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ケビン・デュラントがウォリアーズ?? [スポーツ]

 フリー・エージェントのケビン・デュラントがウォリアーズに行くことを決めたそうだ。私はウォリアーズ・ファンを1993年からだから23年はしている。フリー・エージェントでスーパースターがウォリアーズに来ることはこれまで全くといっていいほどなかった。そこそこのスターであればバイロン・デービスのケースがあるし、プレイオフに出るようになってからはアンドレ・イグアダラのケースがある。しかし、それも、この2人だけであったし、ケビン・デュラントのようなスーパースターが来るのは、本当に記憶にない。むしろ、ウォリアーズは誰もがいたくなくなるようなチーム、もしくはフロントが馬鹿なのでどんどんいい選手を外にトレードに出すようなことばかりしていたチームであった。ミッチ・リッチモンド、クリス・ウェバー、ティム・ハーダウェイ、ラトウェル・スプリーウェル、アントワン・ジェイムソン、ギルバート・アリーナス・・・・。ウォリアーズがトレードで出したり、ウォリアーズが嫌になって逃げ出したスター選手は両手でも数え切れない。そんなチームに、世界で3本の指に入るバスケ選手であるケビン・デュラントが来るなんて、本当に信じられない。自分の嫁に堀北真希がくることが信じられないようなほど、信じられない。
 それまでウォリアーズはフリー・エージェントで強くなることも、アンドレ・イグアダラやバイロン・デービスのケースではあったが、これはしっかりと費用対効果も鑑みての判断であるし、決して彼らは万能薬ではなかった。うまく、その選手を使う(アンドレ・イグアダラの場合は先発を外れた)ことによってチーム力を向上することに成功したのであって、ケビン・デュラントのようなオールマイティを採ったことは、これまで一度となりともなかった。
 そのようなウォリアーズの歴史を鑑みると、今回のケビン・デュラントがウォリアーズに来たことは凄い、やった!と思う気持ちはあるのだが、どこか据わりが悪い。決勝で負けたチームで来年、キャバリアーズにリベンジして欲しかった。なんか、ケビン・デュラントがウォリアーズに来るのは安直すぎないか。まるでレイカーズやヤンキースのように、1人で美味しいところばかり持って来てしまって、アンダードッグ好きの私はなんか面白くない。というか、オールスターが先発5人中4人なんて強すぎるでしょう。ケビン・デュラントがいなくても、73勝もしたのに、来年はどうなってしまうのだろうか。というか、ケビン・デュラントもウォリアーズに3勝1敗から3連敗で決勝に行くのを逃したのに、そのチームにのこのこ来るのは、ちょっと格好悪すぎるのではないだろうか。ウォリアーズも、こんなに強くしてしまうと、逆にレギュラー・シーズンが興醒めになってしまうのではないだろうか。なんか興奮するより、妙に白けてしまっている私がいる。私のように思っているNBAファンは結構、多い気がする。

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