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アメリカの市民団体がフクシマ原発事故がらみで抗議運動を展開している [原発問題]

アメリカの市民団体がフクシマ原発事故の日本政府の後処理の杜撰さ、そしてマスコミの機能不全に対して、抗議運動を開始し始めた。次のユーチューブで彼らへの取材が観られる。

http://www.youtube.com/watch?v=WFSFDMiWVzU&sns=tw

フクシマ原発の事故は国際問題である。国内で処理することは出来ない。なぜなら、放射能は国境をまたぐからである。それなのに、日本はあくまで国内問題として、隠蔽画策ができると踏んだ。マスコミも動員し、日本人に対して「風評被害」、「集団ヒステリー」など、事故の被害を矮小化させるための「風評被害」活動を展開した。そして、そのような動きは、民主党より、遙かに自民党(特に石原伸晃)の方が熱心であった。

しかし、日本人の多くは騙せても海外は騙せない。なぜなら、海外のマスコミは日本の役所も買収できないからだ。さらに、海外の市民運動は結構、強烈だ。ということで、このような動きがどんどんと拡がっていくと、日本の役所や政府もプレッシャーを受けていくことになるだろう。なぜなら、日本の役所は市民運動などは蛙の面に小便、と思っているかもしれないが、アメリカの市民運動は政治力を有しているからだ。そして、アメリカの政府は自分に甘く、他人には厳しい。大きく、日本の原子力行政を変更させる外圧になるかもしれない。

それにしても、こんな問題を自国で処理できずに、外国から文句を言われたり、同情されたりするなんて、本当、二流どころか三流国だよなあ。いい加減にしっかりしないと、世界からの嫌われ者になってしまうぞ。


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