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丹沢山への道のりは遠い [日本百名山]

休日の前日である11月22日、前日に天気予報がいいことを確認し、丹沢山への日帰り登山にチャレンジすることにした。ちょうど2年前にも丹沢山の日帰りにチャレンジした。2年前は菩提峠から表尾根で登ろうとして、塔の岳で挫折した。ということで、今回は最短距離である戸沢山荘から天神尾根で登ることにした。東名高速道路を走っている時は、晴天で富士山もはっきりと見える。これは、期待できる。
 さて、しかし、朝、家を出たのが遅く、6時に登山口を出発したかったのに到着したのは7時30分に到着してしまった。この1時間30分はイタい。戸沢山荘からは1時間10分ぐらいで大倉尾根に着くのであるが、この道は厳しかった。まず、ルートが分かりにくい。そして、植林の杉の森は、地面も貧相でさらに急坂である。こんなにつまらない登山道も珍しい。ここは試練だと思い、我慢して登っていく。大倉尾根との合流点、茅場平に着いた時はコースタイムより20分ほど遅かった。茅場平の標高は1128メートルである。そこからも階段で登るような坂が続く。結構、腿に来る。花立山荘に到着したのは10時前。花立山荘での休みを挟み、塔の岳に向かう。塔の岳には10時30分に到着する。家を出た時は素晴らしい晴天で会ったのだが、塔の岳に着いた時には雲が出始め、富士山の展望も得られなかった。一昨年のまったく同じだ。ここから丹沢山の往復はコースタイムで3時間。今日は、コースタイムより時間がかかると考えると、戻ってくるのは14時。日が暮れるのが早いことを考えると最低でも15時30分までには駐車場に戻らないと行けないこと、さらには天気が悪いことで、ここはリスクを取らずに再び断念して塔の岳で帰路につくことにした。
 帰りも最短距離ということで、つまらない天神尾根を下る。まあ、いろいろと文句は言ったが、それでも相模湾と大島の展望は素晴らしい。この展望は、丹沢山を登るときのご褒美である。

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<天神尾根は道は分かりにくく、急坂で、しかも杉林で登山していても楽しくない>

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<天神尾根の説明!これは降りたくない>

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<天神尾根を抜けても坂道は続く>

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<二年前と同様に塔の岳から富士山は展望できなかった>

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<霧の中に映える梅の桃色>

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<丹沢からの相模湾の展望は素晴らしい>

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<下山途中で現れた黒い雲。丹沢山を断念してよかったと思う>

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