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今週末は次女の中学受験日である [中学受験]

 今週末にはいよいよ次女の中学受験日となる。心配だが、私は病院に入院中なので、家内を通じた遠隔指導を試みている。しかし、11月からスパルタ塾に行った次女は急に素直でなくなったので、そこらへん歯痒い思いをしている。
 さて、入学試験で何より重視しなくてはならないのはコンディションである。私は大学受験ではこれで失敗した。試験前1ヶ月からプレッシャーからか、やる気をなくし、当日は案の定、失敗をしてしまった。実は長女もこれで失敗している。長女はサピックスというこれもまた受験塾に小五と小六の時に通っていたのだが、いつの間にか志望校に合格するよりかは、塾の上のクラスに行くことが目標になってしまい、塾の授業が終わり、試験日までの二週間、目標を失い、虚ろな状態になってしまっていた。第一志望が桜陰という超難関校であったこともあったが、そこに落ちただけでなく、第二志望の国立にも落ちた。今の学校に通ったのは、あまり行きたくなかったからリラックスをして受けられたからとの説もある。
 まあ、このような失敗をしたため、私は仮面浪人をしながら受験するという戦略を立てた。というのは、どうせ塾とかに通っても前半はいい成績を維持しても後半で失速したら無意味であると思ったからだ。基本的に合格する実力はほぼついている。ただ、重要なのは試験日における微分値がプラスであることだ。ここがマイナスだと受かるものも落ちてしまう。ということで、私は仮面浪人をして第二外国語のフランス語なども勉強し、ときたま酒の席にもつきあい、麻雀には付き合わなかったが、夏休みの体育の授業である登山なども行き、半分、大学生活を楽しんでいた。したがって受験生ではあっても随分と気晴らしにはなった。落ちても、そのまま残ればいいという気分でもあった。ただし、もちろんいいことばかりではない。共通一次の前日に苦手の化学実験などがあって一人夜の10時まで残されてやらされた時は、「これは落ちた」と思わされたりもした。この時は神様の怒りに触れたのではと思ったくらいである。
 さて、しかしこの大学における必修科目である第二外国語などの定期試験が終わってからの1ヶ月ぐらいは猛勉強をした。しかも、規則正しい生活を維持させて、試験時間にきっちりと頭が働くように工夫をした。当日は、前年に引き続き、数学で失敗をしたが、他が補ってくれたのか、合格することができた。
 そのような自分の経験と長女の経験があるため、今、次女は小学校に行くのは止めさせ、朝9時から試験と同時刻に過去問を解かせている。これを試験日である今週の土曜日まで続けさせるつもりである。
 次女は何しろスタートが遅いので、暗記科目、漢字などもまだ完成からはほど遠い。あと二ヶ月あれば間に合ったかもしれないが、今更悔やんでもしょうがない。こういう状況下では、穴である暗記科目を覚えさせたいと焦るが、それでも10月からこれまでの4ヶ月に学習したことをしっかりと発揮させる訓練をさせた方がベターである。午後には塾に通わせている。
 あと何より気をつけなくてはならないのは風邪である。体調管理と時間管理。この二つが試験の合否を分かつ大きな要因になると思われる。
 それにしても、勉強し始めるのが遅い。あと二ヶ月早く本気モードになってくれればよかったのにと思わずにはいられない。しかし、まあ無理矢理勉強させることもできなかったし、本人がやる気になったのでスパルタ塾に入れたり、こちらもいろいろと考えるようになったりしたので、まあ致し方ない。
 本気モードに本人がなることが、合格するうえでの一番の近道であるからだ。

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