間違っていた)」をしたり、子供達に「父親がこんなに偉大なので、その陰で生きなくてはいけないことは同情する」などと発言したのは、彼の人間の器の小ささを物語っている。いや、別にこんなことは皆、知っているし、人生のハイライトである殿堂入りのスピーチで言わなくてもいいかなと思う。特に親の晴れ舞台を見に来た子供に言うことかな。

マイケルの殿堂入りのスピーチはここでみられます。
https://www.youtube.com/watch?v=XLzBMGXfK4c

このスピーチに対するジャーナリストの批判は下記のブログでみられる。
http://sports.yahoo.com/news/jordans-night-remember-turns-petty-075600787--nba.html
http://sports.espn.go.com/chicago/columns/story?columnist=greenberg_jon&id=4468210

ワン・オン・ワンで最盛期のジョーダンとジェームスが戦ったら、どちらが勝利するのかは不明である。ただし、バスケットというチーム・スポーツにおいて、ジョーダンとジェームスが同じチームメートで戦ったとしたら、私はジェームスが勝つと思うのである。そのように思わせるほど、レブロン・ジェームスの凄さは際立っている。

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ウォリアーズとキャバリアーズ、NBAファイナル第四戦 [スポーツ]

 NBAファイナルが展開中である。6月13日時点でウォリアーズは2勝2敗。私が応援しているウォリアーズがファイナルに出るのは40年ぶり。ちなみに、40年前は、私はウォリアーズのファンではなかった。ファンになったのは1993年からなので、22年しか経っていないが、それでもようやく、という気分だ。もう今年を逃すと一生ないかもしれないという気分で、毎試合、観ている。仕事で観られない時も、家に戻って結果を見ないようにして試合を観ている。昨日の第4戦もそうであった。
 さて、ウォリアーズとキャバリアーズのファイナルであるが、下馬評は圧倒的にウォリアーズ有利であった。キャバリアーズはケビン・ラブ、カイリー・アービング、レブロン・ジェームスのオールスター・トリオのうち、ケビン・ラブはプレイオフの第1戦のボストンとの試合で負傷。カイリー・アービングはウォリアーズとの第1試合で大活躍をしたが、延長時間で膝を負傷し、3ヶ月の重傷。しかも、第1試合をキャバリアーズは落とす。
 一方のウォリアーズはけが人もなく、地球上でもっともバスケが強い男レブロン・ジェームスであっても、流石にウォリアーズに勝つのは難しいと思われた。私がフォローしているサンノゼ・マーキュリー・ニュースのスポーツ・ライター、ティム・カワカミも、もうウォリアーズが優勝するのは事実である、とまで書いていた。
 さて、しかし第2戦、第3戦ともにレブロン・ジェームスはウォリアーズの前に立ちはだかり、勝利をものにした。ジェームスは、超人のような凄まじいばかりの個人プレイを繰り出すだけでなく、周りの選手のポテンシャルまでをも高めるようなプレイをする。アービングの控えであったデラヴェドーヴァは、このファイナルでキャリア最高のプレイをしている。ティモシー・モズコフも第4戦では彼自身の一試合最高得点の28点をたたき出した。ジェームスはこれで5年連続、ファイナルに出ており、優勝も二回しているが、彼はこのシリーズで初めて伝説の域にまで達したのではないだろうか。そのプレイぶりは凄まじく、マイケル・ジョーダンでさえ越えたと言われているし、私もリアルタイムでマイケル・ジョーダンを観ていたが、スコッティ・ピッペンというスーパースターのパートナーを擁さないジェームスのプレイぶりは、ジョーダンをも上回って神懸かっていると思われる。
 しかし、バスケは一人では勝てない。いや、集中すれば一試合は勝てるだろうが、プレイオフは4試合勝てなくてはならない。この4試合、ジェームスはガス欠になっていた。二日の休みがあればまだしも、一日の休みだとなかなか厳しい。そして、それはジェームスだけではない。ハッスル・プレイで多くのファンを魅了したデラヴェドーヴァも第四試合はもはやパッとしていなかった。これは、怪我人が少なく、ベンチ層が厚いウォリアーズとの大きな差である。
 今シーズンのMVPであるステッファン・カレーもジェームスの前だと霞んでしまう。やはり、レブロン・ジェームスの偉大さは比類なきものだ。ただ、チームとしての総合力はウォリアーズの方が上であろう。レブロン・ジェームスの最大の試練といってもいいかもしれない。
 試合は今日を入れて、あと残り3試合。総合力が上といっても、ちょっと油断すればジェームスに圧倒されてしまうであろう。ファイナルだから当然かもしれないが、本当に手に汗を握るし、応援しがいがある。ウォリアーズのファンを22年やっていて、初めて本当に報われた気分だ。レッツゴー・ウォリアーズ。

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ゴールデンステート・ウォリアーズがファイナルに進出 [スポーツ]

 ゴールデンステート・ウォリアーズがヒューストン・ロケッツとのウェスタン・コンフェレンス決勝戦の第五試合に勝ち、ロケッツとのシリーズを4勝1敗で下して決勝(ファイナル)へ進出した。1974年−75のシーズン以来であるから40年ぶりである。私はロスアンジェルスにいたのだが、一人でホテルのそばのバーに行き、観ていた。第1クォーターこそ、まったくシュートが入らず、ロケッツに先行されたが、第2クォーターで逆転するとそれからは基本的には安心して観ていることができた。ただ、クレイ・トンプソンがあっと言う間に4ファールになるなど、ファール・トラブルという暗雲が立ちこめていて、まったく油断ができなかった。特に第4クォーターにはトンプソンがトレバー・アリザの膝蹴りを頭に受け、倒れたのに続いて、イグオダラもハワードからのファールで肩を痛めたりして、どうなるんだと心配をしたのだが、ハリソン・バーンズ、フェスタス・エジーリが24点、12点の大活躍をしてくれたこともあり、第4クォーターではむしろ得点を広げることで、この試合にけりをつけることができた。なぜか、第4試合で獅子奮迅の活躍をしたハーデンが、ターンオーバーのプレイオフ記録をつくるなど本調子からはほど遠い状態であったのがロケッツとしては痛かった。
 このシリーズは、第4試合ではアリザのフェイクにかかったカレーが頭から床に落ちたり、ハワードがボーグの顔を叩いたのが、フレーグラント・ファール1になったり、いろいろと荒れたが、結局、決勝に進出できたので終わりよければすべてよし、という感じになっている。ただ、あのハワードのファールは、クリーブランドのJRスミスがボストン戦で二試合退場になったファールとほとんど同じであった。チャールス・バークレイが指摘するようにハワードもJRスミスと同様の措置を図るべきとの意見もマスコミでも多くあったが、ハワードがいるロケッツに勝てたことの方が喜びは大きい。勝てたから言えることではあったが、結果論としては言い訳をロケッツに言わせないようにしたのはよかったであろう。とはいえ、第5試合のハワードは凄まじかった。ハーデンが第4試合と同じレベルでプレイしたら、結果は違っていたかもしれない。
 しかし、ウォリアーズは強い。そして、その強さはスパーズやホークスのようなチームの総合力としての強さである。第5試合も、バーンズ、エジリなどの脇役が活躍した。このプレイオフでもイグオダラ、リビングストンなどの控えが大活躍をしている。バルボサも悪くない。このベンチの厚さが、昨年との大きな違いであり、それがロケッツとの違いであるかと思う。
 ウォリアーズのファンを20年以上しているが、今までで、今日が一番、嬉しかった。次はレブロン・ジェームス率いるキャバリアーズとの決勝である。

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ゴールデンステート・ウォリアーズが1976年以来のコンフェレンス・ファイナルへ進出 [スポーツ]

ゴールデンステート・ウォリアーズがプレイオフのセミファイナルで今日(アメリカの時間だと5月15日)、メンフィス・グリズリーズを4勝2敗で下して、コンフェレンス・ファイナルへ進出した。1976年以来ということなので、もう39年ぶりである。私はウォリアーズのファンになったのは1993年からだからコンフェレンス・ファイナルは初めてである。というか、それ以降、プレイオフに進出したのは一昨年までは1993年と2007年だけである。ということで、大変感慨深い勝利である。プレイオフ一回選は、ペリカンズを4勝0敗で下した。3試合目こそ第4クォーターで20点差をひっくり返したので余裕でという訳でもないが、結果的にはスイープではあった。しかし、二回戦はグリズリーズということもあって、1勝2敗とグリズリーズに先行されて、これは不味いかも知れないと思わされた。

1試合目こそシュートもよく決まり、楽勝ではあったが、2試合目は顔面陥没という大けがをしたにも関わらず強行出場したマイク・コンリーのスーパープレイでグリズリーズがアウェイであるにも勝ちを拾うと、その勢いで3試合目もモノにする。私も試合を観ていたが、敵ながらあっぱれ、というかその根性に敬意を表さざるにはを得ない。この試合は、トニー・アレンのディフェンスも光った。とはいえ、感心ばかりもしてられない。この勢いでシリーズに負けたら大変だと危惧していたのだが、4試合目でウォリアーズはディフェンスを強化する。怪我を押して出場していたコンリーも3試合目にもなると、精彩を欠く。その隙を縫って、見事敵地で一勝すると、ホームでの5試合目はトニー・アレンが欠場したこともあり楽勝。そして、今日、迎えた敵地での6試合目は第1クォーターからシュートを決めまくり、第3クォーターこそグリズリーズに随分と詰め寄られたが、クォーター終了直前に、カリーの緑間真っ青の30メートルシュートのブザー・ビーターが決まると、そのままの勢いで第4クォーターには差をつけ、見事勝利をものにする。

昨日、クリッパーズがロケッツに第3クォーターの19点差を逆転されて負けたので、今日も全然、余裕が持てないまま観ていたのだが、無事、勝ててよかった。やはり、カリーの存在は大きい。ここぞ、という時に決めてくれる。そしてボーグのディフェンスも素晴らしい。ウォリアーズはずっとラン・アンド・ガンというイメージが強かった。観ていて面白いけど勝てない。スラム・ダンクの豊玉のようなチームであった。しかし、そのサーカス・プレイの代表格であった攻撃力に特化したモンタ・エリスとボーグをトレードした2012年からウォリアーズの命運は変わった。本当、オフェンスとディフェンスのバランスが取れた素晴らしいチームになったと思う。ファンとしては嬉しい限りだ。

試合後、グリズリーズの選手と健闘を讃え合ったのが印象に残った。ランドルフとグリーン、ヴィンス・カーターとハリソン・バーンズは大学の先輩・後輩の関係である。ヴィンス・カーターはカリーの父親とトロントでチームメートであった。ランドルフと監督のカーもポートランドでチームメートであった。NBAのプレイオフは本当、格闘技のように激しい戦いが繰り広げられるが、試合が終わるとノーサイド。お互いを讃え合う姿は素晴らしい。ボストンとクリーブランドの1回戦の最終試合では、フレグラント・ファールの応酬で観ていても白けてくる。特にJRスミスのパンチは、2試合出場停止というレベルではなく卑劣であったと思われる(チャールス・バークレイは10試合出場停止が妥当であろうとテレビでコメントしていた)。そのような試合と比べると、今回のシリーズは、NBAの素晴らしさを再確認させてくれるような試合であった。もちろん、ゴールデンステート・ウォリアーズが勝ったので素晴らしいと思う自分はいる。

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ゴールデンステート・ウォリアーズがチーム史上最高勝率をあげる(さあ、プレイオフだ) [スポーツ]

 ゴールデンステート・ウォリアーズがチーム史上最高勝率の67勝15敗で今シーズンを終えた。勝率0.817という冗談のような成績である。ホームでの対戦成績は39勝2敗。
 全チームで最多得点、最高のフィールドコールド率、を記録しているだけでなく、試合の得点差も最大であることから分かるようにディフェンスもとてもよい。ディフェンス・レーティング(100ポゼッション当たりの敵チームの得点)も全チームでもっともよい。オフェンス・レーティングは2位である。このトップ・レベルのディフェンスとハイ・ペースのオフェンスが共存できているのは全NBAチームでも37年ぶりであるそうだ。
 そして、ウォリアーズのすごいところはチームワークが恐ろしくいいところである。この点では、サンアントニオ・スパーズと双璧であろう。何しろパスが多い。少しでもシュート確率を上げるために皆が協働している。元オールスターのスーパースターであるイグアダラが先発でないところもよい。イグアダラだけでなく、まだ脂がのっている元オールスターのリーでさえベンチ・スターとだ。そのお陰で若手の先発コンビであるバーンズとグリーンが思い切りプレーできているだけでなく、とてつもなく強力なベンチがつくられている。これは、昨年とはとてつもないほどの違いである。前述した2人に加え、リビングストン、スペーツ、バルボサといったベテラン勢は他のチームであったら先発でもおかしくないだろう。3年目のエジィリはオフェンスはともかく、ディフェンスではそれなりの存在感を持っているし、ホリデーも貴重な戦力となっている。アキレス腱断裂から戻ってきたラッシュがまだ、本調子ではないのは残念だが、それにしてもこの豊かで多彩なベンチ群の素晴らしさといったらどうだろう。67勝はまぐれではできない。このベンチ群の優秀さが、67勝を達成できた大きな要因であろう。
 しかし、何より傑出しているのは若手の2人を除いたスターターである。いや、若手の2人も今シーズンは大活躍していると思うし、特にグリーンは年間最優秀ディンシブ・プレイヤーの候補にまであがっている。彼の守備の多能さが、ウォリアーズの守備を強力にしているのは間違いない。ただ、残りの3人は、何しろ飛び抜けている。
 まず、シューティング・ガードのクレイ・トンプソン。サクラメント戦で1クォーター37点という凄まじいNBA記録を樹立したことからも分かるように、得点マシーンである。一試合得点は、全NBA選手中9位(カイリー・アーヴィングと同順位)。しかも、ウォリアーズは接戦が少ないので、分当たりに換算するとなんとレブロン・ジェームスの次の6位になる。ちなみに1チームから二人の選手がベストテンに入っているチームはゴールデンステート・ウォリアーズだけである。
 そして、何よりこれまでのウォリアーズと大きく違うのは、ディフェンスの要となっているセンターのアンドリュー・ボーグの存在である。一試合当たりのリバンド数はグリーンよりも少なくチームでも一番ではないが、ブロックはチーム一番で全NBA選手中18位。プレイ時間の短さを考えると相当である。そして、彼が凄いのは徹底してディフェンスをしていることである。チームの勝利を優先している彼のプレイはチームメートを大きく鼓舞するであろう。モンテ・エリスとボーグのトレードが、万年ドアマットのウォリアーズのチームの命運を大きく変えた転換点だと私は思っている。それぐらい、ボーグの存在は大きい。
 そして、MVP最有力候補のステッファン・カレー。一試合平均得点は23.9点、今シーズンの3ポイントの最多得点者であると同時に、シーズンでの3ポイント得点の自己が持つ記録を今シーズン更新した。その華麗なるプレイは、おそらくお金を出してもっとも現時点で見たいNBA選手であろう。私は今年、生で観ることができたが、NBAに新たなる魅力をつくりだした選手ともいえるであろう。レジー・ミラーをも越えた素晴らしいシューター、パッサー、ドリブラーである、そしてマジック・ジョンソンよりもマジックを演出できる超スーパー・プレイヤーである。
 さあ、プレイオフは今日から始まる。楽しみだ。
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ゴールデンステート・ウォリアーズの試合を観たぞ! [スポーツ]

私ごとで恐縮だが、私は1993年からゴールデンステート・ウォリアーズのファンである。もう20年以上も前からのファンである。1993年当時は、残念ながらランTMCの一人であるミッチ・リッチモンドがトレードに出された後ではあったが、ドラフト一位のクリス・ウェバーをトレードで獲得し、また、その前の年で獲得したラトレル・スプリーエルがスーパー・スターとして成長しつつあり、その未来は明るいものと思えた。この年はプレイオフには進出するものを一回選で負けたが、その後は強くなる一方であると私は楽観的に思っていた。しかし、その後、このチームは10年以上もプレイオフから見放される。NBAのドアマットとして、ほとんど笑いものであった。私の関心もどんどんと離れていった。

さて、そのようなファンとしては、このウォリアーズの三年間の活躍は本当に盆と正月が一緒に来たようにわくわくさせてくれるし、嬉しい。さて、そのなかでも今年は特別である。NBAのすべてのチームで最高勝率をあげ、カリーはMVPの最右翼である。そして、去年から8人の選手が残っているというのは、私がウォリアーズのファンをしてきた20年の中でも初めてであると思う。リーとイグアダラというオールスターがベンチ・スタートというチーム・ファーストの戦術を受け入れているチーム・ケミストリーのよさも強さの秘訣である。いやあ、ワン・フォア・オール的な考えなんて、ちょっと前のウォリアーズでは信じられないことだ。

ということで、ほぼ毎日、ウォリアーズの試合はチェックをしているし、ときためリーグ・パスで試合を観たりもしていたが、やはりここは生で観たい。ということで、インターネットでチケットを購入し(いやはや、本当に便利になりましたわ)、ウォリアーズのホームゲーム、対デトロイト戦を観てきた。アクセスだが、バーとだと駅から結構アリーナまで距離がある。とはいえ、駐車場は入るのも出るのも時間がかかるし、何より試合を観ながらビールが飲めないのでバートで行くことにした。さて、多くのファンがオラクル・アリーナを既に取り巻いている。以前であれば、ファンは義理で来ているか、相手のチームのファンが多かったような印象を受けていたが、今日はもうファンまで自信を持っていて、とても楽観的でいい感じだ。私は迂闊にもバックパックを持っていってしまったのだが、これはバッグチェックを受けなくてはならないことを知った。このバッグチェックは随分と長蛇の列である。今後、オラクル・アリーナに行く人は、荷物はポーチに入るぐらいに制限することを自分の失敗からもお勧めする。

さて、試合はボーゲット、カリー、トンプソン、バーンズ、グリーンの先発で始まった。デトロイトは既にプレイオフの希望もなく、ドラモンド、モンローという7フィート近いいい選手はいるけど、他は大したことなく、第一クォーターでも結構、差をつける。しかし、この日はカリーが本調子ではなく、またターンオーバーが多いなどケアレスミスが多く、後半、逆転までさせられる。しかし、去年は弱かったベンチが今年は最強に近い。イグアダラ、スペイツ、バルボサなどベンチが二桁得点、さらにリビングストンの活躍もあり、横綱相撲のようなバスケを鑑賞することができた。最高得点はトンポソンの27点。また、ボーゲットの素晴らしいダンクや、カリーのバックハンド・パスなども観ることができ、試合のレベルはそれほど高くはなかったが、多いに楽しめた。
http://scores.espn.go.com/nba/recap?gameId=400579252

ただし、オラクル・アリーナの食事は本当に高くなっている。ビールは12ドル、ナチョスは10ドルであった。まあ、これだけ楽しいバスケットボールを観ながらビールを飲むんだから高くてもしょうがないのかもしれないけど、12ドルといったら現在の円安だと1500円ぐらいになる。

今年はウォリアーズにとっては、特別な年になるかと思う。そのような特別な年に生で試合を見られたのはファンとしては嬉しい限りである。

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