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ウォリアーズがどん底からの3連勝 [スポーツ]

ドレイモント・グリーンが出場停止をしたことを契機にカー監督は先発メンバーを変えた。グリーンの代わりに新人のポジエムスキー、そして絶不調の一昨年オールスターに選ばれたアンドリュー・ウィギンスの代わりに3年目のジョナサン・カミンガが選ばれた。そして、今日まで4試合が行われたが緒戦のクリッパーズ戦こそ落としたが、その後はなんとボストン・セルチックスも含めて3連勝である。3戦とも接戦であり、ブルックリン戦はカリーが第四クォーターで7 ショットを全て決めて16得点するなど神懸かった活躍でどうにか勝利を収める。次のポートランド戦は新人のポジエムスキーがポートランド最後の攻撃でオフェンシブ・ファールを得るという大ファイン・プレイでどうにか勝利を呼び寄せる。そして、セルチックス戦もカリーの終盤での神懸かったシュートでどうにか延長で相手を退けることができた。どれもが楽な試合ではないが、それまでは接戦を落とし続けいていたので、勝ちに結びつけていることは素晴らしい。
 さて、数日前にグリーンの欠場を受けて、ウォリアーズ大ピンチじゃないか、という記事を書いた(https://urban-diary.blog.ss-blog.jp/2023-12-19)。そしたら、あれよあれよと3連勝である。さて、しかし、状況はそれほどよくなっている訳ではない。トンプソンはようやくシュートも入るようになり、何より、前のように無理してシュートをするということを止めたので、ほぼ復活してきたのではないかと思うところがあるが、ルーニーとウィギンズは全然である。特にウィギンズはポートランド戦こそ12アテンプトで9つのシュートを決め、25得点するなど復活の兆しも見せたが、その次のセルチックス戦では11アテンプトで2点。これはフィールドゴール率2割以下ということである。控えに回った最初の試合と次の試合も4の9で9得点、4の9で14点とまったく期待に応えられてない。
 幸い、カミンガが相当、いい感じになってきており、さらに新人のトレース・ジャクソン・ジュニアが13リバンド、3ブロックとセルチックス戦で大活躍したので、どうにか補塡できているが、ウィギンズは本当、どうしちゃったのであろうか。まあ、カミンガやジャクソン、そしてモーゼス・ムーディといった若手が台頭してきているので、もうウィギンズはベンチ要因でいいかもしれないが。
 奇跡的な試合運びでどうにか勝ちを拾っているが、その間に若手4羽ガラスが試合に出ることで経験を積んで、チームとしてもまとまってきてくれると、プレイオフ進出は間違いないであろう。とはいえ、ジョ・モラントがメンフィスでは復活するし、今年のウェスタン・コンフェランスは本当、厳しい。とりあえず次の試合のワシントンは必ずものにして、5割に戻り、そこからまた仕切り直しか。25日のデンバー戦に勝利をすると、結構、展望は開けてくると思うのだが。

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