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2023-2024年度のウォリアーズは強いぞ! [スポーツ]

NBAのプレシーズンが展開している。これまでウォリアーズは4戦して全勝している。レイカーズに2勝、キングスに2勝と、同じパシフィック・ディビジョンのライバルからしっかりと勝ちを奪っている。しかも、レイカーズの2戦目、キングスの両試合とも接戦をものにしている。キングスの二戦目などは後半18点差を逆転しての勝利だ。もちろん、プレシーズンは所詮、プレシーズンではあるのであまり期待をするのも禁物だろうが、昨年のウォリアーズは5点差以内での勝敗は9勝38敗であった。これは勝率2割を切るという、とんでもない勝負弱さであったのだ。これに加えて、飛び抜けて多いターンオーバー数は昨年度のチームのケミストリーの悪さを示唆している。そのような状況を考えると、プレシーズンとはいえ、ウォリアーズの勝負強さは驚きだ。ジョナサン・プールというシュート力はあるが、バスケIQが低く、状況判断が悪い若手を手放して、NBAでも最も高いIQを持ち、状況判断に優れる超ベテランのクリス・ポールを取ったことの効果が大きく現れているのではないだろうか。また、3年目のジョナサン・カミンガ、モーゼス・ムーディの活躍も目を見張らす。特にジョナサン・カミンガは4試合のうち、3試合がチーム最多得点で、3試合目が終了した時点ではNBAでも最多得点であった。フリースローの数も多く、ウィギンズとともにウォリアーズでは貴重な運動能力で得点を取れる(ファールをもらいフリースローで得点する)選手になりつつある。そして二年目の生え抜きの選手はすべていなくなったが、ルーキーのブランデン・ポジームスキー(19番目)、トレイス・ジャクソン・デイビス(57番目)は相当、いい。ブランデンは既にダブル・ダブルを連発しているし、トレイス・ジャクソン・デイビスもなぜ、彼が57番目まで取られなかったのかが不思議なくらいである。昨年の2人のルーキーとはエラい違いだ。
新しく入ってきたダリオ・サリッチ、ルーディ・ゲイ等がどれぐらい貢献するかはまだ分からないところがあるが、昨年の勝負弱いウォリアーズの姿は時期尚早かもしれないが、プレシーズンの4試合からはまったく見えない。というか、ベスト8に残った昨年と比べると、ほとんどの点において上回っている印象を受ける。
さて、一方でどうもウォリアーズは相当、過小評価されている。ウエスタン・コンフェレンスでも優勝候補はサンズかナゲッツ、そして三番手としてレイカーズが挙げられているような状況だ。ESPNやNBAのスポーツ評論家の誰もがウォリアーズを挙げない。ダークホースとしてクリッパーズ、キングス、グリズリーズと十把一絡げ的に入れられているのがせいぜいの所だ。お前等の目は節穴か!という気分でプレシーズンの素晴らしい活躍ぶりをみているが、ここで、私はウォリアーズの優勝を予測したい。もちろん、怪我が起きたりすると、ウォリアーズが優勝できる確率はガクッと減るが、私はサンズやレイカーズより上に行くと思っている。まあ、ベスト4は間違いないだろう。ベスト4に行かないシナリオは、その前にナゲッツと対戦した時だけかな、と思っている。もちろん、ナゲッツとウォリアーズのどちらが勝つかといったら、私はウォリアーズを押す。それくらい、今年のウォリアーズは強いと思う。あまり注目されていないのも、追い風だ。とはいえ、レギュラーシーズンの試合は序盤から勝ち続けるので、昨年のナゲッツのように、すぐスポーツ評論家の意見も変わると思われるが。

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