クリチバにあるオスカー・ニーマイヤー博物館は思ったよりよかった

オスカー・ニーマイヤー博物館というのがクリチバにある。巨大な目玉のような造形が印象的な建築物である。もちろん、オスカー・ニーマイヤーの設計である。さて、このオスカー・ニーマイヤー博物館であるが、展示品は名前と異なり、オスカー・ニーマイヤーに関するものではないという説明を受けていた。どうも、クリチバの地元の芸術家の作品などを展示しているような博物館であるとの説明を受けていた。そんなので、オスカー・ニーマイヤー博物館との名前をつけるなんて、ちょっと詐欺っぽいなとの印象を抱いていた。


（オスカー・ニーマイヤーらしさが一目で分かる造形）

さて、しかし、引率している学生が中に入りたいというので、入ってみた。すると、オスカー・ニーマイヤーの展示スペースがあり、そこにはオスカー・ニーマイヤーのドキュメンタリー映像も流されていて、私はこの映像を観ていただけで、予定の閲覧時間の１時間を過ごしてしまった。確かに、そのスペース以外は、ちょっと一流とは言い難いアーティストの作品が展示されていたが、オスカー・ニーマイヤーの展示も決して悪いものではなかった。今度、時間があった時には是非ともゆっくりと観てみたいと思い、後ろ髪を引かれつつ、この博物館を後にした。




（オスカー・ニーマイヤー関連の展示。噂に聞いていたよりずっと充実していた）

タグ：オスカー・ニーマイヤー博物館 クリチバ