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クリスマスの日の昼前、サンタクルズのデニーズは客で溢れていた [グローバルな問題]

クリスマスの日の昼前、カリフォルニアのサンフランシスコの南にあるサンタクルズ市のデニーズは満席で店の前にまで行列が出来ていた。これは、クリスマスの日に営業しているレストランが少ないことが理由であるが、それにしても凄まじい人数である。確かに、クリスマスの日に開いている店は少なく、サンタクルズの町をグルッと車で回ったが、スターバックスなどのカフェ以外では食事ができる店はこのデニーズぐらいであった。我々もこのデニーズで食事をしたのだが、我々が入ったのは10時前だったので、待たずに入れたが、出る頃の11時前には既に相当の客が行列をつくっていた。

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さて、しかしクリスマスの日にデニーズでブランチというのは、日本人的には元旦にデニーズでブランチ、というようなものではないだろうか。なんか貧しい印象を受ける。以前、『下流社会』の三浦展さんと一緒に朝日新書から『下流同盟』という本を書いたのだが、アメリカの下流社会ぶりを見事に描写するような風景に出くわしてしまった印象を受ける。デニーズという決して、美味しくもなければ新鮮でもない料理をクリスマスで行列をつくって食べようとするアメリカ人達。まあ、我々もそうなのだが、せっかく家族が一同に会したのであるから、もうちょっと何か工夫ができないのかな、と余計な御世話ながら考えたりした次第である。

下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)

下流同盟―格差社会とファスト風土 (朝日新書)

  • 作者: 三浦 展
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 新書



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