SSブログ

中田英寿はサッカー選手としては一流だが、国際人としては三流であると思う [グローバルな問題]

サッカー選手の中田英寿が、どうも試合で活躍したらしく、イギリスで取材を受けていたのをテレビで見た。彼はいつも日本のテレビの取材とかでは、非常に失礼な態度を取っていたので、イギリスでも似たような対応をするのかと思っていたら、すごくにこやかに対応していたので、 驚いた。日本の取材者とあまり変わらないような、下らない質問をしていたにも関わらず、切れることなく愛想良く対応していた。 この彼の対応に、大いにがっかりした。日本の取材に対してぞんざいに振る舞うのは、彼なりのポリシーがあってのことかと思っていたが、外国人に対しては結構、愛想を振りまけるのである。結局、彼が嫌悪していたのはスポーツ・ジャーナリズムではなくて、日本だったのか。これって、日本人の男は相手にしないが、外国人の男には媚びるイエロー・キャブと呼ばれる日本女性とそれほど変わらないメンタリティーなのではないだろうか。 海外で活躍していることは素晴らしいことだと思うが、日本とのポジショニングの取り方は極めて格好が悪い。 と書いていて思い出したのだが、私の実家に母親のアメリカ人の知り合いのフリーターみたいなのが遊びに来ていて、私と弟が偶然いたのだが、 その時、弟は私の態度が「偉そうで、相手に失礼だ」と批判したのである。私は別に彼らに対して、失礼な態度を取ったのではなく、彼らの 好奇心だけの質問にいちいち答えるほど暇人ではないよ、ということを暗に示す程度のそっけない回答をしていただけである。弟は日本人のフリーターみたいな若者に対してなら、私よりさらに失礼な態度を取るであろう。要するに弟は、彼らがアメリカ人だから私の態度が失礼だと捉えたのである。 確かに日本はアメリカで戦争に負けた。しかし、アメリカ人だから、外国人であるからといって特別に意識すぎることが国際的であると思ったら大間違いである。私は日本人でもアメリカ人でも中国人でも、人間として対応するべきであると強く考えている。同胞だからといって馬鹿にしたりはしない。アルゼンチンのブエノスアイレスの会議で仕事に行ったことがある。その時、日本人8人にアメリカ人2人で会席した時、某有名大学教授が、 英語で話しましょうと言って、そのアメリカ人2人のために、恐ろしく劣悪な発音で会話をしながら、我々は夕食を取ったのである。私は、いかなる場所においても、私が日本人であるからと言って、周りの人が気を遣って、食事中に日本語で会話をしてもらったことはない。 私は、その時、同席した日本人7人(まあ、某有名大学教授はどうでもよかったので正確には6人か)とは面識がなかったので、いろいろと話をしたかったので大変残念な思いをした。 まあ、こういうことをすると国際人みたいな気分になれると思っているとしたら、とんでもない間違いで、それはただの自己満足にしか過ぎない。 中田はサッカー選手としては一流かもしれないが、国際人としては人々の認識とは違い三流であると私はテレビでの取材をみて強く思ったのであった。
タグ:中田英寿
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0