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世の中に品格を問う品のなさ(坂東眞理子の本が今年のベストセラー7位と8位になったことを考える) [その他]

坂東眞理子の「女性の品格」と「親の品格」が今年のベストセラーの7位と8位になった。坂東眞理子は昭和女子大学学長で、ながらく総理府などに務めたキャリア官僚である。それにしても、この坂東さんは、キャリア官僚時代に、おそろしい数の本を出版している。24冊。私のキャリア官僚のイメージは、相当忙しい。とても本をそんなペースで出す余裕はない。口述筆記で出しているのかもしれないが、仕事をしっかりとしていないのかもしれない。とはいえ、官僚時代は男女雇用機会均等法などをつくることに貢献したそうだ。ふうむ、不可思議である。この方、随分と自己主張などが好きなようで、埼玉県知事の選挙に出て落選したりした過去もある。本をこれだけ出しているが、それの多くは政策の理解を国民に訴えるという本とよりかは、ハウ・ツー本で金儲けが目的であるようなものがほとんどであるのは、国民の税金から給料をもらっていた立場を考えると「品格はない」と非難されてもしょうがないでしょう。埼玉県知事の選挙に出る、というのも品格のある方がやられる行動なのか。いや、別に出るのはいいけど、品格本を出すような人が知事選に出る、ということに違和感を覚えるのは私だけではあるまい。

「世の中に 品格を問う 品のなさ」
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