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経済学者である林周二東大教授が提唱した「大衆の浪費を刺激する10の戦略」 [サステイナブルな問題]

東京大学名誉教授である経済学者の林周二先生が1962年の中公新書から出した「流通革命」において提唱した「大衆の浪費を刺激する10の戦略」をここで紹介したい。

1)捨てさせる(100円ライターや1000円時計など)
2)無駄使いさせる(大きめの角砂糖やちょっと押しただけでスーッと出て、もとに戻らないエアゾール式容器など)
3)贈り物にさせる(ヴァレンタインデーセールや父の日セールなど)
4)蓄えさせる(洋酒ビンや全集本など)
5)抱き合わせ商品にする(カメラの速写ケースなど)
6)きっかけを与える(読書週間や虫歯予防デーなど)
7)単能化させる(専用ビタミン剤や、七色ウィークパンティなど)
8)セカンドとして持たせる(セカンドハウスやセカンドカーなど)
9)予備を持たせる(タイヤ、電球などのスペア性のものやフィルムなどストック性のもの)
10)旧式にさせる(まだ使えても旧式だと思わせる)

消費者支配のための、これはマニュアルであるのだな。なかなか恐ろしい。
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