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ドイツのテレビ番組「フクシマ原発事故、その後」というドキュメントは、日本がフクシマ原発事故後、どのように見られているかを知るうえで大変参考になる [原発問題]

ドイツのテレビ番組「フロンタール21」の「フクシマ原発事故、その後」というドキュメントは、日本がフクシマ原発事故後、どのように見られているかを知るうえで大変参考になる。

http://www.youtube.com/watch?v=BcDTbUffZQI

フクシマ原発の事故ではなく、その後の対応によって、日本は特に欧州から、とてつもなく不信感を抱かれている。それは、嫌悪感とも言えるようなもので、ある意味、北朝鮮とも通じるような不気味な理解不能な存在であると捉えられているような気がする。そもそもドイツのマスコミから指摘されたデータで大臣が動揺して意見を変える、という点からもこの番組の客観性がうかがえる。

日本は一流の国とみられていたが、フクシマ原発の事故の対応によって「日本政府の無責任ぶりは犯罪的である」、「文明国のやることとは思えない」と言われるような三流国としてみられるようになってしまった。このことで、日本というブランドが失った損失は、経済的にも恐ろしく甚大であるだろう。それなのに、相変わらず原発を推進させようとする経団連の連中は何を考えているのであろうか。

そして、このような番組が日本のマスコミではなく、ドイツのマスコミによってつくられたことは、ある意味、有り難い。機能不全になっているのは、政府だけではなくマスコミも同様であるからだ。
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