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ワルシャワ行きの列車がキャンセルされた・・・がめげずに到着することができた [地球探訪記]

13時51分ベルリン中央駅のワルシャワ行きの列車が、出発10分前ぐらいに「キャンセル」のアナウンスがされた。10分前ですよ!ふざけてんなあ、と思ったけど、取りあえずキャンセル代をもらいにドイツ・バーンのインフォメーションセンターに行ったら、いや、コットブス行きの列車に乗って、フランクフルトで乗り換えればワルシャワ行けるよ、というので、え!そうなの!と思ったが、その列車の出発時間は1分後である。久しぶりに中央駅を本気で走りましたよ。エスカレーターのところも階段で走って登った。コットブス行きの列車は3分ぐらい遅れたので無事に乗れたのだけど、なんで特急列車のダイヤに後続の普通列車が追いつけるんだろう。って、まだフランクフルトに着いていないので、本当に追いつけるかも分かってないのですが。そもそも、コットブスに行くのにフランクフルト経由って、随分遠回りなんじゃないの?東京から高崎に行くのに、八王子経由で八高線で行くようなイメージなんだけど。あと、フランクフルトで乗り換えてワルシャワに行くというのは、東京から沼津まで東海道線で行って、そこで寝台特急「瀬戸」に乗り換えるようなイメージだ。こういうのって、普通のドイツ人でもすぐ分かるのかな?鉄道が普及している日本人でも難しいような気がするんだが。

などと考えているうちにフランクフルトに着いた。フランクフルトといってもオデールの方でマインの方ではない。ホームの隣にしっかりとワルシャワ行きの列車が待っていた。ということで、無事に乗ることができた。一応、指定席を確保しているのだが、そのまま指定の状況になっているのだろうか。まあ、これもそのうちすぐに分かる。

ワルシャワ行きの列車はがら空き。多くの人が旅行をキャンセルしたと思われる。私は3人掛けの真ん中、後ろ向きというほぼ最悪の席であったが、それは、これがほぼ満席であった、ということを暗示している。ちなみに指定席はそのまま有効であった。6人掛けのボックス・シートに私とアゼルバイジャンからの若者の二人だけ。

ワルシャワまでは5時間30分かかるのと到着時間で19時30分と遅いので、食堂車で食事をする。ポーランドの列車の食堂車はどうもキッチンがついているようで、そこで調理をするので美味いのだ、という情報をドイツの知人から聞いたからだ。果たして、鶏料理を注文したが、なかなか悪くなかった。いや、食堂車ということを考えると、相当美味しいかもしれない。ビールを呑んでほろ酔い気分になって、アベルバイジャンの若者と話をしていたらワルシャワに無事、到着した。時間通りである。

ワルシャワには以前、2009年に当時、住んでいたデュッセルドルフから夜行列車で向かおうとしたことがある。そして中央駅で列車を待っている時、ちょっとホームにある時刻表をみていた瞬間に、スーツケースが消えていた。まさに「マジック」という感じであった。それで、もうその時はワルシャワに行くのは断念して、真夜中に警察署に行って盗難届を出したという苦い思い出がある。スーツケースの中には、交換用のレンズが入っていた。あと、スーツケース自体がいい値段をした。ということで、なかなか縁のないワルシャワであるが、今回も列車が運行中止になった時は「またか!」と思わせられた。ただし、ホテルのキャンセル料がかかるので、本当、頑張って行くようにしてよかった。

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