SSブログ

「みんなで決めよう「原発」国民投票」に早速、牽制球を政治家が投げ始めた [原発問題]

 「みんなで決めよう「原発」国民投票」で、東京都の条例案の提出に必要な署名数が集まった。一時期は、この数字に届かないかもしれないと心配していたので、まずは数字が集まって何よりである。
 しかし、このことに関して、政治家達は牽制球を早速、投げ始めている。自民党が一番、積極的だが民主党も似たようなものだ。原発が稼働しないと、電気代が上がるとか、電気が不足するとか述べているのだ。まるで、原発の国民投票が実現されると、原発稼働が否決されるとでも思っているかのごときの被害妄想ぶりである。この条例は、ただ国民投票にしましょう、と言っているだけで、そこで原発に賛成する人達は、賛成だと意思表明するだけのことである。国民投票をして、その結果、原発が支持されたら、それは国民の責任であろう。現在は、そのような意思表示をする機会を与えられていないことに、多くの都民がフラストレーションを抱いているのである。正々堂々とその是非を議論し、考える機会を与えてもらいたいだけである。
 逆に、これだけ牽制球を投げると、何か相当、都合が悪いことを隠しているのではないか、と穿ってしまう。などと考えながら、東京駅周辺を歩いていると、そこはクリスマス・ツリーのように街路樹がイルミネーションで飾られていた。もう多くの店が閉店しているのに、夜を装飾するだけの目的でこのように電気を浪費しているのに、電気が不足すると主張していることは、まったく笑えない冗談だな、と思う。電気が不足しているのは、電気を無駄遣いしているからだ。電気代が原発で上がるなどと抜かしていると、原発の被害額をすべて東京電力に押しつけるべきだ。電気代を上げる前に、企業として経営破綻するであろう。

nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1