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マレーシア航空をキャンセルしようとしているのだが出来ない [グローバルな問題]

東北沖大地震の翌日にマレーシア航空で成田からクアラルンプールに行くことになっていたのだが、予定の便は日程変更となった。日程変更となるのはいつかが不明であるので、その確認のためにマレーシア航空の成田空港のチェックイン・カウンターや成田空港に電話で連絡をし続けているのだが、まったく連絡が取れないか、取れても「ただいま、接客中なのでかけ直して下さい」と言われるかのどちらかである。もうこのチェックの取れないことにいらだち、キャンセルしようと決意する。しかし、チケットは当然、格安のエコノミーなのでキャンセルをしっかりしないとろくな目にあわない。とはいっても、連絡は取れない。もう怒り心頭に発しそうになった時、そうだ、マレーシアに電話をしようということに気づいた。国際電話代はもったいないがかけた。機械と1分くらい話したところ、あなたは10番目の客なので、10分ほど待ちます、と機械に言われる。もう切れそうになったところ、コールバック・サービスもあります、と言うので国際電話にもコールバック・サービスがあるか不明だったのだが電話番号を残しておくと、しばらく経ったら電話が鳴った。マレーシア航空からであった。ようやく人間と話すことができた。とりあえず、キャンセルしてくれ、と言ったら、しばらくいろいろと待たされた後、またかけ直すと言われる。しょうがないので電話の前で待っているがまったくベルが鳴らない。しょうがないので、また電話をする。機械と話して、今度は17番目の客だと言われる。前回と同じように、コールバック・サービスをすると、またしばらくして電話がかかってきた。なんか、同じオペレーターのようであったが、同じプロシージャーをこなすとキャンセルしてもらえることになった。その代わり手数料は15000円。高いとは思うが、これは格安チケットを買った私のペナルティーでもあるので引くことにする。しかし、その残り分を取り戻すためにはマレーシア航空の事業所に行かなくてはならないと言う。メチャクチャ面倒臭いなあ。あなたの会社が勝手に飛行機を延期したのに、そこまでさせるのか、と言おうとしたが、そのようないい気な気分になるのは日本の世界一のサービスに馴れてしまっているせいだ、とドイツで生活した私は考え直して受け入れることにした。しかし、まあ、安いということはそれだけ犠牲にしなくてはならないことも多いということである。安かろう悪かろうである。しかし、某東京大学の某経済学部の某先生は、このマレーシアに日本が経済力で負けるとか平気で朝日新聞で述べていたからなあ。どのように捉えることができたら、そんなことが考えられるのであろうか。改めて不思議である。私が少しでも金があれば、もし日系の航空会社が同じルートを飛んでいれば、マレーシア航空の2倍までは金を出すね。

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