SSブログ

アメリカ人は飛行機の離発着時に携帯の電源を消さない [グローバルな問題]

アメリカン航空をボストンからニューヨーク、ニューヨークからロスアンジェルスに乗る。ボストンの便では、隣の比較的、インテリっぽいがふくよかな中年女性が、携帯や電機器類のスイッチを落とすことをアナウンスされているにも関わらず、携帯でメイルを読んでいた。あまりにスイッチを落とさないので、「携帯のスイッチを落とさないんですか」と聞くと、「今、切るところよ」と逆ギレした。本当かよ、と思ったが、流石に気まずくなってくれたようで、しばらくして切ってくれた。しかし、通路向こうのおじさんはつけたままであった。それは、さすがに放っておいたが、なんかいらいらとさせられる。

さて、ニューヨークからロスアンジェルスへのフライトでは、通路向こうのジュリア・ロバーツのような美人の女性が、離陸のアナウンスがあったにも関わらず、携帯を読んでいた。フライト・アテンダントが注意をしたが、それも無視していた。鞄に入れたが、フライト・アテンダントがいなくなったらまた取り出して見始めた。私は通路を挟んでいたことと、もうどうでもいいか、という気分になり、それを無視した。この女性は、着陸時にもアナウンスを無視して、キンドルをずっと読んでいた。私は前から電子書籍があまり好きではなかったのだが、これを見て、なんてバカらしい本もどきであると思ったものである。私は本を読んでいた。本を読むのにエネルギーを浪費するのは、よく考えればおそろしくバカげたことだ。

さて、それはともかく、前から知っていたことだが、本当にアメリカ人はルールを守らない奴らだと思う。特にドイツで生活した後だと、このアメリカ人のルールの守らない点が気になる。ドイツ人はルールを守るからだ。アメリカ人は、ルールを破っても裁判で負けなければいいというような考えがあるのだろうか。日本人は、まだそれでも共同意識を維持しようとする柔らな協調性があるが、このアメリカでは弱肉強食のルールが優先するために、本当、メチャクチャだなと思う。この国では原発事故が起きるな、と思う。

nice!(0) 

nice! 0