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東京から蜂がいなくなる!? [サステイナブルな問題]

実家に居候している。池袋のそばだ。母親は小さなテラス・ガーデンを持っていて野菜などを育てているのだが、今年は圧倒的に蜂が少なくなっているそうだ。受粉にも影響があるみたいで、確かに蜂だらけのドイツから戻ったからかもしれないが、春なのに蜂が少ないような印象を受ける。まあ、今年は4月になっても雪が降るなど寒いのが要因かもしれないが、それにしても蜂がいないというのは不気味である。子供の頃は、この家の周辺には畑もあれば多くの家が庭を持っていた。緑が多く、アゲハチョウやモンシロチョウもたくさんいたのだが、これらもまったく見ない。この40年近くで、池袋の都市の生態系は大きく変わっているのであろう。新たにアパートなどが建て直しされるたびに緑はなくなっている。緑どころか土がコンクリートに変わっていく。コンクリート・ジャングルはちょっと前までは比喩的に用いられていたこともあると思われるが、現在はまさに現実と化している。この先、東京はどうなってしまうのだろうか。薄ら寒いものを背筋に感じる。

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