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温暖化を食い止める唯一の現実的な手段は原子力しかないと述べた馬鹿がいる [原発問題]

原子力関連企業などが参加する「世界原子力協会(World Nuclear Association、WNA)」のジョン・リッチ(John Rich)理事長は23日、韓国・ソウル(Seoul)で開かれた原子力業界会合の基調演説で、福島第1原発事故後も、温暖化を食い止める唯一の現実的な手段は原子力しかないと述べたそうだ。

まあ、このような馬鹿なことを言ったものが日本人じゃなくて、アメリカ人であったことで本当に安堵するが、なんだ、この馬鹿発言は。ソウルなんかじゃあなくて、福島市で言え、そういうことは。さて、しかし、これだけ寒い冬を過ごすと、地球温暖化というのは、ガセネタなのではないかと思ったりもする。まあ、そういうことを書きつつ、今はスペインのマドリードにいて、18度で暖かかったりするので、日本は寒くても、ヨーロッパは暖かいので、全地球的に温暖化は嘘だとも言いにくいのだが、地球温暖化に関しては、以前からずいぶんときな臭いものを感じていた。地球温暖化は起きていないという学会論文が審査から落とされるというのは半ば公然の秘密であったし、私の場合は1997年のブエノスアイレスのIPCC会議に出席した時から、なんかこいつら怪しいなと訝しがっていた。そもそも日本からブエノスアイレスに飛行機で往復すると、日本人の平均二酸化炭素年間排出量に相当する二酸化炭素を出してしまうわけだ。本当に二酸化炭素の排出を削減したいのなら、そんな国際会議をしないでインターネット会議にすべきであろうと思ったりしたものだ。さらには、このIPCC会議では、原子力関係の人たちが一生懸命ロビー活動をしていたのも私にとっては不快であった。

そして、今更、原発が唯一の地球温暖化を防止できる手段などと厚顔無恥にも宣える人間がいることに恐れ入る。地球温暖化を防止したければ、エネルギーを節約すればいいのだ。特に移動エネルギーにおいて二酸化炭素排出削減は改善の余地が極めて大きいので相当、減らせる。特にアメリカは、極めて無駄に移動エネルギーを用いているので削減できる。あと、そもそもアメリカ人は、エネルギーを本当に無駄に使いすぎ。二酸化炭素に排出権といった姑息なことを考えないで、全人類に平等に、エネルギー使用税を設定して、国連のような超国家的組織に納めるべきだ。じゃなければ、原発はトイレなきマンションなのだから、原発を使用しただけ、将来の糞尿処分税などを徴収しておくべきだ。二酸化炭素だけが、人類に危機をもたらしている訳ではないのに、二酸化炭素だけ、その将来の危険に対して、排出権という形で、外部経済を内部化するのは差別じゃあないのか。

まあ、こういう人類を滅亡に追い込む馬鹿なアイデアをのたまう人間が、日本人じゃなくてちょっとほっとする。アメリカ人がやはり人類の破滅を導くのだ。まあ、福島の原発もアメリカ製だったし。って、ほっとしていても滅びてしまうのであれば、何かしなければいけないかもしれない。
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