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原発事故の後に甲状腺機能低下!群馬の院長調査 [原発問題]

ちょっと昔の読売新聞(11月23日)から以下、引用。

東京電力福島第一原発事故後、群馬県内で甲状腺疾患のある患者に、甲状腺機能低下傾向がみられると、宮下和也・宮下クリニック院長(同県高崎市)が22日、大阪市で開かれた日本甲状腺学会で発表した。

宮下院長は、同クリニックの患者のうち、甲状腺機能が正常な状態で安定し、薬の中断や変更がなく、ヨウ素の過剰摂取や妊娠・出産、花粉症など甲状腺機能に影響する他の要員もない1175人について、事故前と事故3か月以内の甲状腺ホルモン「フリーT4」と甲状腺刺激ホルモン「TSH」の変化を調べた。

その結果、939人(80%)で、フリーT4が低下し、低下を補うために分泌されるTSHは上昇した。フリーT4の平均値は1.37から0.92へと平常下限まで低下、TSHの平均値は1.5から5.2と、正常上限の4を上回った。

宮下院長によると、甲状腺機能の低下は、気力の低下や疲れやすさなどを招くが、甲状腺がんの発症に結びつくものではない。「被曝量がわからないため、原発事故との関連は不明」と話している。

引用終わり。

「被曝量がわからないため、原発事故との関連は不明」とは、うまい言い訳だ。原発事故との関連はあるに決まっているじゃあないか。さて、これからどんどん、フクシマ原発の被害の状況が顕在化していく。福島の米なんかで驚いている場合じゃあないぞ。次は、人間だ。そういう私も、そして家族も当然、危険に晒されている。
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