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生まれて初めてくらい、巨人が勝つことを応援している自分がいて驚く [スポーツ]

 私は江川事件以来、アンチ巨人を貫いている。江川は巨人に入る前に、一緒にキャッチボールをしたことがある。私が小学校6年生の頃だから1975年くらいか。江川が法政大学の時に、アメリカの大学選抜チームと試合をしにロスアンジェルスに来て、彼の世話人をしていた日本人がたまたま父親の知人だったので、彼の家に遊びに行った時、江川と会って、キャッチボールの相手をしてもらったのである。普通、こういう経験があると、死ぬまで江川ファンになったりすると思うのだが、私はどうも中学生とかの時、潔癖だったようで、「空白の一日」事件の破廉恥さは受け入れがたいものがあり、恩のある江川でもなんて卑怯な奴なんだ、と思い、それ以来、江川ともども巨人を嫌ってきたのである。
 そのようにアンチ巨人歴が長い私であるが、今回の巨人ー中日のクライマックス・シリーズでは、私は巨人を応援していることを自分で気づいて驚いてしまった。これは、私は中日が落合元監督にした仕打ちに対して憤慨していたからである。落合という監督としては、別格の器に対して、あたかも代替が可能だというような評価をして追放した中日の馬鹿さ加減が許せなかったからである。案の定、高木は監督としてはとても落合の足下にも及ばず、1994年のWinner takes allでの最終試合(いわゆる10.8決戦)で巨人に負けたという悪夢を再現させた。この時は長島監督が、槇原ー斎藤ー桑田と三本柱を投入したが、高木監督は先発の今中の後、切り札の山本を「温存」して、結局、巨人に点を入れられ、負けることになる。
 まあ、高木中日が負けたことで落合との違いがあからさまになって私は愉快なのである。それで、例え、巨人が日本シリーズに出ることになっても、中日が負けたことで溜飲を下げている自分がいるのである。とはいえ、今日のドラフトでは菅野を単独指名したりして、相変わらず汚い球団である。日本ハムに是非とも勝ってもらいたいと思う。
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