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神宮球場にヤクルト・巨人戦を12年以上ぶりに観に行く [スポーツ]

 神宮球場にヤクルト・巨人戦をゼミの卒業生と観に行く。日本のプロ野球を観るのは社会人が最後であったから、おそらく12年以上ぶりだ。最後に観たのは、長女と西武球場で観た西武戦だったと思う。西武園に遊びに行って、ちょっと観ようかと入ったのであった。ゲームの内容はそれほど覚えていない。私は文化人類学者のような目で試合を観ていたような気がする。
 神宮球場に来るのはおそらく2回目である。社会人になったばかりの頃、中日ファンの先輩2人にヤクルト・中日戦に連れて行かれた。ちょっと楽しめたと思う。ビールを飲む環境としてはビアガーデンと同じくらい好きだ。
 ということで、ゼミの卒業生と飲むのに、私の方が神宮球場に行くことを誘った。ビールはエビスの生ビールとかがあったり、つまみもケンタッキーの唐揚げのようなものもあったりして、まあまあ楽しめた。
 さて、しかし私はこのプロ野球の試合をそれほど楽しめなかった。ゼミの卒業生がトイレで席を立った時は、思わずコンピューターを開いて仕事をし始めてしまったくらいである。どうしても退屈してしまうのである。この退屈というか、イニングでの交代、ピッチャーが球を投げる時の間・・こういうものが耐えられないのである。よほどせっかちなのかもしれない。また、日頃観るスポーツがNBAなので、あの目が離せないペースに慣れているからかもしれない。
 試合は8回裏にヤクルトが5−3から4点取って5−7と逆転するも、9回裏に3点取られて再逆転。しかし、9回裏ツーアウトからバレンティンが起死回生のホームランで同点。ここで、私はもういいかなと旨い日本酒を飲みに卒業生と球場を後にするのだが、その後、やはりヤクルトは救援陣が打たれて負けた。私は巨人ファンが喜ぶ姿を見なくて済んだのがせめてもの救いだが、ある意味で、こんなエキサイティングなシーソー・ゲームでも白けてしまうので、本当、野球観戦に向いていない人間なのだな、と思ったりする。
 といいつつ、野球場はビールを飲むにはとてもいい環境でもあるな、と改めて確認した。プロ野球の試合はあくまでビールのつまみ程度にエンジョイできるといいと思うのだが、周りが興奮しているので、なかなかそこが難しいところだ。

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