ブラジリアにある国会図書館は、もう４年ほど文献の閲覧ができないようだ [グローバルな問題]
ブラジリアにある国会図書館。オスカー・ニーマイヤーのカトリック大聖堂のすぐそばにある。この国会図書館を訪れた。その前に、ブラジリア大学の図書館を訪れたのだが、なんと大学がストライキ中だったので入ることが出来なかったから代わりに訪れたのである。さて、国会図書館は開館していた。しかし、開館しているのは勉強室だけであり、図書を閲覧することは出来ないことが分かった。そして、これはもう４年間も続いているような状況なのだそうだ。来月には閲覧できるようになるかも、と受付の女性は言っていたが、おそらく、いつ来ても、そのように回答するのではないだろうか。どうして閲覧できないのか、と聞いてもその理由はよく分からなかった。しかし、どうもこの国会図書館は裁判で訴えられているそうなのだ。その理由もよく分からなかったが、何が起きているのだろうか。というか、ブラジリアの首都のど真ん中につくられた国会図書館が、そんな状況にあるのは、むしろ恥を世界に晒しているようなものなので、いっそのこと閉館した方がいいのではないか、と余計な御世話だけと思ったりする。
