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海藻・貝に基準超すセシウム! [原発問題]

5月20日の朝日新聞の記事から

残留放射能の恐怖の姿が、徐々にその輪郭をみせつつある。厚生労働省と福島県は同県いわき市の沿岸で採取されたワカメで、基準の2.4倍の放射性セシウムが検出されたことを報告した。ちなみに、同箇所で採取されたムラサキガイも1.3倍の放射性セシウムが検出されたそうだ。

さて、いわき市だと原発から近いし、致し方ないかなと思うかもしれないが、その記事ではもっとハッとさせられることが書かれていた。それは、福島県伊達市のヤマメ、北塩原村のワカサギからも、基準を超す放射性セシウムが検出されたという内容である。伊達市といえば、宮城県との県境である。結構、離れているのではないか。さらには北塩原村といえば裏磐梯のあるところで、山形県と県境を接する。そして、北塩原村を流れる大塩川は、阿賀野川水系で、日本海側に流れる。ワカサギが日本海側に流れることはないが、北塩原村が汚染されているということは、そのまま残留放射能が日本海にも流れていく可能性があるということだ。

放射能は時間が経つにつれ、徐々に広まっていくということは理解していたが、その広がりをリアルタイムで知っていくということは、背筋がゾッとするように恐ろしい。

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