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アベノミクスのおかげで、近くの豆腐屋が閉店した [サステイナブルな問題]

うちの近くにある豆腐屋が閉店となった。70年の歴史を有する豆腐屋で、私は大変、贔屓にしていた。そもそも、私は常に住むところを選ぶうえでは、豆腐屋があることを重視する。というのは、豆腐屋の豆腐の方が、スーパーの豆腐より遙かに美味しいからである。特に、最近では血糖値が高いので、豆腐の依存度が高くなったので、しっかりとした豆腐屋が近所にあることは、私のクオリティ・オブ・ライフにとってはとても重要なことなのだ。

その豆腐屋が閉店となった。理由は、円安で大豆が高くなったからだそうだ。もちろん、そろそろ辞めようという考えがあったのかもしれないが、今回のアベノミクスのせいで、円安になり、もう材料の大豆が高くて、いい潮時と考えたようなのだ。このように、アベノミクスは私には何一ついいことをしないで、ひたすら悪いことばっかりを増やしている。私は仕事柄、海外によく行くが、円安でもう大変だ。オランダのもっとも安い宿でも軽く2万円もする状況になってしまった。このまま、アベノミクスが邁進したら、円の価値はさらに下落し、さらにインフレになってしまったら、虎の子の貯金まで紙くずのようになってしまう。

私はもう出来れば早めに引退して、日本から脱出して生活しようというビジョンを持ちつつあるのだが、そのための資金である円貯金が泡のように価値を減らしてしまったら、もうどうしょうもない事態になる。かように、アベノミクスは我々の生活を苦しめるだけであるのに、どうも世間はそう思っていないようなのだ。不思議だ。というか、美味い豆腐が食えなくなったという事実一つとっても、このアベノミクスの虚構が見えてくると思うのだが、まあ、あまり人々は美味い豆腐に対して執着がないのかもしれないな。

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