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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 [映画批評]

インディアナ・ジョーンズ・シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観る。基本、手に汗握るハラハラ場面の連続であり、ストーリー自体は荒唐無稽である。まあ、ジェット・コースターに乗っているかのようなスリリングな経験はできるが、ジェット・コースター以上の文学的作品性とか芸術的な作品性があるかというと、ちょっとどうかなとは思う。そういうスリルを楽しみたい人にはうってつけの娯楽映画であると思うし、ディズニーランドとかのジェット・コースター系のライドが好きな人には面白いであろう。私は結構、そういうのが好きなので、そういう意味では楽しめたが、まあスター・ウォーズと同様の純粋なエンタテイメント作品である。観なくても人生、損しないかなと思ったりもする。ただ、ナチスが蛇蝎の如く、嫌われている描写は興味深く思った。現状の状況が続くと、今のロシアもナチスと同様に相当、将来は嫌われた存在になるかもしれないな、と思ったりした。

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