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駒沢公園のサイクリング・レーンを走り、公共空間を利用するマナーが日本人はなっていないなと痛感する [都市デザイン]

駒沢公園のサイクリング・レーンを走る。私は中学から高校にかけて、駒沢公園のそばに住んでいたので、当時、たまに利用していたりしたが、その時と比べると遙かに多くの人が利用している。このような公共空間の需要の高さを知ると同時に、その一方で供給が少ないのだなということを感じる。経済力に比して、公共空間がまったく貧相な我が国の状況を反映していると思われる。

さて、このサイクリング・レーンだが、一方通行であるにも関わらず逆走して走ったり、歩いたりしている人達が本当に多い。おそらく、確信犯ではなく、サイクリング・レーンは自転車が走るところであることや、一方通行であることを知らないだけなのかもしれないが、どちらにしろ、そういう交通法規というか交通マナーがなっていないな、と思わせられる。そもそも、車道を走っている自転車に警察官が歩道を走れ、と道路交通法に違反するような指示をする国である。まあ、そこらへんは本当に適当なのだが、ドイツに住んでいた私としては、猛烈に違和感を覚えるのだ。ドイツにおいて、サイクリング・レーンを歩いていたり、サイクリング・レーンに立ち止まっていると、怒鳴られたり、自転車でわざと追突されたりもする。追突されても、お前が悪い、と怒られておしまいだ。私はフライブルグで中年女性に自転車でぶつけられて、その後、サイクリング・レーンに突っ立っているな、と怒鳴られたことがある。ちょっと人間として酷いことをするなと思ったりしたが、まあ、しかし、これは交通法規を守っていなかった私が悪い。

自転車も歩道を平気で走ったりしているが、一方でサイクリング・レーンを歩行者が歩くのはマナー違反であることなどは、もっと啓蒙して周知を図ることが必要であると痛感した。

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