セレステ「Not Your Muse」 [ロック音楽]
1994年生まれのセレステ・エピファニー・ウェイトの2021年のデビュー・アルバム。UKアルバム・チャートでは1位にまで上昇するが、それも納得の素晴らしいアルバム。というか、2021年になって、こういう音楽がまだ創られるのか、と驚くようなクオリティの高さである。楽曲もいいが、何しろボーカルがいい。
セレステはなかなかエキゾニックな外観をしているが、これはイギリス人の母親とジャマイカ人の父親とを持つからであろう。そして三歳からイギリスで育つ。日本でいえば平成生まれであるが、アレサ・フランクリン、ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルドを聴いて育ったようだ。この才能がどうやって見出されたかというと、16歳の時につくった曲をユーチューブにアップしたことがきっかけだそうだ。そして、楽曲はマックのガレージ・バンドを使ったそうである。ううむ、まさに平成生まれのミュージシャンということだ。
さて、このデビュー・アルバムであるが、どうも通常版は12曲しか入っていないようだが、私の購入した日本版は22曲と大出血サービスである。全般的にはスロー・バラード的な曲が多いが、「Tell me something I don’t know」などグルーブ感の素晴らしい曲もあって、なかなか楽しめる。コリーヌ・ベイリー・レイを彷彿させるところもあるが、彼女のようなコケティッシュなところはなく、もっと土臭い感じがする。ドシッとしている、という感じだろうか。Strangeはスタンダードになるような迫力を持っている。
セレステはなかなかエキゾニックな外観をしているが、これはイギリス人の母親とジャマイカ人の父親とを持つからであろう。そして三歳からイギリスで育つ。日本でいえば平成生まれであるが、アレサ・フランクリン、ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルドを聴いて育ったようだ。この才能がどうやって見出されたかというと、16歳の時につくった曲をユーチューブにアップしたことがきっかけだそうだ。そして、楽曲はマックのガレージ・バンドを使ったそうである。ううむ、まさに平成生まれのミュージシャンということだ。
さて、このデビュー・アルバムであるが、どうも通常版は12曲しか入っていないようだが、私の購入した日本版は22曲と大出血サービスである。全般的にはスロー・バラード的な曲が多いが、「Tell me something I don’t know」などグルーブ感の素晴らしい曲もあって、なかなか楽しめる。コリーヌ・ベイリー・レイを彷彿させるところもあるが、彼女のようなコケティッシュなところはなく、もっと土臭い感じがする。ドシッとしている、という感じだろうか。Strangeはスタンダードになるような迫力を持っている。