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第58回スーパーボールはまれにみる好試合であった [スポーツ]

フットボールは最近全く見なくなっている。これは、あまりにもそのスポーツが乱暴であるからだ。しかし、昔贔屓にしていたサンフランシスコ・フォーティーナイナーズが出ること、そして相手のカンザスシティ・チーフスのタイトエンドのスター選手の恋人がテイラー・スイフトであることから、全米が多いに注目していることもあり、久しぶりにスーパーボールの試合を見た。
 試合は両チームが素晴らしいディフェンスを見せ、延長戦にまでもつれ、試合終了直前、時間ギリギリにカンザスシティがタッチダウンを決めてカンザスシティが勝利した。なかなか手に汗握る好試合であった。一般的にスーパーボールの試合は接戦でない場合が多いので、今年の試合は珍しかったのではないだろうか。フットボールに関心のないテイラー・スイフトのファンがスーパーボールを見るだろうと、アメリカのマスコミは予測をしていたが、そうであれば、この試合でそれまでフットボールにあまり関心がなかった人たちをファンとして取り込むこともできたかもしれない。そう思わせるほど、フットボールのスリルと楽しさが伝えられるような試合であった。
 右翼メディアが、バイデン大統領を支持しているテイラー・スイフトの若い世代への政治的影響力を高めるために八百長でチーフスが優勝するだろうといった報道をしていたが、どんなに優れたシナリオライターでも今日の試合は書けないだろう。それぐらいドラマチックな試合であった。もし、右翼メディアのいうようにシナリオライターがいたとしたら大天才であろう。というか、わざとらしいのでそのシナリオは却下されていると思われる。
 まあ、そうは言ってもフォーティーナイナーズの選手2人が大怪我をして、そのうちの一人は担架で運ばれた。やはり、ちょっとあまりにもこのスポーツは乱暴なのではないかと改めて思わせられた。

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