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シャロン・ズーキンと下北沢を歩く [都市デザイン]

都市社会学者として世界的に知られ、今月、「Naked City」が講談社から出版されるシャロン・ズーキンと下北沢を練り歩く。とはいえ、下北沢はなかなか広く、練り歩くとはいったが、南口商店街の方は足を伸ばすことができなかった。彼女の下北沢の印象は、マンハッタンでいえばイースト・ビレッジかな、というものであった。ちょっとオーチャード・ストリートの雰囲気もあると言う。私的にはイースト・ビレッジは相当、近いかもしれないと思ったりするが、東京のイースト・ビレッジといえば高円寺の方が近いであろう。とはいえ、ズーキン先生は、高円寺は行ったことがないので致し方ない。オーチャード・ストリートは近年、大きく変貌している地区であり、そもそもは繊維問屋が集積していたところなので、東京でいえば馬喰町とか浅草橋のような雰囲気かなとは思うので、それと下北沢の類似性はちょっと疑問ではあるが、これは私が東洋デパートに連れて行ったりしたので、そのような印象を持ったのかも知れない。とはいえ、いきなり街中を連れ歩いて、彼女の傑出した観察眼でどう町を捉えるか、は結構、刺激的な体験である。その後、知り合いのバーに行って、知り合いを紹介すると同時に、ちょっと飲む。

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