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ウォリアーズ、キャバリアーズ第三戦をネット観戦する [スポーツ]

 ウォリアーズは3年連続、NBAファイナルに進出した。そもそも、プレイオフに3年連続出場するということだけでも90年代のファンからすれば信じられない偉業なのに、ファイナルに3年間出るなんて信じがたいことだ。しかもプレイオフの試合では負けなしでファイナルにまで来ている。2000年-2001年のシーズンではシーズンで17勝しかできていないことを考えられると、現在の強さは信じられない。
 さて、しかし、個人的には今年のウォリアーズには関心を失ってしまっていた。というのもケヴィン・デュラントが入ったウォリアーズはあまりにも強く、試合を観ていても一方的過ぎて面白くなくなってしまったからだ。一昨年のように、奇跡的な逆転劇が少なくなってしまった。試合を観ても「手に汗を握る」ということがなくなってしまったのだ。まさか、ゴールデンステート・ウォリアーズのファンをしながら、こんな贅沢な気持ちになれるとは思っていなかったが、それが正直な私の今の状況である。
 案の定、プレイオフの試合も私が応援せずとも負けなしで12連勝、さらにキャバリアーズとのホームでの2試合も連勝して、14連勝。そして、今日の試合を迎えた。
 さて、しかし、もしウォリアーズがこのプレイオフで負けるとしたら今日か明日であろう。ということで、体調を崩して海外出張を取り止めて時間が余ったということもあるが、今日は思い切って全試合をインターネットで観戦することにした。
 第一クォーター、第二クォーターはシーソー・ゲーム。第一試合では不調のクレイ・トンプソンの調子がよいが、それにもましてレブロン・ジェームズが獅子奮迅の活躍をしており、ハーフタイムでは67対61でウォリアーズの6点差。ハーフタイム終盤でのパチューリアのボーンヘッドがなければ二桁差で終わったかもしれない。後半はいきなり、キャバリアーズがアービングを中心に責め続けたこともあり逆転される。そして、これまでの二戦ではウォリアーズが突き放せた第3クォーターでキャバリアーズに5点リードされて終了する。第4クォーターでもキャバリアーズは突き放しにかかったが残り5分まで、それ以上の点差を広げられることはなかった。ここらへん、ウォリアーズは憎たらしいほどの強さだ。横綱のようである。そして、試合終了まであと数分というところでプレッシャーに弱いとこれまで批判されていたケビン・デュランがジェイムスの守備をかわして3ポイントを決め、その後のフリースローもしっかりと入れて逆転をする。そして3点差でまだ同点の可能性のあるラスト・プレイでイグオダラがジェイムスを押さえて見事、勝利をたぐり寄せることができた。
 ここまで来たら、もう総てのプレイオフの試合をスイープの16勝0敗で優勝してもらいたい。とはいえ、つくづく長生きするものだと思わせる、20年前どころか10年前でさえ嘘のようなウォリアーズの強さである。


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