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イギリスというかスコットランドの鉄道でマイナーな駅で乗り換えようとしたら、結局、グラスゴーに行けと言われる [地球探訪記]

グラスゴーの南にあるニューラナークを訪れた。さて、次の行き先はマンチェスターなので、グラスゴーまで行くのも面倒くさいので、途中の特急停車駅であるマザーウェルという町で降りる。いや、別に電車でグラスゴーまで行ってもおそらく電車には間に合うのだろうが、列車内の検札で、なぜマンチェスターに行くのに反対方向のグラスゴーに乗っているのだ、などと難癖をつけられるのが嫌だったからである。もちろん、グラスゴー始発だと座れる確率が高くなるので、これはそれほど賢明ではなかったかもしれないが、コンピューターを充電したかったので降りた(そうして、こうやって喫茶店で充電をしながら、この記事を書いているわけです)。

さて、マザーウェルについたらホームが4つあるのだが、マンチェスター方面がどこに行くかは、列車予定表にも載ってなく(これはローカル線のみ載っている。おそらく、運営会社が異なるためであろう)、ちょっと途方に暮れたので駅員に尋ねてみた。さて、これが失敗の元であった。というか、駅員にこのような状況で尋ねることで失敗の元になるというのは、私の少ない経験でもスペインぐらいであり、まさかスコットランドでもそのような目に合うとは思わなかった。まあ、何があったかというと、彼は、ニューラナークからグラスゴーを経由しないでマンチェスターに行けるという行き方さえ想像できなかったようで、なんか私の切符を持っていろいろと周辺に尋ねたりしていたのだが、結局、「切符売り場のおじさんが忙しそうだったので、詳しくは聞けなかったので、とりあえずグラスゴーに行きなさい」と言ってきた。横にいたおじさんが、横やりを入れてくれて16:52のプレストン行きに乗ればいいんじゃないの、と言ってくれたが、まったく聞き耳を持たずにグラスゴーに行きなさいと言われる。

時間はちょうど16時であった。ここで一番早いグラスゴー行きは16時10分。ちょっとマザーウェルに52分に到着するプレストン行きに乗れるかどうかは非常に微妙である。また、やられたかと思ったが、自分で改札口に向かった。果たして、改札口のおじさんは忙しそうであったが、そのおじさんの上にあった電光掲示板では、「Preston 16:52 On Time Platform 1」と記されていた。何も、改札口のおじさんに確認しなくても、これだけで私でも状況は分かる。というか、私に対応してくれたおじさんは、本当にプロの駅員なのであろうか。逆に、どんな人生を歩んでいるのかと疑わせる。奥が深すぎるぞ、イギリス。

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