SSブログ

尖閣諸島の件で、生まれて初めて石原都知事に共感する [グローバルな問題]

尖閣諸島の件は、流石に中国に対してとんでもない、という印象を抱いてしまっている。明治時代に日本の領土として編入し、国際的にも日本の領土として認められ、日本人も住み(その後、いなくなる)、第二次世界大戦中には日本の領土として爆撃され、沖縄返還とともにまた日本の領土となった尖閣諸島。中国の今回の振る舞いは、さすがに酷いな、と思っていたところ、今年の5月の石原都知事の取材会見をユーチューブでみた。下記がそれだ。

http://www.youtube.com/watch?v=gY0SBqibH8s&feature=related

私は右翼で差別的な発言が多く、専横的な石原都知事を嫌悪していた。しかし、今回の尖閣諸島の件では石原都知事に同調してしまっている。これは自分でも戸惑ってしまうことであるが、私以外の日本人でもちょっと右翼的な心情になっている人が増えているのではないかと思う。これは大変、危険なことだなと思う。その原因は、まさに中国の対応にある訳で、それは残念なことである。21世紀になって拡張主義を指向するなんて、人類を破滅に導きかねない愚行である。アメリカこそが人類の問題であると思っていた私は浅はかであったのかもしれない。私が思うより人間は愚かであり、サステイナブルな社会などといった理想論を掲げるほど成熟もしていないのかもしれないなと思ったりしている。アメリカの暴走より、はるかに中国の暴走を抑えることが、地球環境問題が深刻化していく中、重要な課題であることを直感として気づく。と同時に、このような自己の利益だけを考えて暴走する国が大国として影響力を及ぼそうとしている現状を鑑みると、人類は本当に絶望への道を突っ走っていくだけなのではないかと心配になる。私はともかく、若い世代、特に今の子供たちの将来は心配である。

やはり、石原都知事のように軍事力で抑制するようなアプローチも考えないといけないのであろうか。個人的には、こんな野蛮な国とは国交断絶して、江戸時代のような鎖国に近い経済システムに戻して、小さな幸せを楽しむような社会を構築した方がいいのではないかと思ったりもする。とはいえ、本当に油断していると、尖閣諸島の次は西表島や石垣島も中国領土にされてしまうかもしれないので、本当、何かしら対策をたてないと大変なことになる。少なくとも、ゆとり教育などでうつつを抜かしていないで、しっかりと若者は勉強しないとやられてしまう気がする。
nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1