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雲取山からの富士山は美しかった [日本百名山]

雲取山に登る。午前8時過ぎに鴨沢の駐車場に着いた時は、けっこう強い雨が降っていて中止することさえ考えたが、天気予報では午後は雨が止むとなっているので、思い切って出発することにした。しばらくは雨の中を杉林とブナ林が交互に現れる森の中を歩いていたが、2時間ほどで雨は上がった。堂所を越えたところから、坂は急になり、しんどくなる。足のふともももぴくぴくし始めて、多少不安がよぎる。というのも、一年前、甲斐駒ケ岳にチャレンジした時、太ももが攣って登山を断念したことがあるからだ。坂がしばらく続き、太もももきつくなったので昼休みを取って休んだら、太ももは大丈夫になった。そこで、小雲取山の急坂をチャレンジする。ここを越えると、あとは比較的難しいところもなく雲取山に着いた。雨が止んだのはよかったが、視界はほとんどない。少し、休憩して宿泊場所の雲取山荘へと向かう。この雲取山から雲取山荘への道は30分もしないのだが、相当、険しく、鴨沢から雲取山への工程のどこよりも難しく、また道もぬかるんでいた。雲取山荘に着いたのは4時ちょっと前。昼食の休みを除いても、6時間ぐらいかかったことになる。

雲取山荘は収容人数400人という巨大な山荘で、トイレも水洗であった。食事は夕食が1500円、朝食が1000円と高いが、しっかりと食事が取れるのは有難いことである。宿泊代は素泊まりで5000円。我々は3人グループであったが、ほかに3人家族も同室となり雑魚寝をする。

翌朝はまた曇っていたら残念だなと思っていたら、晴れた。というか、雲海の上に我々はいた。日の出もばっちり見え、雲取山の頂上に再び登ると、前日は打って変わって360度の素晴らしい展望を見ることができた。特に富士山は凛々しく聳え立っており、その美しい姿に私は大きく感動した。そこから小雲取山、さらにはそのちょっと先まで尾根道が続くので、ずっと右手に富士山をみながら下山した。わざわざ雲取山に来た甲斐があるというものだ。帰り道は快適で、5時間弱で着くことができた。

さて、雲取山は東京都と埼玉県、山梨県にまたがっている。東京都の最高峰である。これは、東京都民にとってはとても特別なことであるし、東京都にこんなブナ林の原生林が残っており、2000メートルを超える山があることは、多くの人々の東京のイメージを新たにするようなものであると思う。しかし、雲取山より高い山(三宝山)はあっても、百名山は両神山と2000メートル以下の山しかない埼玉県はともかくとして、山梨県民にとっては、それは何の特別な山でもない。富士山、北岳などを擁する山梨県にすれば、同じ秩父山塊でも雲取山は標高的には全然、特別でもない。そういうことを考えると、本当、雲取山が東京都に位置していることで、その格が高まってよかったなと思ったりもする。雲取山は東京都にあるからこそ、特別なステータスを獲得することができ、それゆえに、多くの人がこの山を登り、その素晴らしい景観を楽しめていると思うからである。かくいう私も雲取山が東京都で最高峰というコピーによって、魅了された一人である。そして、そのコピーに惹かれて登山をしたおかげで素晴らしい富士山を展望することができたのである。

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タグ:雲取山
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石鎚山に登頂する [日本百名山]

無謀とも思われる日本百名山への挑戦を今でも続けている私であるが、今回は、中国・四国地方の最高峰である石鎚山にチャレンジした。前日に国民宿舎石鎚に泊まり、当日は朝の6時30分に出発した。ちなみに、この国民宿舎石鎚からだと、バス停留所で石鎚山登山のトレイル・ヘッドである土子屋より数百メートル石鎚山に近い。なんか得した気分である。

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さて、天候は霧雨。とはいえ、宿舎を出発した時点では、特に帽子をしなくても気にしないほどのものであった。宿舎からのトレイルはよく整備されており、またアップダウンも少なくとても歩きやすい。快適だな、と思っていたら、雪渓が出てくる。一部、雪渓がトレイルの上まで覆ってしまい、この雪の棚はいつかは落ちるであろうと思いつつも、自分の時に落ちることはあるまい、と雪の上を歩く。さて、このトレイルは石鎚山ロープウェイのトレイルと合流する。その合流点には鳥居がある。そして、その先には、これまでの平坦で快適なトレイルの分を相殺して、さらに請求するかのごとく、恐ろしい鎖場が我々を待ち受けていた。しかも、距離が半端ではない。60メートルはあるだろう。こんなところを私は上った経験はまったくない。おそらく、一人で来たら引き返したと思うのだが、今回は実は5人のチームでこの石鎚山に来ていた。そのうちの一人は石鎚山に60回以上は登っている、石鎚山の仙人のような人である。彼は、「大丈夫、大丈夫、できる、できる」とびびる私を後押ししてくれる。しかし、その後、「滑ったら死ぬから気をつけて下さい」の一言。

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まあ、しかし、ここで死んでも本望だ、と最近、投げやりな私は、この鎖場にチャレンジした。その崖はおそらく70度はあるだろう。しかも、強くなってきた雨は、花崗岩の岩壁を濡らし、すこぶる滑りやすくしている。「三点確保」と頭の中で輪唱しつつ、ゆっくりと登っていく。10メートル上がると、もう息が上がる。休憩をして、息を整え、さらに次の10メートルを上がっていく。落ちたら死ぬという緊張感が、アドレナリンを私の体内からフルに出させ、なんとか上までたどり着く。さて、その達成感もつかの間、次の鎖場が出現した。しかも、今度の鎖場は80度ぐらい、というかほとんど壁のような岸壁を、60メートルはある距離、登らせられる。鎖の継ぎ目の空間に足を入れようとするのだが靴が大きくて出来ない。仕方ないので、腕力で登っていく。とはいえ、自分にはそんな腕力がないので、それは相当の難行なのであるが、諦めることもできず、最後まで登り切った。いやはや、その達成感は凄まじいものがある。

この第三の鎖場を越えれば、すぐ石鎚神社。しかし、ここで納得せず、30分ほど歩いて行く天狗岳にまで行く。恐ろしいほどの断崖絶壁を眼下にしつつ、天狗岳にたどり着く。本来なら360度の展望が得られる筈なのだが、生憎、ガスに覆われていてほとんど何も見られない。雨足はさらに強くなっていく。石鎚神社にまで戻り、そこでトマト鍋をつくる。板を横にして風除けにし、上から降る雨は防ぎようがないので、そのままにした状態でつくる。鶏肉とソーセージ、キャベツ、タマネギ、人参など具沢山のトマト鍋はとても美味しい。まあ、これは山の上で食べているからかもしれない。その後、ご飯と卵を入れ、雑炊とする。しかし、雨は強く、二つ目の手袋もずぶ濡れになり寒い。鍋を早々に片付けて、下山する。下山ルートは鎖場の迂回路を通る。この鎖場は下山路もあるが、どんな物好きがそれを試すのであろうか。私はやるメリットはまったく感じられない。

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雨の中、下山をするが、下山自体は楽であった。2時間ほどで国民宿舎に戻る。戻った時間は13時ぐらいである。そこから自動車で木の香温泉に寄って、西条駅に着く。西条駅に到着したのは15時30分頃であった。足の裏がちょっと筋肉痛になったが、私のアキレス腱でもある膝、そして太ももの筋肉はまったく大丈夫であった。階段の上り下りをしてきたことが少しは効果があったということであろうか。

タグ:石鎚山
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甲斐駒ヶ岳の登山に挑戦して挫折する [日本百名山]

甲斐駒ヶ岳を登山しようと考え、ゼミの卒業生とチャレンジする。前日に伊那側の仙流荘という宿に泊まり、翌朝4時30分に起床。5時20分に朝食を取りに行く。5時20分から朝食ということだったが、我々が食堂に行った時には、もう大方の客は食事を済ませた後であった。さて、朝食はとてもしっかりとしており、がっちりと栄養を取ることができた。この仙流荘から北沢峠まではマイカー規制があり、バスで行くことになる。始発バスの時刻は6時であったが、もう5時30分頃からは行列ができており、6時前に着いた時には、バスはすべて北沢峠に向かったところであり20分ほど待たされた。私はてっきり1台のバスに乗ってとぼとぼと行くようなイメージを抱いていたのだが、実態は10台くらいのバスがピストンで人々を運んでいたのであった。大体、一台のバスには35名くらいが乗車できるので、350名くらいを一挙に運んでいるのである。料金は片道1100円+荷物料でプラス300円。

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(朝の5時10分頃にはもう既にバスに並ぶ列ができている。バスも6時ではなく、その前からもう乗客を乗せて出発している)

私は、南アルプスは初めてである。南アルプスには中学時代から憧れており、いつか広河原に行きたいと思っていた。行程まで考えて、資料をスクラップまでしていたのである。そのときの大自然に憧れるような純粋な気持ちは、その後、薄汚れ、南アルプスのことなどもどこかに行ってしまったのだが、心荒むサラリーマン生活を辞め、なんか心に落ち着きが戻ってきたのであろうか。再び南アルプスへの気持ちが高ぶり、日本の地理を知ろうという百名山踏破プロジェクトの第二弾として、甲斐駒ヶ岳を選んだのである。

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(甲斐駒ヶ岳)

バスに揺られ40分くらいで北沢峠に着く。私は日本はともかくとして、ロッキー山脈はジャスパーからバンフ、ヨーホー、ウォータートン、グレイシャー、イエローストーン、グランド・テトン、コロラド・ロッキーと訪れ、シエラ・ネヴァダもヨセミテ、セコイア、キングス・キャニオン、カスケード山脈もクレイター・レイク、オリンピックなどを訪れたことがあるし、スイス・アルプスやアンデス山脈も訪問したことがあり、それなりに山岳美には慣れていたつもりであったのだが、この南アルプスも相当の絶景であることを知り、驚いた。特にその絶壁のような急斜面はなかなか凄まじいものがある。

北沢峠からは双児山経由のルートを取る。仙水峠経由の方が、どうも楽そうなのだが、少しでも最短距離を取りたい急いた気持ちが双児山経由のルートを私に取らせることになる。これが後に致命的なミスとなるのは、このときは知るよしもない。さて、序盤、このルートは森林地帯を抜ける。なかなか快適である。しかし、双児山に登った後ぐらいから、斜度が急になっていく。特に森林限界を抜けた後からは、ほとんど階段のような状態である。ただ天候に恵まれたこともあり、景色は素晴らしい。仙丈ヶ岳や北岳、間の岳、塩見岳といった南アルプスの秀峰はもちろんのこと、御岳や穂高、槍ヶ岳までも見渡せる。富士山も雲海から顔を覗かせる。素晴らしい絶景である。と感動しつつも、この連続した階段を登っていたら、大腿筋が痙攣してきた。あっと思った時には、既に遅く、大腿筋が攣ってしまった。しばらくその痛みに苦しめられた後、気を取り直してまた歩き始めると、逆の足の大腿筋まで攣ってしまった。ここで、もう甲斐駒ヶ岳への登山は断念して、ゼミの卒業生だけを単独で行かせて、自分はゆっくりと駒津峰までたどり着く。ここの標高は2750メートル。ここから甲斐駒ヶ岳の山頂まではコース時間だと1時間30分であるが、すさまじい岩場の連続で、それを見て完全に諦める。

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(富士山)

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(仙丈ヶ岳)

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(北岳)

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(御岳までもが展望できた)

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(駒津峰までの急坂。この坂で大腿筋を攣る)

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(この凄まじい登山路を見て、諦める)

駒津峰からちょっと行ったところで卒業生を待っている。彼は2時間ちょっとで登頂して戻ってきた。彼と合流すると、そこで昼食を取る。お湯を沸かし、インスタント・ラーメンをつくって食べる。持ってきたスイート・コーンを入れ、ちょっと贅沢さを演出する。さて、食後にはドリップ式のコーヒーも飲み、腹も一杯になったところで帰路に着く。終バスは16時なので、それまでに北沢峠まで戻らなくてはならない。帰路は仙水峠経由にする。これは、双児山経由のルートだと上り下りがあるので、それを避けたいと考えたからである。仙水峠は一貫して下りであり、そういう点では助かったが、こちらも結構、斜度は急であった。ということで、どちらのルートを選択したとしても、なかなか、甲斐駒ヶ岳は難しいことが理解できた。ちょっと鍛えずにいきなり挑戦するのは無謀であったのかもしれないと反省する。行きはコースタイムをオーバーしたが、帰りはほぼコースタイムで戻ることができた。15時30分には北沢峠に着いたのだが、ここでも既に長蛇の列ができていた。そして、16時前に既にバスは発車し始めていた。南アルプスではバスや朝食は定刻より早く来ることで多いにメリットを享受できることを知る。

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(インスタント・ラーメンをつくる)

甲斐駒ヶ岳に登頂できなかったのは残念であるが、素晴らしい南アルプスの山々を展望できたことは感動的であった。ようやく中学時代の夢が叶った気分で嬉しい。しかし、いつか、甲斐駒ヶ岳に登頂したいものである。登山の難しさを知ると同時に、百名山登頂プロジェクトに早くも黄色信号が灯ることになった、今回の甲斐駒ヶ岳行きであった。

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大菩薩嶺に登る [日本百名山]

 金峰山に行く予定だったのだが、アイゼンがないと無理ということだったので、せっかく金峰山の登山口の山荘に宿泊していたのだが断念し、代わりに大菩薩嶺に登ることにする。中央高速で車で上日川峠まで行き、そこから歩き始める。駐車場には相当の車が既に駐まっていた。登山口の水場で、水を入れて出発する。出発時間は9時ちょっと過ぎであった。ここは、手元にある『日本百名山 山歩きガイド』では「入門者」クラスである。
 この日は五月晴れの気持ちよい天気に恵まれ、木漏れ日の中を快適に歩いて行く。30分ほどで福ちゃん山荘に到着。ここは皇太子、雅子妃も立ち寄られたことがある山荘らしい。そこから林道のようなルートを登っていく。快適なハイキング・ルートである。小学校に入るか入らないかぐらいの子供も歩いている。小一時間ほどで大菩薩峠に着く。富士山の素晴らしい勇姿が見られる。雄大なる展望に感動する。そこから、さらに大菩薩嶺に向かって尾根道を歩く。尾根道は両側に展望が開けており、爽快な気分だ。さて、「入門者」クラスであるが、途中、ちょっとした岩場もあったりする。日本の登山は、アメリカなどに比べてもずっと難しいな、と改めて思わせられる。子どもにはこの岩場はちょっとしたチャレンジになるだろう。
 雷岩という大菩薩嶺の手前の展望のよい場所にて昼食を取る。富士山の眺めが素晴らしい。同行した若者が携帯用のガスコンロを持ってきたので、そこでカップヌードルとソーセージを食べる。カップヌードルなんて美味しいと思ったことはほとんどないのだが、こういう環境で食べると美味しく思えてしまうから不思議である。
 雷岩から大菩薩嶺まではぬかるみの道を10分ほど歩いて到着する。大菩薩嶺は木に囲まれており展望はよくない。昼食をこの手前で取ってよかったなと思う。頂上では写真撮影をして、そそくさと下山を開始する。下山ルートは雷岩から福ちゃん山荘へと直行する急坂を取る。この急坂は相当、急でここは子どもには険しすぎるのではないかと思ったりする。ただ、圧倒的に時間的には早い。40分もしないで福ちゃん山荘に戻り、さらに20分弱ぐらいで駐車場に戻る。天気に恵まれ、富士山の素晴らしい展望も楽しめ、なかなか楽しい登山であった。
 帰りに「大菩薩の湯」という温泉に寄り、汗を流して帰途につく。

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(雷岩へと向かう尾根道)

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(登山ルートから見た富士山)
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瑞牆山に登る [日本百名山]

 この3月に念願のグランドキャニオンのコロラド川の畔まで歩けたことで、勝手に登山に自信を持った私は、登山をもっとしようという動機と、日本の風土を知らないことに問題意識を有したこともあり、とりあえず『日本百名山』を踏破しようという目標を掲げた。ということで、書店に行って『日本百名山 山歩きガイド』を購入した。この本は、日本百名山ごとにその難易度を評価してくれているので助かる。入門者、初級者、中級者、上級者、ベテランと5段階に分類している。そこで、早速初級者クラスから踏破しようと、瑞牆山そして隣にある金峰山にチャレンジした。早朝、東京を車で発ち、つきあってくれる若者を途中で拾い、増富ラジウム温泉のそばの瑞牆山荘に行く。着いたのは11時30分くらいだ。そこから早速、山登りを始める。今日の目的地は瑞牆山である。さて、初級者コースであるから、グランドキャニオンの谷底まで行った私にとっては余裕だろうと思ったら、まったくの大間違いであった。まず、トレイルがグランドキャニオンと違って整備がしっかりとされていない。さらに、斜面が急である。はるかに瑞牆山の方が技術を要する。しかも、沢を渡った後は、あまりにも急なので備え付けのロープで登らないと不可能なほどの急斜面になる。加えて、途中でまだ溶けていない氷によってその坂がつるつるになっている。上りの際は、それでも枝などにしがみついて行けたが、下りの際には本当、ひやひやするような思いを幾度とした。これで初級クラスであるということは、日本の山は相当、急なのだなということを朧気ながら理解する。
 さて、モデル・コースの時間を大幅に遅れてどうやら山頂に到着する。山頂は屹立する巨岩群の中で最も高い岩の頂上であった。瑞牆山は山というよりかは、岩の集合体のようなものである。岩は花崗岩である。まるでつくしのようににょきにょきと岩が地面から伸びているような感じである。なかなか大した存在感であり、これが日本百名山に指定されたのは、その圧倒的に個性的な山容からだろうと勝手に推察する。山頂はガスっていたが、瞬間的にガスが晴れて遠方の南アルプスなどを見ることができた。富士山もほんの一部であるが、雲と雲の間にその姿を現した。感動的な光景に、ここまで来る苦労も一瞬にして吹き飛ぶ。
 下りは下りで大変であった。この日は瑞牆山荘に予約をしたのだが、約束の17時30分には着けず、18時前に到着する。初級者コースの山で、このしんどさを考えると、早くも目標達成が遙か遠くに遠のいてしまったような気持ちになってしまう。翌日は金峰山をと計画していたのだが、アイゼンがないとまず無理という富士見平小屋(ここは25年ほど前に強姦殺人事件が起き、幽霊が出るという噂の山小屋だ)にいた叔父さんのアドバイスを聞き、断念する。

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山頂からの展望


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