『インディゴ・ガールス』 [ロック音楽]
インディゴ・ガールスのメジャー・レーベルのデビュー作。1989年に発表。ビルボードでは22位まで昇る。アトランタ郊外で生まれ育った幼馴染みの女性二人のフォーク・デュオであるが、とてつもなく重厚で存在感のあるボーカル、そしてテンションの効いたコードを多用する楽曲は聴く者を惹きつけてやまない。凄まじい才能が花開いた傑作である。シングル・カットしたのは1曲目の「クローサー・トゥ・ファイン」であるが、個人的にはインディーズ・レーベルで既に発表したものをアレンジしなおした「ランド・オブ・カナーン」と「プインス・オブ・ダークネス」がお気に入りである。しかし、他も捨て曲は一切ない質の高さである。トレーシー・チャップマンやスザンヌ・ヴェガが好みであれば、きっと気に入ると思う。
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