『日本の絶景鉄道』 [書評]
日本の美しい風土の中を走り抜ける鉄道。日本という国は美しいこと、そして、その美しい国土は鉄道によって我々と結ばれていることを再認識でき、日本で生まれ育っている幸せと、その美しい国土を鉄道に乗って見に行かなくては、という旅情をかき立てる写真集である。惜しいことは、北海道が函館本線と釧網本線の2写真しか載っていないこと。随分と廃線にはなってしまったが、それでも宗谷本線とか石勝線とか、富良野線とか根室本線とか素晴らしい鉄道風景があるような気がする。また、写真の撮影データが皆無で、これは残念。