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ドイツの夏休み期間は州ごとにローテーションするので毎年、変わる [ドイツ便り]

ドイツに到着して1日目。これから約1年間、この国に住むことになる。フランクフルト空港を経由してデュッセルドルフ空港に降り立つと、友人のフランクが迎えに来てくれていた。彼の車で、彼のドルトムントの家まで行く。住まいを探すまでここに居候させてもらうことになる。さて、時差もきついので近くのレストランで食事をして今日は休もうということになったのだが、その食事で驚きの事実を知った。それは、ドイツの夏休みの期間は州ごとに違うということと、またその夏休みの期間がローテーションで変わるのでいつが夏休みかははっきりと分からないということだ。これは、夏休みを集中させると渋滞や観光地のピーク需要が高まって非効率だからということが理由らしいが、それにしても、そのプラクティカルな考えに驚く。それと同時に、季節感的なものが多少、日本人に比べて不足しているのかなとも推察する。そもそも日本と違って夏はそんなに暑くならないので、夏は勉強どころじゃない、という日本とは夏休みに対する期待がそんなに高くないのかもしれない。しかし、この夏休みのローテーションのシステムだが、唯一、除外されている州がある。バイエルン州である。バイエルン州はいつも7月〜8月にかけて夏休みらしいのだが、これは同州が観光地であるからだそうだ。要するに海外からの観光客が多く来る夏休み期間は、このバイエルン州でも夏休みにするらしい。ちょっと、ここらへんの背景はまだ理解できていないが、観光客がどどっと来て鬱陶しいので自分たちは町から抜け出すということか。まあ、いきなり驚いた次第である。しばらくは、こういう驚きが続くのかな、と思う。ということでブログ・ネタもドイツ発信というものが増えると思いますが、これからも宜しくお願いします。


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