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経産省は何、のんきに今更、福島第一原発をスリーマイル島と同じレベルに暫定評価しているのだ [サステイナブルな問題]

もう他人を批判するのには疲れた。人の振り見て我が振り直せ、と思い、もっと謙虚にならなくてはと自省したいのだが、またちょっと文句を言いたいことがあったので書かせてもらう。もう、毎度のことですいません。福島第一原発のストレスが相当、溜まっているので、私こそ放水されるべきかもしれない。

さて、何が気に障ったかというと経産省である。経産省の原子力安全・保安員は18日、福島第一原発の事故を国際評価尺度で5とする暫定評価をしたらしい。これは、スリーマイル島と同じレベルである。

何で気に障ったかというと、これまで原子力を推進してきた経産省が、少しでもこの事態を過小評価しようと努めているのが見え透かされるからである。その一方で、現場ではまさに命を賭して、人々がその沈静化に努めている。本来的には原発に立ち入り検査をする権力を有しており、管理する立場である経産省がいい加減な仕事をこれまでしていたから、このような事態を招いたとも言えるのに、何を第三者面して評価をしたりしているのだ。しかも、もう既に多くの海外の専門家達から、数日前の状態で既にスリーマイル島より遙かに深刻であるとの指摘を受けているにもかかわらず、今更、こんな過小評価をしていて本当、情けない。こんな評価をしている暇があるなら、沈静化に向けて、少しは努力する責任があるだろう。

東電はようやく謝罪をしたが、社長でも副社長でもなく常務。これだけの状況を招いたのに、常務に謝罪させて、常務の尻尾切りで済まそうとするのか。いや、おそらくそんなことはないだろうが、何しろ、ストレスが溜まりすぎているので、ちょっとしたことで怒りやすくなってしまっている。

しかし、経産省にしろ、東電にしろ、この後に及んで、上の人達は保身を考えているということが何しろ腹立たしい。この保身を考え、責任を取らない症候群が、この悲惨な事態を招いていることに我々は気づくべきである。こんな、ちんぴらのような人間に突っ込まれる経産省も東電もあまりにも情けなさ過ぎないか。といいつつ、東電と同じく、経産省にも私の数少ない友人がいる。彼のことを考えると、本当にこんなことをブログに書いている自分って何なんだろうと思わずにはいられない。放水が必要なのは私なのかもしれない。

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