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八ッ場ダムが建設再開したら民主党はお終いだろう [サステイナブルな問題]

民主党の選挙公約であった八ッ場ダムの建設凍結がどうも反故になりそうだ。私はこれまで基本的に民主党を支持してきた。3月11日の災害、そしてその後の原発事故の対応も決して評価できたものではなかったが、自民党が政権を握っていたら、より酷い状況になっていたであろうと考えていた。まあ、腐っても自民党よりまし、ということで民主党を支持していた。国家公務員の給与削減や年金問題への対応なども、民主党がしっかりしていないということよりかは自民党が足を引っ張って実現を阻んでいる、抵抗勢力は自民党であるという構図が明らかになり、私は民主党より野党である自民党のろくでもなさがより顕在化したと捉えていた。

しかし、選挙公約であった八ッ場ダムの建設が再着工したら、私だけでなく多くの人の堪忍袋の緒が切れるであろう。八ッ場ダムを阻止できずに、政府主導の施策などできる訳がない。経産省は優秀だ。民主党ではなかなか手強すぎるところがあるかもしれない。さらに、国土交通省にまで舐められたら、もう今後の展望はない。話にならないだらしなさで、私の一票を撤回したいぐらいだ。

そして、このように思うのは私だけではないであろう。そして、このような既存の政党の駄目さ加減が、橋下知事のような危険なカリスマの人気を高めていき、まあ、明治維新のようにうまくいけばいいが、下手すると第二次世界大戦への突入といった危険な状況に日本を晒すことになる。などと書きつつ、既に、年金問題、肥大化する国家公務員の支配力、そして東日本を中心にばらまかれた放射能、などを考えると、もうこの国もお終いになるのかもしれないなあ。民主党が終いになるのはいいが、日本がお陀仏になるのは出来れば回避したい。
タグ:八ッ場ダム
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