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データをみると、ラムダ株の恐ろしさが見えてくる。 [グローバルな問題]

世界のコロナ感染がどのような状況であるのかをチェックしてみた(2021.08.13)。まず、感染者数であるが2億623万人、死者数は435万人である。感染者数を国別でみるとアメリカ合衆国、インド、ブラジルと続く。死者数だとアメリカ合衆国はトップだが、次いでブラジル、インドとなる。インドは悲惨だと指摘されていたが、実はブラジルの方が酷いのか。さて、その後、急上昇しているのはメキシコ、ペルーでロシア、イギリスを抜いた。ペルーではラムダ株が猛威をふるっているということで、ちょっと今後が心配だ。
 さて、次は人口当たりであるが、感染者数でみると小国が並び、2000万人以上でみると、14位のアメリカがトップ(11.17%)で、次いでアルゼンチン、オランダ、ウルグアイ、スェーデンと続く。日本はなんと142位で、結構、医療逼迫と言われているが、まだ相対的にはましなのか、とちょっと驚く。
 人口当たりの死者数では、ペルー(0.59%)、ハンガリー、ボスニアが1位から3位。比較的、人口が多い国だけをみると、8位にブラジル、11位にコロンビア、12位にアルゼンチン、16位にパラグアイと南米諸国が続く。それ以降は17位にイタリア、20位にイギリス、21位にアメリカ合衆国、22位にメキシコ、23位にチリである。ちなみに絶対数が多いインドは115位、日本は140位である。
それにしても、南米の人口当たりの死者数、高すぎないか。特にペルーの高さは尋常ではない。日本は0.01%であるから、日本のほぼ60倍近い死亡率である。ワクチン接種率が低いなどが要因としては考えられるが、もう一つはラムダ株の存在であろう。他の南米諸国の死亡率が高いことを考えても、ラムダ株はデルタ株より怖ろしい可能性をこれらの数字は暗示している。ラムダ株はペルー由来である。日本でも8月10日に確認されたが、アメリカでも昨日のCNNのニュースによれば、テキサス州などで発見されているようだ。
 というか、まじでこのような状況でもパラリンピックを強行するのか。今すぐ、何かしらの対応をすべきであろう。というか、コロナウィルス、強すぎないか。まだラスボスが登場するには時間がかかりそうな気がする。

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