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増田明美の奇々怪々なエネルギー論 [原発問題]

増田明美という女性長距離ランナーがいる。私と同じ学年で、成田高校時代は天才ランナーとして結構、注目されていた。1984年のロス五輪にも出場している。さて、この彼女が、エネルギーに関して、奇々怪々なコメントを出している。

http://www.iza.ne.jp/event/energy/006.html

「再生可能エネルギーは完全にクリーンとはいえないと聞きます」
「火力発電所を見学したのはちょうど原発が停止しているときだったので、いかにも老体にむち打っているように見えました」
「九州電力の玄海原発は、発電所の廃熱を利用してランの花を栽培する温室もありました。栽培に携わっている地元の方の雇用を生み出しているともいえます」
「震災後、街を歩いても節電のため夜はネオンなどが消えているので非常に暗く、昔に戻ったようです。私個人としては、むしろ風流でいいと思うこともありますが、ビジネスの世界にいる友人と話すと、それは『自分のことしか考えていない』といわれます」
「菅直人前首相は脱原発を掲げましたが、野田佳彦首相はもっと現実的に考えているようにみえます」

この偽善的な言い方に虫ずが走るのは私だけではあるまい。「聞きます」、「いわれます」、「みえます」って自分の意見をいいつつ、客観的であるという印象を与えるような言い回しの嫌らしさ。なんなんだ、この人は。というか、いくら貰えるんだろう、こういうことを言うと。まあ、産経新聞系なので怪しさがあまりにもプンプンするが、本当、エセ学者よりも、こういう素人が優等生的な国民代表として発言することの方が質が悪いと私は思う。私は、個人的に一度も、増田明美を応援しようと思ったことがなかったが、それはこういう偽善的で人を見下すような気質を感じ取っていたのかもしれない。

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