SSブログ

イギリスの列車でうるさい子供にじっと堪えるイギリス人 [グローバルな問題]

ロンドンのキングス・クロス駅を正午に経つイースト・コースト号に乗ってニューキャッスルへと向かう。ニューキャッスルは通ったことがあるが、街で降りるのは初めてである。さて、この列車はなんとディーゼル車であった。ちょっと驚きである。線路は電化されているので、電化されている区間だけでも電車で運行すればいいのだが、ここらへんはどうなっているのだろう。ちょっと不思議だ。チケット代はオフ・ピーク・スペシャルのエニタイムで121ユーロ。往復でもほとんど割引はない。オフ・ピーク・スペシャルだとほぼ2割引。これは出発時間によって規定され、9時ちょっと過ぎから15時前ぐらいまでにロンドンを出発すれば大丈夫のようである。

さて、列車は定刻通り出発し、15分だけなら無料のインターネットも整備されており、なかなか快適だ。とはいえ、ドイツのICEの二等車と比べてもアメニティなどは随分と落ちるが、それでも悪くはない。しかし、後ろのムスリム系の男の子たちが絶えず、奇声をあげているのがとても迷惑である。私も子供がいるので、基本的には子供のこのようにはしゃぐのは親に同情することはあっても非難するような気持ちには滅多にならないのだが、流石に今回は声の大きさなどから酷いものがある。しかし、母親は全然、躾をしない。これは文化の違いなのかもしれないが、本当に迷惑だ。されに興味深いのは、周囲の反応で、皆、我慢している。ドイツであったら絶対、誰かが注意をしているであろう。じっと嫌な顔をしつつも、周囲は我慢している。これは、どういう文化なのだろうか。私が一番、最初に注意をしそうな予感がする。それも何か。イギリス的にはKYかもしれないとも考え、飛行機で寝られるように持参しているが、ほとんど使ってない耳栓をした。少しは、状況はよくなったが、それにしても、なんでみんな我慢をしているのであろうか。不思議である。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0