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6年ぶりに凍結した袋田の滝を訪れる [都市デザイン]

袋田の滝は中学時代ぐらいから、その存在を知っていた。一度、観てみたいものだと思っていた。水郡線で行かなくてはならないというのも、ちょっと旅情を誘った。しかし、結局、それからずっと行くこともなく月日は過ぎていた。そのような中、いわき市を自動車で訪れる機会があったので、帰りに寄った。さて、寄ったのだが、ちょうど、その日の朝のとくダネで袋田の滝が紹介されていたそうだ。それは、この滝が6年ぶりに凍結したためである。そして、その翌日から暖かくなるので解凍してしまうかもしれないとも付け加えられたようだ。その事実は私は知らなかったのだが、同行した学生がそう伝えてきた。

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しかし、初めて行く袋田の滝が凍っているというのも素晴らしい。ということで、訪れた。袋田の滝に対して、私は牧歌的なイメージを持っていたのだが、恐ろしく観光地化されていた。大きな旅館などがあり、袋田の滝へ向かう道は寺社の参道のようにお土産屋が立ち並んでいた。滝の観光スポットは、トンネルを抜けていかなくてはならず、そのトンネルの入り口には入場券を取るブースまであった。入場券は300円と比較的、良心的ではあったが、なんか、私の牧歌的な素朴なイメージとは大きく異なって、ちょっとカルチャーショックを受けた。

さて、ただトンネルを掘ってアクセスさせるだけあって、展望スポットは、滝の目の前に設けられていた。もう、これ以上、近づくことは出来ないほどの近さである。かぶりつきで滝を観られるが、これはちょっと悪趣味かなとも思う。なんか、観覧させてもらうという謙虚さは皆無である。滝という大自然に触れるというよりかは、なんか珍獣を観るといった感じである。とはいえ、凍った袋田の滝の迫力はなかなかであり、観てよかったと嬉しく思う。帰路は水郡線に沿って那珂市まで行き、常磐高速道路で帰路に着く。
タグ:袋田の滝
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