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ベーゼルからジュネーブまで鉄道で移動する [地球探訪記]

ベーゼルカらジュネーブまで鉄道で移動する。行きはベルン経由で、ローザンヌを経てジュネーブに着く。アルプスを背景とするベルンの街並みの美しさに息をのむ。レマン湖(ジュネーブ湖)に沿って走る列車からの車窓はまさに絶景の一言に尽きる。こんな美しいところがあるのか、というほどの感動を覚えた。ローザンヌ周辺のランドスケープの美しさは、私ではとても表現できない。リオデジャネイロと匹敵するような美しい自然景観を有する都市であるなと感心する。ローザンヌからジュネーブまでの車窓もモンブランが見えるなど、非常にドラマチックであり感心する。

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(アルプスの山々)

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(レマン湖)

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(モンブラン)

さて、帰りは違うルートを取る。ジュネーブからはレマン湖の畔ではなく、山を越えた北側のルートである。ローザンヌも通らない。このルートもスイスのランドスケープを知るといううえでは興味深かったが、自然景観の素晴らしさという点ではまったく比較できない。ヌシャテル湖の畔も走るなど、それなりに興味が惹かれるが、レマン湖が望める丘陵地を縫うように走る列車からの車窓のドラマチックさに比べれば、まことに凡庸である。ということで、ベーゼルからジュネーブまで鉄道で移動するのであれば、ベルン、ローザンヌ経由を強くお勧めしたい。最速のルートはローザンヌを通らないルートであるが、その時間短縮のために失われるものはとてつもなく大きいと思われる。

ただ、一点、ビールからベーゼルまで単線のローカル線を走る特急に乗ったのだが、これはグラナイトの巨岩からなる渓谷を縫って走ったりして、その山岳風景は興味深いものがあった。ムーティエルの都市からラウフェンまでがハイライトともいうべきところで、この変化に富む路線はお勧めである。とはいえ、このルートは本当に特急の本数が少ないので、そういう意味ではスケジュールには随分と拘束されるであろう。

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