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51歳の誕生日に未踏の和歌山県を訪れ、47都道府県すべてを訪れたことになった [都市デザイン]

51歳の誕生日に大阪に一人でいる。昨日、大阪で会議があり、今日、大阪にあるプロジェクトの視察と撮影を考えていたのだが、なんと火曜日なのに振替休日になっており、結局、視察と撮影を7日に延ばしたためである。さて、この空いた大阪の一日で何をすべきか。そこで私が思いついたのは和歌山市への訪問である。なぜなら、私はこれまで全国津津浦々、いろいろと訪れたが、和歌山県だけが未踏の地であったからだ。

和歌山県以外に訪れたことのなかったのは島根県と鳥取県であったが、これは3年前に訪れていたので残るのは和歌山県だけという状況であった。ということもあり、大阪から小一時間ぐらいで行けるだろうということで和歌山市に南海鉄道で行くことにした。510円の追加料金を支払い、特急サザンに乗ると、1時間弱で天下茶屋から和歌山市駅まで行くことができる。

和歌山市駅に着いて何をするか。とりあえず、ちょっとまちをぶらぶらして、和歌山ラーメンを食べることにした。休みということもあり、和歌山ラーメンの店は13時を過ぎていたにも関わらず、12人待ちであった。その後、和歌山城まで行く。和歌山城は、この都市の象徴として極めてふさわしい立派なものであった。そして、ぶらくり丁という商店街を行く。県庁所在都市とは思えないほどの衰退した商店街であった。その後、和歌山ラーメンの象徴ともいえる井出商店に訪れ、さっきラーメンを食べてから3時間もしていないのにまたもや食べる。ここは16時過ぎという、もっとも食堂に客がいない時間帯であったにも関わらず8人ほどの行列ができていた。ちなみに、この井出商店のラーメンはそれほど美味しくなかった。この後、和歌山駅に行き、JRで大阪に向かう。

和歌山は本当、商業的な機能がほとんどない、ゴースト・タウンのような都市ではあったが、一方で和歌山城やけやき通りなどの立派な公共空間もあったりして、しっかりとした都市政策で状況も少しは改善できるのではないかとの印象も持ったりもした。必要なのは「都市の鍼治療」であろう。

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