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隈研吾先生に取材をして、その着眼点の鋭さに感銘を受けまくる [都市デザイン]

東京大学教授であり、世界的に著名な隈研吾先生に取材する。都市の魅力とは何かという話を伺ったのだが、それは都市が生命のように自在に変化できる柔軟性、可変性、そして、それらの変化を通じても維持できる都市らしさ、都市アイデンティティであるとのこと。都市が魅力的になるうえでは、都市が「発酵」するかのように、いい感じで熟成していくことが必要で、それによって都市は生命力をもっていくとのこと。逆に、それらが「発酵」しないうちは、その都市は死んだようなものだし、また、都市を更新して新しくマンションをつくったものは生命を宿していないとお話されていた。さらに、都市を「発酵」させるためには「菌」のようなものが必要で、それはアムステルダムであれば水上生活者であるし、マンハッタンではコミュニティ・ガーデンのようなものだ。いやはや、面白すぎます。大変、大きな知的刺激を受けました。こんな先生の講義であれば、本当に面白いだろうなあ。先週は、同じく東大の建築科教授の大月先生にお話を聞いて、感銘を受けたが、こんな面白い先生達であれば、さぞかし学生も毎日が楽しいであろう。
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