SSブログ

ハノイに来てアホなタクシーにストレスを覚える [地球探訪記]

ハノイに来た。ベトナムはホーチミンには二回ほど行ったことがあるが、ハノイは初めてだ。二回ほど来たが、二回ともまだ会社員時代の時だったから20年以上も前の話である。まず、ハノイの国際空港がとても近代的だったので驚いた。随分と、前回のベトナム訪問からベトナムも発展したのかなという印象を受ける。ホテルは空港のそばのを予約したつもりだったが、どうも3キロメートルは離れている。3キロの夜道は日本でも歩きたくない。ということで、タクシーで行くことにする。
 ベトナムのタクシーは20年前の感覚だと油断できない。空港でそのまま拾うとろくなことが起きない予感がするし、もう22時を回っているので、そういうトラブルは勘弁だ。ということで、空港のトラベル・センターのようなところに手配してもらい前払いのタクシーに乗ることにした。割高だが、保険のようなものだ。
 ということで、タクシーに乗ってホテルに向かったのだが、このタクシー運転手は酷かった。まず、全然、違うホテルに連れて行って、「ここだ」と言う。3キロどころか300メートルも走っていない。こちらは、またグーグル・マップで武装しているので、「全然、違う」といってグーグル・マップを示す。さて、ここで多くの日本人はこれで問題が解決したのだろうと思うだろうが、そうは問屋が卸さない。というのは、こちらのタクシー運転手は地図が読めない。ということを、私は若い時にクアラルンプールのタクシー運転手に都市の地図を書かせた研究をしたことがあるので知っているのだ。その調査から30年ぐらいは経つが、やはり彼も地図は読めなかった。したがって、Uターンして真っ直ぐ、と英語で説明するのだが、当然、英語は通じないので、身振り手振りで教える。この運転手はあまり納得できなかったようで、やたら電話をしたのだが、なんかホテルの名前は通じたので、どうにかたどり着くことができた。結構、ストレスを覚えて、怒りをぶつけたいのを我慢できた。まあ、怒るとこちらもダメージを受けるので。
 さて、ホテルはなんか場末のラブホテルのようなところだった。クーラーもなく、なんだかなあ、という感じである。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0