SSブログ

イスラム国の人質の件は、日本がいかに外交音痴であるかを露呈させている [グローバルな問題]

イスラム国の人質の件は、日本がいかに外交音痴であるかを露呈させた。そもそも、湯川さんが人質になったのが8月。それから何の救出活動をすることもなく、今年1月17日にイスラム国を大いに刺激するスピーチを安倍総理が日エジプト経済合同委員会にてする。日本語でも十分、刺激的であったが、さらに英語訳はより攻撃的な内容となっていた。人質を取っている側からすれば、そりゃあ怒るでしょう。少なくとも、怒る理由を与えてしまったことは残念である。人質がいなければ、そういうことを言っても、将来的には危害を被るかもしれないが、その因果関係はうやむやになるだろう。しかし、人質を取った後にこういうスピーチをぶったのは賢明ではない。というか、そもそも何でわざわざ決意表明のようなスピーチをする必要があったのだろうか。黙って支援だけしていればいいじゃないか。支援していることを公に表明するというのは、ある意味では、見殺しにすると宣言したようなものじゃあないか。まあ、そういうことも計算に入っていたのかもしれないが、どちらにしろ冷血か外交音痴のまぬけかのどちらかである。
nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1