SSブログ

ウォリアーズ対スパーズのプレイオフ・シリーズは目が離せない [スポーツ]

NBAリーグパスというインターネット・サービスがある。約70ドルで年間のNBAの試合がすべてインターネットで見れるという破格の商品だ。これを購入して、ウォリアーズのプレイオフの試合を観ている。第1ラウンドでは流石に負けるだろうと思っていたら、なんと勝利して第2ラウンドに進出してくれたので、とても得した気分だ。さて、ホームでの第三試合を一昨日、落とし、しかもカリーが足首を捻挫したので、こりゃあ厳しいなと覚悟していたら、なんと第四試合をものにした。2勝2敗だ。ホームコート・アドバンテージのあるスパーズが有利なのは変わらないが、第六試合にもう一度ホームゲームがあることを考えると、第七試合までもつれるのではないかとも思う。

それにしても、このシリーズは圧倒的に面白い。第一試合、試合終了まで残り4分ちょっとで16点差を同点にされたのはNBA史上初めてのことであった。この試合は第二オーバータイムにまでもつれるが、結局、試合を落とした。一部のマスコミは、これは若いチームにとっては致命的であろうと指摘されたが、オシム監督の教えを学んでいる私はそうは思わなかった。勝ちより価値のある負けというものがあるのだ。案の定、ウォリアーズは敵地で第二戦をものにする。第三戦はパーカーの猛攻撃と、ダニー・グリーンにカリーを守らせるというパパビッチ・コーチの戦略が嵌り、ホーム試合を落とすことになるが、この第四戦で再びシリーズをタイにした。この試合は、第一クォーターこそトンプソンのシュートが決まるが、その後は外してばかり。さらには、カリーも本調子ではなかったのだが、そこで26点と最大得点をするのがルーキーのバーンズであった。なんだなんだ、この強さは。

デンバーのシリーズもそうだったが、スパーズ戦の戦いぶりも素晴らしい。ウォリアーズのファンを20年以上、というかちょうど20年しているが、ようやく報われた(バロン・デービス率いた2007年のウォリアーズもよかったが、今年のウォリアーズの方がチームとしての結束もあるし、若いチームであるのでより報われた感が強い)。まるで、毎試合、あのスポーツ漫画の金字塔『スラムダンク』の名試合を現在進行形で見れているような気分になる。I Love this game.
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0