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中学入試で漢字を考える [中学受験]

相変わらず、次女の中学受験に気を取られてばかりの毎日である。中学受験の科目は、国語、数学、理科、社会。私が気になっているのは、国語だと圧倒的に漢字だ。次女の第一志望は漢字は、書き取りが3問あるだけ。しかし、そうだからといって漢字を疎かにすることはできない。漢字は社会と同じで、暗記がすべてである(そういう意味では理科の地学、生物などもある程度はそうかもしれない)。いや、社会などは暗記した知識がネットワーク化されなくてはならないが、漢字はとりあえず書けるか書けないかだ。白黒が非常にはっきりしている。ということは、これは努力で勉強すれば克服できる、すなわち得点ができるということだ。また、これは得点が計算できる、ということでもある。ここで点が取れないのは、ある意味で致命的だ。

さて、そういうことは分かってはいるが、それでも100%を目指すのは賢明ではない。というのは、例えば80%の正解率を得るのにかかる勉強量と、80%を90%まで向上させる勉強量はほぼ同じで、90%を95%に上げようとしたら、またほぼ同じ勉強量が必要となり、ここで100%を目指すと、もう80%の正解率を得るのにかかる勉強量の5倍はかかるからだ。次女が5年生であれば、そのような勉強方針を立てるのも悪くはないかもしれないが、もう受験まで100日ちょっとしかない。これは95%を目指すしかないだろう。

ということで、「でる順漢字3500」をやらせて、そこで二回目も書き取り、読み取りが出来ない漢字を抽出してみた。漢字3500といっても、実際、書き取り、読み取りで例示されている漢字は熟語等で1300程度である。小学校の教育漢字は1000ちょっとなので、もう、この「でる順漢字3500」のリストに頼るしかない。抽出した漢字は、もう繰り返し書いて覚えさせるしかない。

この後は、実際、受験する中学の過去問をやらせて、その通用度、というか得点率を分析していきたいと思う。そこで、得点が出来ないようであれば、また違う方法を考えるか、他で得点することを考えるか。いやはや、ここで書いているだけで焦ってきてしまうが、焦りはおそらく禁物であろう。


中学入試でる順漢字3500

中学入試でる順漢字3500

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本



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